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万券のジーコ

アラフォー金融マンの競馬ライフ

ダービー1週前に早くも衝撃波!オークス回顧

2005年05月24日 01時10分57秒 | 重賞回顧
 前半1000m通過が63.1、前日の目黒記念や前レースのフリーウェイSでレコード決着となっている高速馬場を考えると異常とも言える超スローペース。
 出負けして後方追走を余儀なくされたシーザリオ、追い込んでも全く届かず惨敗という結末まで頭をよぎった。
 しかし、直線では 猛獣の様な末脚。完璧な騎乗をしてほぼ勝利を手中にしかけていた武豊鞍上のエアメサイアをキッチリ捉えた。皐月賞のディープインパクト同様、惨敗してもおかしくないレース運びでも勝ってしまうのだから、シーザリオという馬、相当強い。

1着 シーザリオ 
 とにかく強い!牡馬の様な強さ。母キロフプリミエールはPOG的には毎年話題になっていたが、父SSのプロトンをはじめ期待に応えた馬はいなかった。ついに大物誕生。
 負担の大きそうなレースをしてしまった筈なのでゆっくり休んで秋に備えてほしい。

2着エアメサイア 
 武vs福永の騎手対決では武の圧勝だった、って言ってあげたいくらい完璧な騎乗。負けたのはシーザリオをいう規格外の怪物がいたせい、母娘ともにオークス2着の珍記録。母エアデジャヴーはもっとヤンキーだった!?娘の方が優等生!

3着 シーザリオ 
 パドックでは猛烈な入れ込み、レース中も掛かり気味だったが直線では”らしい伸び。エアを捉えられず惜しくも3着だったが、京都ではそのエアを突き放しているので秋華賞では期待が持てる。

【キルトクール】レースパイロット 9着
 キングカメハメハの妹という事で過剰評価気味、ミモザ賞での格下相手の辛勝からも想定の範囲内の敗退。

発売締め切り直前馬券の怪!新潟大賞典回顧

2005年05月17日 02時51分53秒 | 重賞回顧
 1番人気エアセレソン、2番人気スズノマーチ(前日1番人気)、3番人気ツルマルヨカニセとなんと重賞未勝利馬が上位1~3番人気を独占。重賞ホースが8頭も出走しているにも関わらず、異常な人気の偏り。当然、狙いは重賞勝ち馬の中から、カンファーベストを抜擢。長期休養明け2戦目だが、掲示板以内率が非常に高く天皇賞・秋でも5位入線した完全に実力上位馬、期待に応えて2着入線。しかし、3連単本線は他の重賞勝ち馬との組み合わせを中心に購入していた為、見事にハズレ・・・・・ のはずだった。

ところが、当日、WINS石和にて「あ、プライマリーケア52㌔。見落としていた! この馬、要注意だよ。」と発売締め切り10分前に気が付き、慌てて4番一頭軸5頭BOXの3連複を追加購入。見事、的中!!
 今期万券10号。
 前々日あたりから一生懸命検討した馬券は紙くずになり、発売締め切り10分前に取り急ぎ購入した馬券が当たる。なんか変な流れが出来つつある。(高松宮もそうだった^^;)
 ま、当たればいっかぁ!?

 1着  エアセレソン 
 人気の重賞未勝利馬3羽ガラスの1頭、他の2頭と違い人気に応えて優勝、重賞ホースの仲間入り。いかにもローカル向きの印象、トップレベルとは力差はありそう。それでも阪神・京都コースなら相手次第では今後も活躍できるか?

 2着 カンファーベスト 
 安定した走りは見事だが、相手なりに走り過ぎる。GⅠ級の中でも5着以内、ローカルでも上位入線止まり。3連単・馬単での頭では狙い難い。

 3着 プライマリーケア 感性
 中山開催での中距離条件戦で良いレースをしていた。ハンデ戦の2~3着位なら食い込み可能か?と思っていたら、狙い通り。この手の馬は人気薄の時だけ要注意、波乱前科馬といって2回・3回と犯行を繰り返す。
 
 【キルトクール】スズノマーチ
 重賞未勝利で56㌔・2番人気は見込まれすぎ、しかも持ち時計は2分台で良の新潟芝2000mの重賞はキツイ。父ティンバーカントリー産駒から推察しても芝の高速決着は向く様には思えず、当たり前の結果だった様な気がする。

