万券のジーコ

アラフォー金融マンの競馬ライフ

淀の大波乱走査線、天皇賞・春

2005年04月30日 19時15分02秒 | 重賞予想のコーナー
 かつては堅いGⅠの代表格だった天皇賞・春、03年にはじめての万馬券決着になると翌04年は更に荒れて馬連36680円の大波乱。主な波乱の要因としては信頼できる傑出馬不在、それに伴い出走頭数の増加が考えられる。今年も昨年の有馬記念の1・2着馬は出走しておらず、菊花賞馬も回避、GⅠ勝ち経験のある実績馬も故障休養明け、と過去2年以上に混戦模様となっている。
 

シルクフェイマス
前日オッズでこの馬が1番人気ではなかったのはいささか意外。昨年のレースを振り返っても不得手の湿った馬場でのレース以外では極めて安定した成績を収めている。更に天皇賞・春3着、宝塚2着、有馬記念3着の実績からも分かるように、この馬、イングランディーレ・ロブロイ・タップダンス以外には先着を許していない。(稍重の秋・天は別)
 この馬が前日3番人気なら捻る必要無し、◎は決定。


 チャクラ
昨年の天皇賞・春の4着馬、単純比較なら今年は2着に・・・。そんなに単純なものではないのだが(笑)、相手なりに走る堅実さと長距離向きなスタミナは魅力。上がりの瞬発力勝負は分が悪いが消耗戦なら2着どころか勝機さえある。

ヒシミラクル
前走の斤量60㌔での京都記念3着は復活の証ととらえて良いのか?完全復活なら不動の◎候補だが、やや信用しきれない分▲評価。また、過去GⅠ3勝しているが、10番・7番・6番人気と3回とも人気薄時、1番人気に支持されているのも大いなる不安材料の一つ。

ハイアーゲーム
この馬は大博打、データ的には推せる材料は少ない。唯一の材料はマンハッタンカフェと同配合という事くらい。
特注材料は昨年の有馬記念、右回りからっきしのはずの同馬が4角14番手から34.5の鬼脚を見せて6着入線、ロブロイvsタップダンスのマッチレースの色彩の濃いレースだった為全く目立たないが、これはかなりの進歩。走破時計2.30.4も例年通りなら立派な勝ち時計であり、まったくの人気薄の今回は狙い!

リンカーン
昨年の1番人気馬。昨年は掛かって惨敗したが、折り合いさえ付けば十分有力。母父トニービンの京都3200mでの相性の悪さから5番手評価まで下げた。

その他にもザッツザプレンティ・マイソールサウンドはお金に余裕があったら押さえで・・・

【キルトクール】アドマイヤグルーヴ
たしかに現役最強牝馬で2000m以内なら牡馬とも互角以上にやり合える、現に昨年の天皇賞・秋では3着と好走。しかし、3200mの超長距離では話は別、牝馬では厳しい。
 他にもマカイビーディーヴァ・アイポッパーと候補は沢山いたが、迷った末、アド・グルに決定。

【馬券】
チャクラが思いのほか人気が無いので◎○▲を中心に3連単・3連複を手広く。

天皇賞・春 全馬検証。【穴馬を探せ】

2005年04月29日 22時24分37秒 | 重賞予想のコーナー
11R 天皇賞(春)    (GI)
サラ系4歳以上(国際)牡・牝(指定)
4歳以上オープン 18頭
3200m 芝・右外  定量  発走 15:40
1 ザッツザプレンティ牡 5  58.0 岩田康誠
03年の菊花賞馬、血統的にも父ダンスインザダークはリアルシャダイに変わる次世代の長距離血統の定番。問題は体調、屈腱炎を発症、9ヶ月ぶりの前走は軽い相手に4着と期待はずれ。このひと叩きで変われば良いが、完全復活には疑問。 本命候補にはならない。

