1.3倍の圧倒的な1番人気に支持されたディープインパクト!呆れるほどの強さでまずは1冠目を手に入れた。
伝説の始まりはスタートの出遅れから、躓いて4馬身程の出遅れ。やや後方でという鞍上の意図もあったかも知れないが、大きなビハインドである事は確かだった。
しかし、この出遅れも考えようではレース全体のペースを緩める引き金になったとも思える。近年、皐月賞では不思議な現象が起こっている。
通常、競馬の常識ではHペースでは前が潰れ差し追い込み有利に、Sペースでは後方待機組は絶望、のハズだが、何故か皐月賞においては1分58秒台で決着する様な速い流れの時ほどマイラー寄りのスピード馬が台頭し、2分に近くなればなるほどSS産駒特有の一瞬の切れ味勝負の差し決着となる。
逃げたビッグプラネットもディープの出遅れで、ゆっくりマイペースの逃げを打てたのだが、結果的には惨敗覚悟で超Hペースの大逃げも面白かったのでは?(大先生には大舞台でそんな思い切りの良さは・・・)
何はともあれ、向正面では後方3番手とまずまずのポジションに。
しかし、ここで最大の誤算が発生。外目を追走、徐々にポジションを上げていたがローゼンクロイツと馬体が接触、この時に一瞬、掛かってしまう。鞍上も手綱を抑えなだめるが、ようやく馬が落ち着いた時には勝負所にさしかかっていた。
豊の鞭がとぶ、減速、加速の繰り返しでかなり馬に負担がかかっていたはず、ここまでのレース振りは、並みの馬なら惨敗も覚悟しなければならない程チグハグなレースである。
しかし、この怪物はそんな負荷など関係無かったかの様に、直線電光石火の伸びで2着に2馬身差をつけ完勝してしまった。
何度も言うようだが並の馬なら負けていたはず。
これだけ次元が違えばダービーでも鉄板?
今の所、死角は見当たらない。せめて、1分58秒台で決着してくれていればダービー制覇に黄信号がついたのだが。
最近10年間で高速時計決着ベスト5
①2002
1着ノーリズン 1.58.5
2着タイガーカフェ 13/4
②2004
1着ダイワメジャー 1.58.6
2着コスモバルク 11/4
③2001
1着アグネスタキオン 2.00.3
2着ダンツフレーム 11/2
④1999
1着テイエムオペラオー 2.00.7
2着オースミブライト クビ
④1996
1着イシノサンデー 2.00.7
2着ロイヤルタッチ 3/4
連対したのは2001年、2着馬ダンツフレームのみ。
最近10年間で遅時計決着ベスト5
①1995
1着ジェニュイン 2.02.5
2着タヤスツヨシ クビ
②1997
1着サニーブライアン 2.01.0
2着シルクライトニング クビ
③2000
1着エアシャカール 2.01.8
2着ダイタクリーヴァ クビ
④1998
1着セイウンスカイ 2.01.3
2着キングヘイロー 1/2
④2003
1着ネオユニヴァース 2.01.2
2着サクラプレジデント アタマ
ダービー馬4頭を含む5頭が連対
馬場改装後の為、1.59.2という時計は速いとは言いきれない。とりあえずダービーも青信号か?