東京巧者の宴。京王杯SC回顧

2005年05月17日 02時36分45秒 | 重賞回顧
 直前に降り出した雨がなにやら不穏な空気を漂わせる。予想通り1枠1番ニシノシタンの逃げで始まったこのレース、前半3F34.1、1000m通過56.6とまずまずのMペースに思えたのだが・・・終わってみれば4角2番手から抜け出したアサクサデンエンと4番手からのオレハマッテルゼの1・2着。人気のGⅠホース、テレグノシスとアドマイヤマックスは4角14・10番手から追い込みものの全くなすすべなく3・4着入線。1番人気ダンスインザムードは他の馬に負けたというよりは自分との戦いにまず勝利しなくては・・ 前走、高松宮1番人気プレシャスカフェは原因不明の失速、距離か?
 予想としてはアサクサに関しては好走の可能性大と狙っていたのだが、条件級と見くびっていたオレハマッテルゼの2着は全くの想定外。東京コース【3・2・2・0】はダテではなかった。

1着 アサクサデンエン  
 予想段階での印はあくまで後方からの追い込み警戒としての評価、まさかの先行策、そしてレコード勝ち。思い起こしてみればデビュー2連勝当時はGⅠ級の大器として騒がれた事もあった。遠回りしたがいよいよ本格化か?

2着 オレハマッテルゼ 無印
 ソツの無いレース振りで東京巧者ぶりを発揮、内容的には文句なし。ただ、次走安田では買いたく無い、キャラクター的に重賞2着までが精一杯。

3着 テレグノシス 
 1・2着馬には離されたが複勝圏確保は立派、さすが東京専用馬。直線も内でじっと我慢、ラスト1Fでやっと前が開き追い出す。安田記念につながる内容、疲労が残るタイプだけに休み明け3戦目になるのが不安だが、実力は確か。
 
4着 アドマイヤマックス 
 長く良い脚を使った様だが中途半端な伸び、59㌔が響いたか?1400mの流れが向かなかったのか?内容的には悲観する程でもなく、ただ印象の良くない負け方なので安田記念で4~5番人気なら美味しい狙い馬になるか?

5着 ニシノシタン 
 GⅠ馬4頭出走のGⅡでの5着だから上出来といえる。重賞制覇も時間の問題。

9着 ダンスインザムード 
 入れ込みきつくレース前に終わる、東京コースとの相性も疑問で次走も取捨に困る1頭。気分良く先行できれば安田記念制覇の実力は充分にあるのだが、一歩間違えば惨敗もある。

11着 タマモホットプレイ 
 3戦3勝の1400mで初黒星、相手が強いというよりかは輸送が駄目と考えるべきか?関西圏内のレースならGⅠ級を破る可能性も捨てきれない。

【キルトクール】 プレシャスカフェ
 やはり1200m専門の馬か?まだサンプル少なく決め付けるのは危険だが、少なくとも人気を背負う様なら今後も1400m以上なら嫌うが正解か?もし人気落ちなら狙ってみても妙味。

京都馬?雨の日のキングマンボ?大波乱、天皇賞・春

2005年05月05日 00時12分36秒 | 重賞回顧
 GWは思った以上に忙しい、水曜日にして初めて落ち着いてPCの前に座った。^^;
 もう既に時を逸してしまったのだが、あの大波乱の天皇賞・春の回顧をしなくては・・・・
各blogを散歩してみても今回の結果については参考外の大波乱という見方が一般的だ。たしかにあの馬券を理論的&データ的に導きだすのはかなり無理があると思う、しかし、万券を目指すものとしていくつかの教訓を残したレースでもあった。

1着スズカマンボ

3勝馬で唯一の重賞勝ちは斤量53㌔の朝日CC。
GⅠでの連対経験無し。
前走は非重賞の大阪ハンブルグC、しかも3着で連外し。
最長勝利距離は2000m。
・・・・18頭立ての13番人気もうなずける。