2 アクティブバイオ 牡 8  58.0 小牧太
長距離適正はあると思うが、8才馬。ハッキリ言って論外。

3 アドマイヤグルーヴ牝 5  56.0 武豊
牝馬では現役最強馬であるのだが、牡馬相手に3200mは無謀?鞍上武豊も手伝って人気になる様なら【キルトクール】候補。

4 トウショウナイト牡 4  58.0 武士沢友治
昨年11月は500万条件馬、その後1着→1着→1着→2着→2着と脅威の出世街道でついに天皇賞出走。例年ならこの手合いはGⅠでは壁にぶち当たるのでココでは切りが順当か?
 ただ、昨年夏450㌔台だった馬体が480㌔台に成長、侮れない要素もある。

5 ユキノサンロイヤル牡 8  58.0 小野次郎
衰え知らずの8才馬、でもいくらなんでも天皇賞までは・・・・

6 リンカーン     牡 5  58.0 福永祐一  
GⅠは未勝利ながら2着2回と実績的には合格。前走の阪神大賞典も3着と休養明け初戦としては理想の滑り出し、昨年の1番人気馬は雪辱に燃えている。
 問題は掛かる気性と母父トニービン、春天とトニービンは相性は良くない。ましてや掛かったら昨年の惨敗の再現も可能性あり。
 【ついでに・・】
 今年のGⅠの法則 福→武の法則だと今回の勝ち馬はリンカーン。

7 シルクフェイマス 牡 6  58.0 四位洋文
単純比較では出走馬中最強馬。昨年、良馬場ではタップダンスシチー・ゼンノロブロイ・イングランディーレ以外には先着されていない。血統的には3000m超向きとは言えないが抜けた存在、敵は天候か?

8 ヒシミラクル  牡 6  58.0 角田晃一  
1年1ヶ月の休養明けから不甲斐ないレースが続いたが、前走、京都記念3着で復活の気配あり。
体調万全ならGⅠ3勝馬、絶対の本命候補。

9 チャクラ    牡 5  58.0 後藤浩輝  
人気薄の1発期待ならこの馬。勝ち味に遅いが長距離の適正は十分、瞬発力勝負は分が悪いがスタミナ勝負なら期待できる。

10スズカマンボ  牡 4  58.0 安藤勝己  
京都との相性は良いが距離は長い、ココは静観。

11ハイアーゲーム  牡 4  58.0 吉田豊  
昨年の青葉賞の好時計勝ちがあるように身体能力はかなりの物。菊花賞での惨敗、極端な左巧者など減点材料多いが、前2走ともにみどころあり。
 2走前の有馬記念では4角14番手から大外強襲、6着に。2.30.4は例年の有馬記念なら好タイムの勝ち時計。前走ダイヤモンドSでも57㌔を背負い際どく4着と目立たないが良いレースをしている。 大穴候補

12〔外〕マカイビーディーヴァ牝 6  56.0 G.ボス  
かなりの大物だが牝馬では割引評価。3200mのGⅠ3勝、ドバイ遠征を蹴ってこちらに参戦はかなり本気モード、怖い存在ではあるが・・・

13アイポッパー  牡 5  58.0 藤田伸二  
人気になりそうだが重賞未勝利馬、データ的には絶望的。京都芝【4・2・0・0】は大いに気になるデータだが、現状では切り候補。

14サンライズペガサス 牡 7  58.0 幸英明  
前走の復活劇は見事、しかし、ベストの2000mでのこと、3200mの今回は割引。7才という馬齢も問題。

15マイソールサウンド牡 6  58.0 本田優
6番人気ながら快勝した阪神大賞典はフロック視、今回も人気は無さそう。本来ならこの手の馬の2番煎じは無いのだが、あんまり人気が無い様ならヒモに入れてみるか?

16ハーツクライ  牡 4  58.0 横山典弘   
ダービー2着馬もその後の古馬混合戦では頭打ちの印象、鞍上の思い切った騎乗が功を奏せば突っ込みは可能性あるか?