結論はいずれ・・・
1着ディープインパクト ◎
もう、これ以上語る必要なし。
2着 シックスセンス 無印
京成杯2着馬だったが、ここ2戦連続の出遅れ&4着敗退でまったくのノーマーク。冷静に分析してみれば、腐ってもSS産駒、前走2番人気評価、近5走の敗戦はいずれも勝ち馬からコンマ5以内、と注目材料はかなり有った。近年の傾向からマイル寄りの人気薄馬に目が行き過ぎで、常識的な穴馬チェックを怠った大反省の一頭。
3着 アドマイヤジャパン 注
5番手追走の積極策から3着粘り込み、確かに強い競馬だがGⅠを勝ち切る程のインパクト無し。
将来的にはGⅡ・Ⅲの番人のローゼンカバリー型のSS産駒になりそう。
4着マイネルレコルト ○
折り合い良し、反応良し、レース内容は完璧。4着は力負け、朝日杯の内容からマイルがベスト距離と見て良い。NHKマイルCに参戦なら有力、ダービーに挑戦なら軽視。
5着 アドヤイヤフジ
4角14番手から大外強襲。例年、人気馬が飛ぶ典型的なパターン。5着確保は地力がある証拠、東京コースなら要注意。
6着 ペールギュント
4角16番手から上がり34.3は立派、マイラー疑惑は払拭できたが坂でパッタリ止まる、京都馬疑惑は更に深まった。ダービーでは微妙、狙うはむしろ菊花賞。
7着 スキップジャック
GⅡホースとはいえ1400mの京王杯2才S、14番人気も無理もない。7位入線は上出来(しかも目立たない)、多分ダービー出走ならまた距離不安で人気薄は確実、重賞勝ちの舞台で大掛けがあるかも?メジロライアン産駒侮るべからず。
8着 ダンスインザモア
中団で折り合い、直線で仕掛ける。伸びたのは一瞬であとは力負け、秋に再度期待。ダンスインザダーク産駒だけにやはり菊。
9着【キルトクール】ローゼンクロイツ
評価の上がらなかった毎日杯勝ち馬、その低評価の正当性を裏付ける結果に、輸送も影響あった可能性もある。活躍の場は関西圏か?
10着トップガンジョー
後方からの差し追い込み天国となったスプリングSで唯一先行して粘った馬、その事を評価している人も多かった。・・が、何故か本番では後方待機?持ち味全く生かせず!鞍上は猛省必要。
13着ビッグプラネット
キャリア2戦、マイル以上経験無し。ちょっと夢を見過ぎた、次走はNHK?
【馬券】
ディープ1着固定で→③・④・⑤・⑥・⑦・⑯の3連単30点が本線。
配当はともかく絶対当たると思っていた。
まさか、シックスセンスが・・・
伝説の始まりはスタートの出遅れから、躓いて4馬身程の出遅れ。やや後方でという鞍上の意図もあったかも知れないが、大きなビハインドである事は確かだった。
しかし、この出遅れも考えようではレース全体のペースを緩める引き金になったとも思える。近年、皐月賞では不思議な現象が起こっている。
通常、競馬の常識ではHペースでは前が潰れ差し追い込み有利に、Sペースでは後方待機組は絶望、のハズだが、何故か皐月賞においては1分58秒台で決着する様な速い流れの時ほどマイラー寄りのスピード馬が台頭し、2分に近くなればなるほどSS産駒特有の一瞬の切れ味勝負の差し決着となる。
逃げたビッグプラネットもディープの出遅れで、ゆっくりマイペースの逃げを打てたのだが、結果的には惨敗覚悟で超Hペースの大逃げも面白かったのでは?(大先生には大舞台でそんな思い切りの良さは・・・)
何はともあれ、向正面では後方3番手とまずまずのポジションに。
しかし、ここで最大の誤算が発生。外目を追走、徐々にポジションを上げていたがローゼンクロイツと馬体が接触、この時に一瞬、掛かってしまう。鞍上も手綱を抑えなだめるが、ようやく馬が落ち着いた時には勝負所にさしかかっていた。
豊の鞭がとぶ、減速、加速の繰り返しでかなり馬に負担がかかっていたはず、ここまでのレース振りは、並みの馬なら惨敗も覚悟しなければならない程チグハグなレースである。
しかし、この怪物はそんな負荷など関係無かったかの様に、直線電光石火の伸びで2着に2馬身差をつけ完勝してしまった。
何度も言うようだが並の馬なら負けていたはず。
これだけ次元が違えばダービーでも鉄板?
