日経新春杯

　予想のコーナーで不吉な呪われたレースと言った日経新春杯、今年も後味の悪い決着となった。
　長い審議の結果、着順どうりに確定したが、不利を受けたナリタセンチュリーにとっては気の毒な敗戦となってしまった。馬場状態は９Ｒ終了時点で（稍重）から（良）へ、しかし、内は（重）外のみが（良）という様なコンディションの結果、外目のコースが１０頭立てにもかかわらず密集状態になり、そのアオリをモロに食うことに。いつもの手応えが無かったのも事実らしいが、不利が着順に大きく影響したもの事実。しかし、仮に加害馬が降着になったところで、ナリタセンチュリーにとって結果が大きく変わる訳でもないので、（９着→８着）次走の巻き返しに期待したい。

１着サクラセンチュリー
審議対象馬３頭の内の主犯格。しかし、３角後方２番手から大外を突いて進出は当然のコース取り、直線の入り口でナリタと接触したがそこから力強い伸び脚でゴールまで突き抜けた。鳴尾記念では１６００万条件からの臨戦で斤量も５４ｋｇと恵まれた印象もあったが、この勝利で本物とみても良いだろう。

２着マーブルチーフ
４コーナーを逆手前で回って外へ大きく膨れた加害馬、影の主犯。でもそこから図太く２着に粘り、京都巧者ぶりを見せつけた。やはり、京都芝中長距離では買える。（特に人気薄）

３着ストラタジェム
さすがは菊花賞５着馬、格下ながらしっかり複勝圏に絡む。勝ち味に遅いため、この後自己条件で人気なら取捨注意。

４着コイントス
ようやく復調。年齢的にはこの春がラストチャンスか？

１０着モノポライザー
可愛そう・・もっと辛抱強く１６００～１８００ｍを使って。いつかは３３秒台の脚が嵌る。

馬券は３連単ナリタ⇔マーブル→全頭流しは爆死。マーブル１頭軸の３連複５頭ＢＯＸが的中。
喜び難い結果でした。