17ビッグゴールド  牡 7  58.0 和田竜二  
連続の逃げ切り勝ちで昨年のイングランディーレの再来を期待する向きもある様だが、戦績が違い過ぎ。狙えない。

18ブリットレーン   牡 6  58.0 吉田稔  
血統的には魅力あるが条件馬、ここでは荷が重過ぎる。

ダービーに向けて、青葉賞。

2005年04月29日 16時10分35秒 | 重賞予想のコーナー
 今日からGW、自分はカレンダー通りの仕事なので2日(月)と6日(金)だけ出勤。まぁそうは言っても3連休・仕事・3連休・仕事・連休なのでそれなりに小遣いもいる。
 今週はダービートライアルの青葉賞、ダービーにむけ出走格馬の熾烈な戦いが予想されるが、馬券を買う側にとってもGWトライアルで、馬券が的中するとしないのではGWの過ごし方が大きく違ってくる。
 実に重要なレースである。

コスモオースティン
地味な血統のせいか成績の割りに人気が出ないタイプ、2走前の水仙賞で下したディーエスハリアーもなかなかの強豪で次週プリンシパルSでは有力馬。先行タイプで目標にされる不利はあるが今回も馬券圏内には残りそう、1~3着候補。


ダンツキッチョウ
わざわざ皐月賞までパスしてダービーを目指す熱の入れよう、最大目標は当然次だが、ここでも変なレースはするはずが無い。札幌2才Sではあのストーミーカフェとコンマ1秒差の接戦、ここでの結果次第では打倒ディープの1番手になる可能性あり。

イブキレボルシオン
大飛びで不器用なこの馬にとって大外枠は大歓迎。前回の東京での4着敗退は「大先生」の力、決して実力ではない、新馬初戦では2着ながらペールギュントを差した実績もある。今回既に12戦目、人気もそろそろ落ち頃か?

ニシノドコマデモ
実績は申し分なし、東スポ杯3着、いちょうSでは東スポ杯馬スムースバリトンに勝っている。
終いの脚は魅力タップリだが、不安材料は距離。父キングヘイローは距離不問のイメージもあったが真のベストはマイル前後、この馬も1800m以上で連対無しは気に掛かる。
 
グランロワイヤル・アフリカンビート
共に新馬戦快勝後、2戦目・3戦目と惨敗しガッカリSS産駒の烙印を押された馬。新馬戦直後の評価から考えれば無印なら美味しい穴馬。当日の人気次第でヒモに一考。


【キルトクール】ブレーヴハート
ローエングリンの半弟、芝・ダート兼用で素質は高そうだが、2400mの距離は疑問。鞍上も大問題で切り!

【馬券】
◎は3連複向き、3連単は○・▲が頭が理想。
ヒモは手広く流す。

3重賞回顧

2005年04月26日 01時12分57秒 | 重賞回顧
 最近、金曜の夜から日曜の朝にかけてやたらと忙しい。野球の始まったせいもあるが肝心な競馬の予想も腰をすえてジックリといきたいがなかなか・・・
 ま、今週は天皇賞もあるのでなるべく時間をつくりたいと思う。
 日曜日の重賞回顧を簡単に。



アンタレスS
◎サイレンスボーイ 8着
○タイキエニグマ  10着
▲ブラックコンドル 5着
△ヒシアトラス   4着
注オーガストバイオ 2着
 
 散々な成績。
 元々、京都のダートコースは速い時計が出やすく武蔵野Sで好時計勝ちの経験のあるピットファイターにはうってつけの展開、平安Sでの凡走で注目度も低く冷静に考えれば狙うべき馬だった。反省!
 2着馬で10番人気オーガストバイオには触手が伸びていただけに悔やまれるレース。
【キルトクール】
エンシェントヒル 11着
驚異的な末脚でダート条件戦を席巻してきたが、本来、京都ダートは追い込みは極めて不利。この脚質では牡馬相手に重賞で勝ち負けはかなり展開の助けが必要。狙いは人気薄時。

福島牝馬S
◎オルレアン      5着
○スターリーヘヴン   2着
▲ヘヴンリーロマンス  10着
△チアフルスマイル    6着
注メイショウオスカル   1着