今の所、死角は見当たらない。せめて、1分58秒台で決着してくれていればダービー制覇に黄信号がついたのだが。
最近10年間で高速時計決着ベスト5
①2002
1着ノーリズン 1.58.5
2着タイガーカフェ 13/4
②2004
1着ダイワメジャー 1.58.6
2着コスモバルク 11/4
③2001
1着アグネスタキオン 2.00.3
2着ダンツフレーム 11/2
④1999
1着テイエムオペラオー 2.00.7
2着オースミブライト クビ
④1996
1着イシノサンデー 2.00.7
2着ロイヤルタッチ 3/4
連対したのは2001年、2着馬ダンツフレームのみ。
最近10年間で遅時計決着ベスト5
①1995
1着ジェニュイン 2.02.5
2着タヤスツヨシ クビ
②1997
1着サニーブライアン 2.01.0
2着シルクライトニング クビ
③2000
1着エアシャカール 2.01.8
2着ダイタクリーヴァ クビ
④1998
1着セイウンスカイ 2.01.3
2着キングヘイロー 1/2
④2003
1着ネオユニヴァース 2.01.2
2着サクラプレジデント アタマ
ダービー馬4頭を含む5頭が連対
馬場改装後の為、1.59.2という時計は速いとは言いきれない。とりあえずダービーも青信号か?
結論はいずれ・・・
1着ディープインパクト ◎
もう、これ以上語る必要なし。
2着 シックスセンス 無印
京成杯2着馬だったが、ここ2戦連続の出遅れ&4着敗退でまったくのノーマーク。冷静に分析してみれば、腐ってもSS産駒、前走2番人気評価、近5走の敗戦はいずれも勝ち馬からコンマ5以内、と注目材料はかなり有った。近年の傾向からマイル寄りの人気薄馬に目が行き過ぎで、常識的な穴馬チェックを怠った大反省の一頭。
3着 アドマイヤジャパン 注
5番手追走の積極策から3着粘り込み、確かに強い競馬だがGⅠを勝ち切る程のインパクト無し。
将来的にはGⅡ・Ⅲの番人のローゼンカバリー型のSS産駒になりそう。
4着マイネルレコルト ○
折り合い良し、反応良し、レース内容は完璧。4着は力負け、朝日杯の内容からマイルがベスト距離と見て良い。NHKマイルCに参戦なら有力、ダービーに挑戦なら軽視。
5着 アドヤイヤフジ
4角14番手から大外強襲。例年、人気馬が飛ぶ典型的なパターン。5着確保は地力がある証拠、東京コースなら要注意。
6着 ペールギュント
4角16番手から上がり34.3は立派、マイラー疑惑は払拭できたが坂でパッタリ止まる、京都馬疑惑は更に深まった。ダービーでは微妙、狙うはむしろ菊花賞。
7着 スキップジャック
GⅡホースとはいえ1400mの京王杯2才S、14番人気も無理もない。7位入線は上出来(しかも目立たない)、多分ダービー出走ならまた距離不安で人気薄は確実、重賞勝ちの舞台で大掛けがあるかも?メジロライアン産駒侮るべからず。
8着 ダンスインザモア
中団で折り合い、直線で仕掛ける。伸びたのは一瞬であとは力負け、秋に再度期待。ダンスインザダーク産駒だけにやはり菊。
9着【キルトクール】ローゼンクロイツ
評価の上がらなかった毎日杯勝ち馬、その低評価の正当性を裏付ける結果に、輸送も影響あった可能性もある。活躍の場は関西圏か?
10着トップガンジョー
後方からの差し追い込み天国となったスプリングSで唯一先行して粘った馬、その事を評価している人も多かった。・・が、何故か本番では後方待機?持ち味全く生かせず!鞍上は猛省必要。
13着ビッグプラネット
キャリア2戦、マイル以上経験無し。ちょっと夢を見過ぎた、次走はNHK?
【馬券】
ディープ1着固定で→③・④・⑤・⑥・⑦・⑯の3連単30点が本線。
配当はともかく絶対当たると思っていた。
まさか、シックスセンスが・・・