雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

フイルムの行方

2006-01-28 01:52:08 | 写真・カメラ
カメラ業界 フィルム事業縮小…愛好家に波紋

ここ最近、毎日違うお客さんから「ほらニコンが・・」「コニカミノルタってさ・・」「フイルム無くなっちゃうの・・」なんていう会話が続いていまして、こちらも仕事ですから、

「いやー、時代の流れですから、もう(デジタル化は)避けられないですよ~」

なんてかえしてますけど。

つい3年程前。当時上司だった方が言い切りましたね。「数年後にはフイルムって何?って会話が出てくるよ」と。まさにその通りになりつつあります。

そろそろデジカメに替えよう、ってディープなフイルムマニアが5D買っていく人もあれば、ホルガで失敗しつつもせっせとネガ・ポジ・モノクロに挑戦している人もいる。また、デジタルにはまりつつもモノクロ処理剤を買ってく人、お年を召した方がグループでフイルムカメラを勉強している人、デジイチのレンズ交換が面倒だから、といって同じデジイチを買い足す人、ほんと様々。

でもね。こういう写真(あえてカメラとは言わない)愛好者ってのは、我々が顧客とする20%にも満たない。殆どのお客様は、何の戸惑いも未練もなくフイルムからデジタルへ粛々とそして確実に移行していってるのであります。

撮影からプリントまで自己完結出来る時代になると、我々プリント業界自体の存続が危うい訳です。事実、今でこそカメラメーカーのフイルム事業統廃合はニュースになってますけど、数年前から卸問屋の統廃合は始まってました。だから心の準備は出来ているつもりでしたけど。

ウチの会社もフジさんみたく「写真文化」について外部に堂々と宣言できればかっこいいんだけどね。

まだまだ書きたい事はあるけど今日はこの辺で。また後日。


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コメント
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