3連単&3連複で勝負した為、3着馬レクレドール抜けで馬券全滅。せめて馬連くらいは押さえておけばよかった・・・5頭BOXで100×10点で1000円でも17770円だった。(><)

逃げたオルレアンは理想的なマイペース、最後は力差を見せつけられた格好となったが5位入線は上出来。
 勝ったメイショウオスカル、後藤Jとの相性は抜群、近走勝ち切れないながらも充実ぶりは目を見張る物があっただけに乗り替わりは買いだった。
 2着スターリーヘヴンは3着・1着・1着・1着と来て前走13着、たった1回の凡走で14番人気。穴馬激走の典型的なパターン。
 3着レクレドールはGⅠ以外は3着以下は1回だけ、地力上位で不利な追い込みでも3着確保。

【キルトクール】
オースミハルカ
58㌔ではやはり厳しい、際どい4着は驚きの好走。GⅠ2着はダテでは無い。

フローラS

◎ディアデラノビア    1着
○ビコーグレイス     12着
▲パーフェクトマッチ    5着
△アルフォンシーヌ    13着 
注メジロトンキニーズ    6着

1着ディアデラノビアはある意味当然の予想。ラインクラフト・エアメサイア・デアリングハート等と接戦を演じてきた実力はこのメンバーの中では1枚も2枚も上。
2着レースパイロット、前走ミモザ賞での接戦は自分の中では大きなマイナス評価だった、キンカメの妹ということ事で実際の実力以上に人気になる事が多く反発の意味も含めての【キルトクール】。
見事に(/´△`\) ナンテコッタイドンガバチョ!
しかし、樫の舞台でも人気を背負う様なら当然、再度キルトクール予定
3着アスピリンスノー
昨年3着のエリシオ産駒ムーンフェイズ、一昨年の勝ち馬シンコウローレルといい東京開幕週のフローラSではヨーロピアン血統が穴をあける。予想の段階でもフローラSはSS産駒は相性はあまり良くない、と言っておきながらエルコン産駒の同馬を無視。
 気が付いた時は後の祭り。

【オークスへの展望】
ディデラノビアの脅威的は末脚はオークスでも注目だろう、桜花賞上位組でも距離延長では?マークの付く馬が多く、(ラインクラフト・デアリングハートはNHKマイルへの参戦表明)有力はシーザリオエアメサイア・アドマイヤメガミ位か?
 当然、ディアデラノビアも有力の一角を形成するであろうが不安もある、今回のフローラSでは超Sペースを後方一気で差し切った事は評価できるが、2着以下の馬との着差は僅か、やはりGⅠを勝つようなであるならば2馬身差以上の完勝劇が見たかった。
 本番オークスでは過大評価は禁物か?