買い材料
京都芝成績【1・1・0・1】 結構、京都馬。
母父キングマンボ、サラブレ金満読者には周知の事実「雨の日のキングマンボ」。
菊花賞6着は出走馬中最先着だった。(ハーツクライ7着、ハイアーゲーム11着)
菊花賞時の競馬ブックの印 【▲△▲◎▲▲】とフルマークの5番人気。
母母キーフライヤーは菊花賞馬ダンスインザダークの母ダンシングキイの全妹だった。

京都巧者だった事、当日の雨(雨の日のキングマンボ)、この2項目は頭をよぎったが、それでも買う事は出来なかった。1番の問題は天皇賞・春だった事、つい2~3年前ならGⅠ未勝利馬が天皇賞制覇するなど全く考えられない事だった。数あるGⅠの中でもっともが問われるレースだったはずで、まさか2年連続でGⅠ未連対馬の天皇賞制覇がおきてしまうとは・・・・
【今後の反省】
前年のグランプリホース及び実力No1古馬が出走していない春天はGⅠとは考えない。さしずめ、サラ4歳以上、オープン特別【天皇ステークス】とでも考えれば良いのではないか?
 
2着 ビッグゴールド
当blogを開設したのは昨年の12月だが、昨年の天皇賞・春終了時にもしblogがあったら間違いなく「長距離戦では逃げ馬は必ず押さえよ。」くらいの反省コメントを載せた回顧記事を書いていたと思う。あれから1年、そんな反省はスッカリ忘れてバッサリ切っていました。(怒)
 まぁ、厳密に言うと一瞬、考えもしたがで切ってしまった。天皇賞ではなく天皇ステークスなら買えてた。(笑)

3着 アイポッパー
京都【4・2・0・0】の京都馬だが重賞未勝利馬。やはり、天皇ステークスなら軸までいけるし、天皇賞なら切り候補。

◎シルクフェイマス18着シンガリ
見事なまでの雨・重拙者。ぎこちない走りの上に最初のスタンド前で掛かりハナに・・・

お手上げ。
○チャクラ15着
何やってんの?負け過ぎ、去年の4着は超スロー。時計に限界?

▲ヒシミラクル16着
やはり、前走は偽りの復活だった、嫌な予感だけが的中。

△ハイアーゲーム12着
4角18番手から上がり34.8で追い込むも12着。勝つ気あったの?

注 リンカーン6着
終いの伸びは優秀。だけど位置取りが最悪、宝塚では狙いたい。

【キルトクール】アドマイヤグルーヴ11着
牝馬では3200mは無理、当然の結果。


3重賞回顧

2005年04月26日 01時12分57秒 | 重賞回顧
 最近、金曜の夜から日曜の朝にかけてやたらと忙しい。野球の始まったせいもあるが肝心な競馬の予想も腰をすえてジックリといきたいがなかなか・・・
 ま、今週は天皇賞もあるのでなるべく時間をつくりたいと思う。
 日曜日の重賞回顧を簡単に。



アンタレスS
◎サイレンスボーイ 8着
○タイキエニグマ  10着
▲ブラックコンドル 5着
△ヒシアトラス   4着
注オーガストバイオ 2着
 
 散々な成績。
 元々、京都のダートコースは速い時計が出やすく武蔵野Sで好時計勝ちの経験のあるピットファイターにはうってつけの展開、平安Sでの凡走で注目度も低く冷静に考えれば狙うべき馬だった。反省!
 2着馬で10番人気オーガストバイオには触手が伸びていただけに悔やまれるレース。
【キルトクール】
エンシェントヒル 11着
驚異的な末脚でダート条件戦を席巻してきたが、本来、京都ダートは追い込みは極めて不利。この脚質では牡馬相手に重賞で勝ち負けはかなり展開の助けが必要。狙いは人気薄時。

福島牝馬S
◎オルレアン      5着
○スターリーヘヴン   2着
▲ヘヴンリーロマンス  10着
△チアフルスマイル    6着
注メイショウオスカル   1着

3連単&3連複で勝負した為、3着馬レクレドール抜けで馬券全滅。せめて馬連くらいは押さえておけばよかった・・・5頭BOXで100×10点で1000円でも17770円だった。(><)

