さよなら、FILMニコン

ニコンよりＦ６とＦＭ１０を残してフイルムカメラから撤退、のニュース。かなり反響あるようで、お客様より問い合わせ多数。特にFM3Aの人気がここにきて上昇しているようで、社内で全国支店の在庫状況が検索出来る今、持ってる店に振り替え依頼の電話がひっきりなしだとか。

見切りの早いキヤノンがフイルムカメラ駆逐の先陣を切ると思ってたけど、以外やニコンが根をあげたか・・・。やはり財力の差、なんでしょうか。フイルムカメラの在庫持つだけでも爆弾に等しい昨今ですから。

フイルムカメラは今後、実用性よりも趣味性の強いアイテムになり、デジカメに飽きた人の数％がフイルムカメラに手を染め、そのまた数％が継続して趣味にハマる、という状況だと思う。

機械式腕時計とかアナログレコードと一緒のくくり。かな。

とはいえ、写真を作り出す手段がフイルムから記録メディアに移行しただけと我々は安心している訳ですが、デジカメから写真（実際手に取れるプリント状のもの、という意味）にする習慣を国民に植え付ける事が出来ないかぎり、この業界の未来、かなり曇天です。