フローラS、アンタレスS、福島牝馬。3重賞予想

2005年04月24日 12時49分06秒 | 重賞予想のコーナー
 今週も忙しかった。あまり時間が無いので簡単に

【フローラS】

◎ディアデラノビア
掛かる心配はある、フローラSはSS産駒は苦戦傾向といくつかの不安材料はあるが、ここでは力は一枚上、今までやり合ってきた相手が違う。

○ビコーグレイス
まだサンプルが少ないが東京巧者の可能性十分あり。

▲パーフェクトマッチ
掲示板を外さない堅実さが魅力、初戦ではシックスセンスを退けている。

△アルフォンシーヌ
距離延長はプラス、ウインクルセイドと接戦も演じた実績もある。

注メジロトンキニーズ
東京2000mなら期待できる。

【キルトクール】
レースパイロット
キンカメの妹という事で過剰人気気味、前走も辛勝で実力は? 危険な人気馬。

【アンタレスS】

◎サイレンスボーイ
京都ダートでは連対率100%

○タイキエニグマ
マーチSの1番人気馬、1回の凡走で人気落とし過ぎ。

▲ブラックコンドル
まだ底見せてない。

△ヒシアトラス
無視は出来ない。

注オーガストバイオ
ダ1800は得意。



【キルトクール】
エンシェントヒル
京都ダート3戦3勝は脅威だが、元々京都ダート1800mは先行有利のコース。そんなに上手くは続かない。


福島牝馬S

◎オルレアン
前走見せ場タップリ、鞍上も魅力で閉幕週ながら狙ってみたい。

○スターリーヘヴン
前走は度外視。

▲ヘヴンリーロマンス
芝1800m巧者。

△チアフルスマイル
勝負気配あり。

注メイショウオスカル
堅実。

【キルトクール】
オースミハルカ
斤量58㌔は酷、怪我無く走りきって欲しい。


これも想定内?ディープインパクト、衝撃の皐月賞!

2005年04月19日 01時37分15秒 | 重賞回顧
 1.3倍の圧倒的な1番人気に支持されたディープインパクト!呆れるほどの強さでまずは1冠目を手に入れた。
 
 伝説の始まりはスタートの出遅れから、躓いて4馬身程の出遅れ。やや後方でという鞍上の意図もあったかも知れないが、大きなビハインドである事は確かだった。
 しかし、この出遅れも考えようではレース全体のペースを緩める引き金になったとも思える。近年、皐月賞では不思議な現象が起こっている。
 通常、競馬の常識ではHペースでは前が潰れ差し追い込み有利に、Sペースでは後方待機組は絶望、のハズだが、何故か皐月賞においては1分58秒台で決着する様な速い流れの時ほどマイラー寄りのスピード馬が台頭し、2分に近くなればなるほどSS産駒特有の一瞬の切れ味勝負の差し決着となる。
 逃げたビッグプラネットもディープの出遅れで、ゆっくりマイペースの逃げを打てたのだが、結果的には惨敗覚悟で超Hペースの大逃げも面白かったのでは?(大先生には大舞台でそんな思い切りの良さは・・・)

 
何はともあれ、向正面では後方3番手とまずまずのポジションに。

しかし、ここで最大の誤算が発生。外目を追走、徐々にポジションを上げていたがローゼンクロイツと馬体が接触、この時に一瞬、掛かってしまう。鞍上も手綱を抑えなだめるが、ようやく馬が落ち着いた時には勝負所にさしかかっていた。

 豊の鞭がとぶ、減速、加速の繰り返しでかなり馬に負担がかかっていたはず、ここまでのレース振りは、並みの馬なら惨敗も覚悟しなければならない程チグハグなレースである。



しかし、この怪物はそんな負荷など関係無かったかの様に、直線電光石火の伸びで2着に2馬身差をつけ完勝してしまった。

何度も言うようだが並の馬なら負けていたはず。
これだけ次元が違えばダービーでも鉄板?
今の所、死角は見当たらない。せめて、1分58秒台で決着してくれていればダービー制覇に黄信号がついたのだが。

最近10年間で高速時計決着ベスト5
①2002
 1着ノーリズン       1.58.5
 2着タイガーカフェ       13/4 
②2004
 1着ダイワメジャー     1.58.6
 2着コスモバルク        11/4
③2001
 1着アグネスタキオン    2.00.3
 2着ダンツフレーム       11/2
④1999
 1着テイエムオペラオー   2.00.7
 2着オースミブライト      クビ
④1996
 1着イシノサンデー     2.00.7
 2着ロイヤルタッチ       3/4

 
連対したのは2001年、2着馬ダンツフレームのみ。

最近10年間で遅時計決着ベスト5
①1995
 1着ジェニュイン      2.02.5
 2着タヤスツヨシ        クビ 
②1997
 1着サニーブライアン    2.01.0
 2着シルクライトニング     クビ
③2000
 1着エアシャカール     2.01.8
 2着ダイタクリーヴァ      クビ
④1998
 1着セイウンスカイ     2.01.3
 2着キングヘイロー       1/2
④2003
 1着ネオユニヴァース    2.01.2
 2着サクラプレジデント    アタマ