逃げたオルレアンは理想的なマイペース、最後は力差を見せつけられた格好となったが5位入線は上出来。
 勝ったメイショウオスカル、後藤Jとの相性は抜群、近走勝ち切れないながらも充実ぶりは目を見張る物があっただけに乗り替わりは買いだった。
 2着スターリーヘヴンは3着・1着・1着・1着と来て前走13着、たった1回の凡走で14番人気。穴馬激走の典型的なパターン。
 3着レクレドールはGⅠ以外は3着以下は1回だけ、地力上位で不利な追い込みでも3着確保。

【キルトクール】
オースミハルカ
58㌔ではやはり厳しい、際どい4着は驚きの好走。GⅠ2着はダテでは無い。

フローラS

◎ディアデラノビア    1着
○ビコーグレイス     12着
▲パーフェクトマッチ    5着
△アルフォンシーヌ    13着 
注メジロトンキニーズ    6着

1着ディアデラノビアはある意味当然の予想。ラインクラフト・エアメサイア・デアリングハート等と接戦を演じてきた実力はこのメンバーの中では1枚も2枚も上。
2着レースパイロット、前走ミモザ賞での接戦は自分の中では大きなマイナス評価だった、キンカメの妹ということ事で実際の実力以上に人気になる事が多く反発の意味も含めての【キルトクール】。
見事に(/´△`\) ナンテコッタイドンガバチョ!
しかし、樫の舞台でも人気を背負う様なら当然、再度キルトクール予定
3着アスピリンスノー
昨年3着のエリシオ産駒ムーンフェイズ、一昨年の勝ち馬シンコウローレルといい東京開幕週のフローラSではヨーロピアン血統が穴をあける。予想の段階でもフローラSはSS産駒は相性はあまり良くない、と言っておきながらエルコン産駒の同馬を無視。
 気が付いた時は後の祭り。

【オークスへの展望】
ディデラノビアの脅威的は末脚はオークスでも注目だろう、桜花賞上位組でも距離延長では?マークの付く馬が多く、(ラインクラフト・デアリングハートはNHKマイルへの参戦表明)有力はシーザリオエアメサイア・アドマイヤメガミ位か?
 当然、ディアデラノビアも有力の一角を形成するであろうが不安もある、今回のフローラSでは超Sペースを後方一気で差し切った事は評価できるが、2着以下の馬との着差は僅か、やはりGⅠを勝つようなであるならば2馬身差以上の完勝劇が見たかった。
 本番オークスでは過大評価は禁物か?

これも想定内?ディープインパクト、衝撃の皐月賞!

2005年04月19日 01時37分15秒 | 重賞回顧
 1.3倍の圧倒的な1番人気に支持されたディープインパクト!呆れるほどの強さでまずは1冠目を手に入れた。
 
 伝説の始まりはスタートの出遅れから、躓いて4馬身程の出遅れ。やや後方でという鞍上の意図もあったかも知れないが、大きなビハインドである事は確かだった。
 しかし、この出遅れも考えようではレース全体のペースを緩める引き金になったとも思える。近年、皐月賞では不思議な現象が起こっている。
 通常、競馬の常識ではHペースでは前が潰れ差し追い込み有利に、Sペースでは後方待機組は絶望、のハズだが、何故か皐月賞においては1分58秒台で決着する様な速い流れの時ほどマイラー寄りのスピード馬が台頭し、2分に近くなればなるほどSS産駒特有の一瞬の切れ味勝負の差し決着となる。
 逃げたビッグプラネットもディープの出遅れで、ゆっくりマイペースの逃げを打てたのだが、結果的には惨敗覚悟で超Hペースの大逃げも面白かったのでは?(大先生には大舞台でそんな思い切りの良さは・・・)

 
何はともあれ、向正面では後方3番手とまずまずのポジションに。

しかし、ここで最大の誤算が発生。外目を追走、徐々にポジションを上げていたがローゼンクロイツと馬体が接触、この時に一瞬、掛かってしまう。鞍上も手綱を抑えなだめるが、ようやく馬が落ち着いた時には勝負所にさしかかっていた。

