雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

就職氷河期

2010-11-17 21:32:00 | 雑想
昨日サウナで就職氷河期のニュースをやってましてね。ある家電店では、採用者を決めるために2週間ほどインターンシップを行い、仕事ぶりを見るのだそうですね。でもこれは「不合格者を見つける」のではなく「素質のある人を見つける」為のものだとか。なるほどなぁ。

確かに接客業とはコミュニケーション能力の問われる業種ですね。バーチャルなコミュニケーションに慣れた世代にとっては、かなりとっつきにくい業種かもしれません。よく即戦力、なんて聞きますけど、面接とテストだけでそれを求めるのは不可能。実際に仕事を体験させて素質を見いだし採用を決めるインターンシップは有効かもしれません。

当然仕事が終わった後には、その日にあった出来事や反省点を書かせて、担当の社員もアドバイスを記入する、という徹底ぶり。でもこれって、結構ハイレベルな事だね。働く方も雇う方も、ある意味双方生き残りに真剣な現れではないかと。それに比べてウチはどうなんでしょうね。

もう17年?以上前の話。就職して一年ほど、僕は辞めたくてしょうがなかった。というのも、当時札幌で内定をもらったのは10名程でしたが、大卒は僕一人。あとは全員高卒。いや、べつに高卒が悪い訳ではないのですが、まぁー、ヤンキー上がりが多かったこと。まぁ、ヤンキーが悪いという訳ではないのですがね。「この会社は何を基準に採用しているのだろう?」と、ずっと思ってましたね。確かに当時はバブルの最終局面で売り手市場でしたけど。

でもまぁ、自然淘汰はされる訳でして、高卒でも「何か」を持っている人は残りましたね。ただ、それを会社が生かしきれずに同期が退職していく姿を見るのは悲しかったです。うわ。久し振りに真面目な事書いてしまった。

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イントラネットを使えば一人の意見が全社へ共鳴できてしまう今、全社員の士気の向上を妨げるような発言は慎まなければいけないような、そんな風潮では会社の成長は望めないよなぁ。


コメント
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