ダービー馬4頭を含む5頭が連対

馬場改装後の為、1.59.2という時計は速いとは言いきれない。とりあえずダービーも青信号か?
   結論はいずれ・・・


1着ディープインパクト 
もう、これ以上語る必要なし。

2着 シックスセンス 無印
京成杯2着馬だったが、ここ2戦連続の出遅れ&4着敗退でまったくのノーマーク。冷静に分析してみれば、腐ってもSS産駒、前走2番人気評価、近5走の敗戦はいずれも勝ち馬からコンマ5以内、と注目材料はかなり有った。近年の傾向からマイル寄りの人気薄馬に目が行き過ぎで、常識的な穴馬チェックを怠った大反省の一頭。

3着 アドマイヤジャパン 
5番手追走の積極策から3着粘り込み、確かに強い競馬だがGⅠを勝ち切る程のインパクト無し。
将来的にはGⅡ・Ⅲの番人のローゼンカバリー型のSS産駒になりそう。

 4着マイネルレコルト 
折り合い良し、反応良し、レース内容は完璧。4着は力負け、朝日杯の内容からマイルがベスト距離と見て良い。NHKマイルCに参戦なら有力、ダービーに挑戦なら軽視。

5着 アドヤイヤフジ
4角14番手から大外強襲。例年、人気馬が飛ぶ典型的なパターン。5着確保は地力がある証拠、東京コースなら要注意。

6着 ペールギュント
4角16番手から上がり34.3は立派、マイラー疑惑は払拭できたが坂でパッタリ止まる、京都馬疑惑は更に深まった。ダービーでは微妙、狙うはむしろ菊花賞。

7着 スキップジャック
GⅡホースとはいえ1400mの京王杯2才S、14番人気も無理もない。7位入線は上出来(しかも目立たない)、多分ダービー出走ならまた距離不安で人気薄は確実、重賞勝ちの舞台で大掛けがあるかも?メジロライアン産駒侮るべからず。

8着 ダンスインザモア
中団で折り合い、直線で仕掛ける。伸びたのは一瞬であとは力負け、秋に再度期待。ダンスインザダーク産駒だけにやはり菊。


9着【キルトクール】ローゼンクロイツ
評価の上がらなかった毎日杯勝ち馬、その低評価の正当性を裏付ける結果に、輸送も影響あった可能性もある。活躍の場は関西圏か?

10着トップガンジョー
後方からの差し追い込み天国となったスプリングSで唯一先行して粘った馬、その事を評価している人も多かった。・・が、何故か本番では後方待機?持ち味全く生かせず!鞍上は猛省必要。

13着ビッグプラネット
キャリア2戦、マイル以上経験無し。ちょっと夢を見過ぎた、次走はNHK?

【馬券】
ディープ1着固定で→③・④・⑤・⑥・⑦・⑯の3連単30点が本線。
配当はともかく絶対当たると思っていた。
まさか、シックスセンスが・・・


復活!?ローエングリン。マイラーズC回顧

2005年04月18日 23時34分46秒 | 重賞回顧
一昨年のマイラーズCの覇者ローエングリン、驚異的な勝ち時計1.31.9はコースレコード。しかし、その後勝ち星から見放され前2走は13・14着と「もう終わっていいるのか?」疑惑まで飛び出す始末、相性の良い阪神芝1600で見事復活の狼煙を上げた!?
・・・というのが競馬専門誌の見解。

ちょっと待て?前2走の大惨敗はダート戦、3才春にダート戦の経験はあってもやはりダートは向かなかっただけの事、更にその前はというと天皇賞秋では東京2000mを逃げてロブロイからコンマ6差の5着、毎日王冠では僅差の2着と、力衰えるどころかバリバリ一線級のままだった。
 