 豊の鞭がとぶ、減速、加速の繰り返しでかなり馬に負担がかかっていたはず、ここまでのレース振りは、並みの馬なら惨敗も覚悟しなければならない程チグハグなレースである。



しかし、この怪物はそんな負荷など関係無かったかの様に、直線電光石火の伸びで2着に2馬身差をつけ完勝してしまった。

何度も言うようだが並の馬なら負けていたはず。
これだけ次元が違えばダービーでも鉄板?
今の所、死角は見当たらない。せめて、1分58秒台で決着してくれていればダービー制覇に黄信号がついたのだが。

最近10年間で高速時計決着ベスト5
①2002
 1着ノーリズン       1.58.5
 2着タイガーカフェ       13/4 
②2004
 1着ダイワメジャー     1.58.6
 2着コスモバルク        11/4
③2001
 1着アグネスタキオン    2.00.3
 2着ダンツフレーム       11/2
④1999
 1着テイエムオペラオー   2.00.7
 2着オースミブライト      クビ
④1996
 1着イシノサンデー     2.00.7
 2着ロイヤルタッチ       3/4

 
連対したのは2001年、2着馬ダンツフレームのみ。

最近10年間で遅時計決着ベスト5
①1995
 1着ジェニュイン      2.02.5
 2着タヤスツヨシ        クビ 
②1997
 1着サニーブライアン    2.01.0
 2着シルクライトニング     クビ
③2000
 1着エアシャカール     2.01.8
 2着ダイタクリーヴァ      クビ
④1998
 1着セイウンスカイ     2.01.3
 2着キングヘイロー       1/2
④2003
 1着ネオユニヴァース    2.01.2
 2着サクラプレジデント    アタマ



ダービー馬4頭を含む5頭が連対

馬場改装後の為、1.59.2という時計は速いとは言いきれない。とりあえずダービーも青信号か?
   結論はいずれ・・・


1着ディープインパクト 
もう、これ以上語る必要なし。

2着 シックスセンス 無印
京成杯2着馬だったが、ここ2戦連続の出遅れ&4着敗退でまったくのノーマーク。冷静に分析してみれば、腐ってもSS産駒、前走2番人気評価、近5走の敗戦はいずれも勝ち馬からコンマ5以内、と注目材料はかなり有った。近年の傾向からマイル寄りの人気薄馬に目が行き過ぎで、常識的な穴馬チェックを怠った大反省の一頭。

3着 アドマイヤジャパン 
5番手追走の積極策から3着粘り込み、確かに強い競馬だがGⅠを勝ち切る程のインパクト無し。
将来的にはGⅡ・Ⅲの番人のローゼンカバリー型のSS産駒になりそう。

 4着マイネルレコルト 
折り合い良し、反応良し、レース内容は完璧。4着は力負け、朝日杯の内容からマイルがベスト距離と見て良い。NHKマイルCに参戦なら有力、ダービーに挑戦なら軽視。

5着 アドヤイヤフジ
4角14番手から大外強襲。例年、人気馬が飛ぶ典型的なパターン。5着確保は地力がある証拠、東京コースなら要注意。

6着 ペールギュント
4角16番手から上がり34.3は立派、マイラー疑惑は払拭できたが坂でパッタリ止まる、京都馬疑惑は更に深まった。ダービーでは微妙、狙うはむしろ菊花賞。

7着 スキップジャック
GⅡホースとはいえ1400mの京王杯2才S、14番人気も無理もない。7位入線は上出来(しかも目立たない)、多分ダービー出走ならまた距離不安で人気薄は確実、重賞勝ちの舞台で大掛けがあるかも?メジロライアン産駒侮るべからず。

8着 ダンスインザモア
中団で折り合い、直線で仕掛ける。伸びたのは一瞬であとは力負け、秋に再度期待。ダンスインザダーク産駒だけにやはり菊。


9着【キルトクール】ローゼンクロイツ
評価の上がらなかった毎日杯勝ち馬、その低評価の正当性を裏付ける結果に、輸送も影響あった可能性もある。活躍の場は関西圏か?

10着トップガンジョー
後方からの差し追い込み天国となったスプリングSで唯一先行して粘った馬、その事を評価している人も多かった。・・が、何故か本番では後方待機?持ち味全く生かせず!鞍上は猛省必要。

13着ビッグプラネット
キャリア2戦、マイル以上経験無し。ちょっと夢を見過ぎた、次走はNHK?