 予想が上手く的中する時は案外こんな感じで、の13・14着に惑わされず、◎ローエンのチョイスは大正解だった。
 【今後の課題】
 奇しくも中山記念のバランスオブゲームといい、今回のローエングリンといいGⅡ・GⅢの番人キャラが揃って安田記念に向けて調子を上げてきた。配当的にも手頃な穴人気に推される為、つい買いたくなるのだが、番人タイプの殆どはGⅠとは縁の無いまま番人としてキャリアに終止符を打っている。
 はたしてバラゲー・ローエンの両雄は番人からGⅠウイナーに生まれ変われるのか?それとも?
この答えが安田記念の馬券的中の鍵を握ると思うが、まだ時間はあるので結論はいずれ・・

 1着ローエングリン 
1000m通過が59.3のスローペース、2番手で折り合っていたローエンには絶好の流れ、終わってみれば実績馬が実力通りに1着に来ただけ。

2着プリサイスマシーン 
単勝7番人気は意外、ダート中心の戦績が原因なのか?人気になりにくい。ローカルとはいえ重賞2勝(一回はレコード勝ち)、GⅠのマイルCSでも5着、毎日王冠4着、中山記念5着とGⅠ級のメンバーの中でも掲示板を外していない実力者だった。今回は2着に負けたが久々だった事を考慮に入れれば次回は更に上昇?
 安田でまたもや人気薄なら狙える。

3着アサクサデンエン 
直線ゴール前凄い脚!格下の身分で半身半疑だった部分もあったが安定した末脚はこのメンバーの中に入っても健在だった。2才時デビュー2連勝で期待された素質馬が遠回りの末、本格化してきた。

 4着カンパニー 
「外枠だったからある程度、脚を使っている事はあるが、それにしても伸びてくれなかった。それにしても・・・」 
安藤勝jのレース後のコメント。
上がり33.4でこのコメントは?この馬のベストは1800m、新馬戦以来のマイル戦での4着は上出来に思えるのだが、鞍上の最近の不振を象徴する様なコメント。
父父トニービンだけに東京で使ってきたら狙い!

 5着ダンツジャッジ ▲
僅か1㌔だがこの馬、58㌔では全然駄目、57㌔なら好勝負。一時期、本気で終わった疑惑を心配したが杞憂だった。距離、斤量、コースの条件さえ揃えばまだ走る。

【キルトクール】 ハットトリック
1000万条件からの連勝は止まる。決して強豪とは言えないメンバー相手に接戦の連続だったので、いつかはこんな日が来ると思っていた。とはいえ、上がり3ハロン勝負の強さは折り紙つきなので、広くて直線の長い東京・京都ではGⅠ級のレースでも警戒必要。

【馬券】
予想5頭が掲示板独占 (^^)b
馬券も3連単 
9-6-(2・8・15)のマルチで¥215、440円get!
何故か◎ー注ー(▲・○・△)の買い目になっているんだけど、理由は一馬の印を見て「ローエン=プリサイスって結構重い印だなぁ~。それじゃぁアサクサに変更か?」っという事で予定変更、危うく大悲劇でした。^^;
プリサイス7番人気を後から知って冷や汗!昔から見慣れている新聞だから今更浮気出来ないけど、一馬はこれがよくあるから怖い。

デイープインパクト、三冠ロード第1章 皐月賞

2005年04月16日 21時00分41秒 | 重賞予想のコーナー
 今週はとにかく忙しい、せっかく皐月賞用に下書きした記事も完成途上でもう土曜日。(もう遅いよ~)

 

とにかく予想を・・

 ディープインパクト
 持ち時計、多頭数経験、最近のマイルよりの皐月賞等、不安材料も確かに多いのだが、ストーミーカフェの骨折リタイアで逆らう気が失せた。せめて弥生賞で4角5~7番手あたりから追い込みをしていれば逆らう手もあったのだが・・・・
 

マイネルレコルト
 弥生賞の完敗は休養明けのせいでもある?近年、朝日杯連対馬は皐月では2~3着にきており、軽視は禁物。

 ビッグプラネット
 マイル好走の逃げ・先行馬は注意。問題は鞍上!大先生!馬は2連勝中のこちらもスターホース候補。

 ヴァーミリアン
 前走は負け過ぎだがその分人気は落ちて狙い目かも?腐ってもラジ短優勝馬、脚質も中山向き。
 鞍上デムーロは3年連続皐月賞連対中(今年勝てば3連勝)


 アドマイヤジャパン
 弥生賞の好位抜け出しは意外な発見。差し・追い込みタイプと思っていたが・・・
 今回、弥生賞と同じレースが出来るか?は疑問。同じ事が出来ればもっと重い印を打つ、18頭フルゲートでは不安。

【キルトクール】

ローゼンクロイツ
鞍上は中山競馬場を苦手にしている。馬自身も中山向きの印象はまったく無し。

マイラーズC

2005年04月16日 02時26分10秒 | 重賞予想のコーナー
今週は忙しくてあまり更新できなかった。(@_@)~

マイラーズCも簡単に・・・・

ローエングリン
前2走の14・13着は共にダート戦、その前は天皇賞秋5着、毎日王冠2着とそれなりに走っている。GⅡ別定戦で57㌔なら十分勝機あり。

プリサイスマシーン
昨年のマイルCS5着馬、前走もローカル重賞の中日新聞杯でのレコード勝ちは立派。ダート中心に使われてきた為、印象薄いが芝マイル戦では相当な実力者。

ダンツジャッジ
この馬は58㌔では全然駄目だが、57㌔なら勝負になる。前走ダービー卿CTでは勝ったダイワメジャーには離されはしたものの2着馬との差は僅かで、時計も優秀。(1.32.8)侮れない。

カンパニー
大崩れは3000mの菊花賞のみ、当然押さえ。

アサクサデンエン
重賞ではワンパンチ足りないが安定感は抜群で持ち時計も優秀。

【キルトクール】
ハットトリック
マイル戦は5戦5勝だが、時計の裏付け無い。初めての57㌔でもありここは乾坤一擲のキル!

冬の忘れ物は桜の咲く季節に!桜花賞回顧

2005年04月12日 02時02分20秒 | 重賞予想のコーナー
 2才実力No1牝馬は阪神JFの直線の競り合いに敗れ、女王の栄冠を手にする事は出来なかった。しかし、実力No1の評価は変わらず桜舞う仁川のターフで「冬の忘れ物」を取り返し名実共に女王の座についた。

 1着 ラインクラフト 【キルトクール】(/´△`\) ナンテコッタイドンガバチョ
ドンガバチョ覚悟の【キルトクール】馬指名は裏目に。
前半1000m58.0のHペースを4~5番手追走、終いの切れが鈍るのを承知の上での好位追走は鞍上の好判断。詰め寄られたが見事粘りきった。走破時計もレースレコードを更新する見事なもの、問題は距離延長のオークス。
 近年、エンドスィープ産駒はスィープトウショウをはじめ中距離をこなす産駒も出てきてはいるが、ラインクラフトについては1600m以下がベストの評価は否めない。オークスでは大幅割引が必要か?
 
 2着 シーザリオ ▲
3戦3勝馬だが、Sペースの経験しか無く今までのような楽な好位取りは難しく、着外の懸念すらあった。
道中は予想通り追走に苦労し10番手以下の競馬、ところが直線ではミサイルの様な末脚炸裂!勝ち馬と僅差の2着に突っ込む。距離の伸びるオークスでの最高評価は必至、馬券的に妙味無いが逆らえない。

 3着 デアリングハート 無印
フィリーズレヴューの内容が良く、短評ではアズマサンダース型の穴馬と評価したが、小柄な馬体のため18頭フルゲートでは無理と判断、切る。(>_<)
距離は1600mが限界だろう・・

 4着 エアメサイア ◎
終始、外を回らせれる苦しい展開、4角では外に弾かれる不利も・・それでも4着に押し上げてくるのは実力の証か?オークスでは再度狙う。

 5着 ダンツクインビー 
チュリップ賞の3着はフロックでは無かった。今後も要注目だが、この手合いは人気時には凡走し人気薄で激走するタイプが多いので使用上の注意をよく読むべし。

【馬券】
ここまで外れると諦めがつく。皐月で巻き返し!