【馬券】
ディープ1着固定で→③・④・⑤・⑥・⑦・⑯の3連単30点が本線。
配当はともかく絶対当たると思っていた。
まさか、シックスセンスが・・・


復活!?ローエングリン。マイラーズC回顧

2005年04月18日 23時34分46秒 | 重賞回顧
一昨年のマイラーズCの覇者ローエングリン、驚異的な勝ち時計1.31.9はコースレコード。しかし、その後勝ち星から見放され前2走は13・14着と「もう終わっていいるのか?」疑惑まで飛び出す始末、相性の良い阪神芝1600で見事復活の狼煙を上げた!?
・・・というのが競馬専門誌の見解。

ちょっと待て?前2走の大惨敗はダート戦、3才春にダート戦の経験はあってもやはりダートは向かなかっただけの事、更にその前はというと天皇賞秋では東京2000mを逃げてロブロイからコンマ6差の5着、毎日王冠では僅差の2着と、力衰えるどころかバリバリ一線級のままだった。
 
 予想が上手く的中する時は案外こんな感じで、の13・14着に惑わされず、◎ローエンのチョイスは大正解だった。
 【今後の課題】
 奇しくも中山記念のバランスオブゲームといい、今回のローエングリンといいGⅡ・GⅢの番人キャラが揃って安田記念に向けて調子を上げてきた。配当的にも手頃な穴人気に推される為、つい買いたくなるのだが、番人タイプの殆どはGⅠとは縁の無いまま番人としてキャリアに終止符を打っている。
 はたしてバラゲー・ローエンの両雄は番人からGⅠウイナーに生まれ変われるのか?それとも?
この答えが安田記念の馬券的中の鍵を握ると思うが、まだ時間はあるので結論はいずれ・・

 1着ローエングリン 
1000m通過が59.3のスローペース、2番手で折り合っていたローエンには絶好の流れ、終わってみれば実績馬が実力通りに1着に来ただけ。

2着プリサイスマシーン 
単勝7番人気は意外、ダート中心の戦績が原因なのか?人気になりにくい。ローカルとはいえ重賞2勝(一回はレコード勝ち)、GⅠのマイルCSでも5着、毎日王冠4着、中山記念5着とGⅠ級のメンバーの中でも掲示板を外していない実力者だった。今回は2着に負けたが久々だった事を考慮に入れれば次回は更に上昇?
 安田でまたもや人気薄なら狙える。

3着アサクサデンエン 
直線ゴール前凄い脚!格下の身分で半身半疑だった部分もあったが安定した末脚はこのメンバーの中に入っても健在だった。2才時デビュー2連勝で期待された素質馬が遠回りの末、本格化してきた。

 4着カンパニー 
「外枠だったからある程度、脚を使っている事はあるが、それにしても伸びてくれなかった。それにしても・・・」 
安藤勝jのレース後のコメント。
上がり33.4でこのコメントは?この馬のベストは1800m、新馬戦以来のマイル戦での4着は上出来に思えるのだが、鞍上の最近の不振を象徴する様なコメント。
父父トニービンだけに東京で使ってきたら狙い!

 5着ダンツジャッジ ▲
僅か1㌔だがこの馬、58㌔では全然駄目、57㌔なら好勝負。一時期、本気で終わった疑惑を心配したが杞憂だった。距離、斤量、コースの条件さえ揃えばまだ走る。

【キルトクール】 ハットトリック
1000万条件からの連勝は止まる。決して強豪とは言えないメンバー相手に接戦の連続だったので、いつかはこんな日が来ると思っていた。とはいえ、上がり3ハロン勝負の強さは折り紙つきなので、広くて直線の長い東京・京都ではGⅠ級のレースでも警戒必要。

【馬券】
予想5頭が掲示板独占 (^^)b
馬券も3連単 
9-6-(2・8・15)のマルチで¥215、440円get!
何故か◎ー注ー(▲・○・△)の買い目になっているんだけど、理由は一馬の印を見て「ローエン=プリサイスって結構重い印だなぁ~。それじゃぁアサクサに変更か?」っという事で予定変更、危うく大悲劇でした。^^;
プリサイス7番人気を後から知って冷や汗!昔から見慣れている新聞だから今更浮気出来ないけど、一馬はこれがよくあるから怖い。

もう1つの本番に向けて!NZT回顧。

2005年04月12日 00時25分52秒 | 重賞回顧
 久々に現れた三冠候補ディープインパクト、その他にも通常の年なら十分に主役級のマイネルレコルト等、タレント多数の3才牡馬クラシック路線。それに比べてめっきり話題の低調なNHKマイル路線。
 近年、セレクトセールでの購買馬の活躍や外国産馬のクラシック開放等の影響か強力な外国産マイラーが減り、NHKマイルCはクラシック路線のリジェクター的な色合いが強くなってきた。
 NHKマイルCのTRレースのNZT、勝ったマイネルハーティーも皐月賞を目差し挑戦した若葉Sでリジェクトされてきた馬だった。

 1着 マイネルハーティー ○
最後方から別次元の末脚、朝日杯で僅差の4着はダテではなかった。このメンバーでは力が違う印象、2番人気なのが信じられない。本番でも有力だが、皐月組の流入が鍵。

 2着 イヤダイヤダ 無印
ふざけた名前のわりには強いとは思ったがこれほどとは・・・・
でも、次も買いたく無い。
珍名馬も自分的には認めない訳ではないが(念の為)、どうしても重賞では手が出ない。ましてやGⅠレースなら尚更。
 もし、1994年にクラシック路線を沸かせたあの父ブライアンズタイム×母パシフィカスにこの名前だったら・・
 もし、今年の3才SS産駒母ウインドインハーヘアがこの名前だったら・・・
怖ろしい。

 3着 インプレッション  注
毎回よく頑張っているが、掲示板止まり。典型的な善戦マン、このタイプは相手がかなり強化されても割り込んでくるので人気薄時には特に注意が必要。

 4着 ピカレスクコート  △
ヤマカツスズランの全弟らしくスピード能力には光る物がある。手前を変えずに走ったりと気性的に未完成な部分が多い。本格化したら楽しみ。

 6着 ディープサマー 
予想通りマイルでは駄目だった。スプリンター型として分類確定か?

 7着 マチカネオーラ  ◎
スタート直後の不利は痛かったが1着馬との力差は歴然、持ち時計の差がそのまま実力差だった。
2着以下の馬との実力差は無い。次走も狙う。

 15着 ミスターケビン【キルトクール】
スタート直後の不利でリズムを崩した事は確かだが、持ち時計無く2戦2勝のキャリアで1番人気は過大評価し過ぎ、ある意味当然の結果とも言える。

【馬券】
マチカネオーラと心中。もしオーラが来ていてもイヤダイヤダ買ってません

生きる価値なし!

古豪、涙の復活!サンライズペガサス。産経大阪杯

2005年04月05日 07時02分54秒 | 重賞回顧
 01年の神戸新聞杯では2着、怪物クロフネに先着し、翌02年の大阪杯ではエアシャカール以下を2馬身以上突き放し快勝。GⅠ制覇も目前に迫っていたはずのサンライズペガサス、ところが競走馬にとって難病中の難病、浅屈腱炎に冒され2度の長期休養。
 普通なら引退を宣告されても不思議ではない状態、しかし陣営の献身的な努力により見事に復活、勝ち時計1.59.0も優秀で中距離重賞戦線に強豪が一頭戻ってきた。


 1着 サンライズペガサス ○
無理なく中団を追走、直線では追い出しを待つ位の余裕の手応え、文句無しの快勝。時計、上がり共優秀で完全復活。宝塚でも有力の一頭。

2着 ハーツクライ ◎
18㌔増も問題無し、例によって最後方待機から最速上がりで直線強襲。届かなかったが昨秋に比べれば雲泥の差、今後も注文は付くが安定した末脚は常に警戒が必要。


3着 サイレントディール 無印
前走の惨敗は長期休養明け、叩き2戦目で見事に変わった。それにしても、ダービー4着があるとはいえ、芝・ダート共に良績はマイル寄りだった馬、2000mでの3着確保は意外だった。

4着 アドマイヤグルーヴ 【キルトクール】
予想通りの大幅体重増、予想外の健闘。万全でも牡馬相手では?だった、ましてや大幅体重増なら惨敗も視野に入っていたが、僅差の4着は驚き。今更ながら、この馬強い!


5着 メガスターダム ▲
直線では絶好の位置取り、その割には追われてからが案外で失速。その場では気が付かなかったが、競馬ブックでは松永Jが「歩様がおかしかった、無事ならいいが」とコメント、やや心配。

6着 アドヤイヤドン 注
芝は問題無いと思う。(勿論、ダートの方がもっと良いに決まっていいるが・・)距離に問題あり、朝日杯優勝時の時計からも、ドンのベスト距離はマイル。今後も芝路線なら安田を目指すべし。

【馬券】
予想段階では◎ハーツクライからの3連単だったが、当日WINSで○サンライズからの3連単も追加購入、3着欄にサイレントディールも(一応)入っており、2週連続、今期万券6号。
 3着、サイレントディールが入ったのもアドマイヤを【キルトクール】してた分、手広くいけた。

2強沈没!高松宮記念回顧/ついでにマーチS

2005年03月30日 01時47分15秒 | 重賞回顧
 電撃6F戦は7戦全勝と無敵の強さを誇ったプレシャスカフェと、ダート転戦後無敵の3連勝と勢いに乗るメイショウボーラー、この2頭の一騎打ちの様相を呈した高松宮杯。
 終わってみれば、出負けが響いたかもしれないが、それ以上に初GⅠの重圧に負けた格好のプレシャスカフェ、故障を心配する程の失速ぶりのメイショウボーラー。この2頭を尻目に豪快に突き抜けたのは武豊鞍上のアドマイヤマックス、6F戦で2着以下に2馬身半差は圧勝だった。

1着アドマイヤマックス ○
パドックでの気配は最高だった、2人引きの厩務員をぐいぐい引っ張る勢い。レースでも不利なはずの大外枠もこの馬にとっては絶好枠だった、どの馬にも被されることなく直線手前を替えてから豪快に突き放す。今まで1200での勝ち鞍が無かったが、それでもスプリンターズS3着等、快勝の下地はあった。実力馬本領発揮。

2着キーンランドスワン  無印
昨年の3着馬、外差しの展開も向いたかもしれないが実力は確かだった。プレシャスカフェの未知の魅力に人気が集中し、1・2着の実績馬が過小評価気味だった。

3着 プレシャスカフェ  ◎
初のGⅠ挑戦は残念な結果に、ただ出遅れ気味のスタートから直ぐに好位に取り付き、直線も早めに先頭に立つという強い競馬。負けはしたがかなりの実力馬である事は確か、順調なら秋のスプリンターズSではGⅠ初制覇の可能性大。

4着 カルストンライトオ 【キルトクール】
自信のキルトクール指名馬。ヒヤヒヤの4位入線、夏ローカル&直線1000mの鬼と思っていたが意外に強かった。(晴れ良馬場ではムリかな?と思っていた)^^;

5着ナイキアヘッド 無印
1200mの持ち時計も優秀で不気味な馬だったが、掲示板には突っ込んできた。(まさかと言うよりはやっぱり) 馬券には手が回らなかったので内心っほっ!

7着 タマモホットプレイ ▲
差は僅かだったが、やはり1200mは短かった。1400mのスペシャリストは1400で狙うべし、反省!

11着 ギャラントアロー 注
直線でレースを勝手に止める癖が目立ち始めてきた、この馬の粘り強さが全く見られず。
立て直せるか?

16着 メイショウボーラー △
異常な負け方。嫌な予感はしたので△評価だったが予想以上の大敗。アクシデントでなければ良いが・・・

【馬券】
本線はプレシャス→アドマイヤ→▲△注+キーンランド・ウイン各500で外れ!

発売締め切り直前にアドマイヤのパドックでの気配が妙に気になり馬単追加購入。
今期万券5号GET!

マーチS回顧

土日で4レース目の重賞、4月2/3日が重賞2鞍という事から考えるともうちょっと番組編成を考えてもらいたい。
 

まったく気合入らず、予想当たらず、【キルトクール】(/´△`\) ナンテコッタイドンガバチョ!

まったくいいこと無し。

サミーミラクルはガーネットSの1番人気馬、距離不適と見られて人気薄。狙い目だったなぁ
(後の祭り)