またまた1週間たってしまいました。今日は、仕事の都合で、こんな時間の書き込みになってしまいました。無責任な話ですが、平日は、PCを開いてブログのコメントを確認させていただく時間がありません。週末、書き込み前にまとめて確認させていただいています。たくさんの方から、お叱りをいただき、落ち込んで書き込めないのでは、と思われた方もいるかもしれませんが、心も体もそんなに弱くないもので、ふてぶてしく書き込みさせていただきます。(なんだ、その態度は!反省してるのか!:心の声)
まったくもって、デリカシーのカケラもない発言と、言葉足らずだった点については、本当に申し訳なく、あらためて不愉快な思いをさせてしまったすべての皆様にお詫びいたします。しかしながら、私が横っ面をひっぱたかれたときは、職場の同僚とその手の話を面白おかしくしている休憩時間、ひっぱたいたおばさんも、ひっぱたかれた私自身も大笑いしながら、周りの同僚も腹を抱えて大笑いという状況でした。そういうことなんですが、この話は、もう止め。いずれにせよ、余計な話は、しないのが一番ということですね。
さて、南の島の航空隊に「T」君という若手のパイロットがいます。若手ですが、操縦の腕は、なかなかのもの、礼儀正しく、人間的にもすばらしい男です。
彼、中学・高校時代には、JACに所属していたそうです。真田広之の後輩なんですね。真田氏もたいへん礼儀正しく、仕事は常に真剣勝負、という人物です。まぁ、酔い潰れた私の鼻の穴に地鶏の竜田揚げを突っ込んだ話は、この際忘れましょう。
この二人を見るにつけ、JACというところは、すばらしい教育、または躾をする組織だなぁ、と感じています。
やっぱり支離滅裂だなぁ・・・ えーと、海上自衛隊の航空機の任務は、主として洋(海)上を飛ぶことなんです。(そんなん、知っとるワイ!:○○○さんの声)でも、震度5以上の地震が発生すると、その地域を担当する航空群から、状況偵察のために航空機を飛ばすことになっているんですよ。だから、海の上だけしか飛べないというわけではなく、あらゆる任務に対応するための訓練を日夜続けているんですよ。それは、艦艇部隊も同じですが。
基地や母艦を遠く離れた洋上で、悪天候に遭遇したり(天候予察ができてない!:神の声)、エンジン、操縦系統、その他機体のトラブル、被攻撃(まだない!)等で、飛行を継続できない状態になった場合、洋上に不時着水(デッチング)しなければならなくなります。過去には、実際に航空機がデッチングし、多くの尊い搭乗員の命が失われています。
ということで、デッチングに備えた訓練もわれわれ搭乗員は、当然しなければならないのです。いやいや、緊急事態から生還するために進んで、訓練しなければならないのです。
南の島の航空基地には、海上自衛隊唯一の「着水脱出訓練装置(デッチング・トレーナー)」という大掛かりな装置があります。
ヘリのコクピット(模擬を模した装置)に搭乗員が乗り込み、プールの中に墜落、逆さまにひっくり返りながら、3~4メートル沈みます。われわれ搭乗員は、その状態から脱出する訳です。
なぜ、ひっくり返るのか?ヘリを模擬していますので、ヘリはエンジンやトランスミッションなど重量物が操縦席より上にあるため、洋上に着水して、ローターの推力が失われると、ひっくり返ってしまうのです。
今週月曜日の午前中、この訓練を受けました。朝一に胃検診のため、バリウムと発泡剤、検査後の下剤まで飲まされたあとでした・・・・ キツかった~!デッチングしても苦労して脱出しないで、一思いに楽になろう、などと一瞬考えてしまいました。(またまた、余計なこと!削除すればいいのですが、戒めのためこのまま残しておきましょう。)
この訓練、われわれ海自の搭乗員は、年1回の実施が義務付けられています。毎年やるんですよ!こんなことを!
精強の誉れ高き米海兵隊の搭乗員は、同様の訓練を4年に1回やるということです。オリンピックじゃねぇだろう!海上自衛隊って、こんなにすごい組織だったんですね。
ところで、「いそかぜ」から総員離艦した乗員たち、ただ一人、行を助けるため艦に戻るべく海に飛び込む仙石曹長。彼が手にする携帯用空気ボンベ、これ、実は、ヘリ搭乗員がフライト時に携帯する緊急呼吸装置なんです。これを持つようになって、だいぶ楽になりました。実際のデッチングでも生存率が上がると思います。無理やり映画にこじつけてすみません。
手前味噌ですが、海上自衛隊、本当にすごい組織です。そういえば、昨年、赤フンドシに5つ星を縫い付けたお隣さんが、我が家の玄関先に潜ったまま迷い込みましたが、あの時も、探知してから、「追尾止め」が下令されるまで、一瞬たりとも「失探」することなく、捕まえていました。この精強さは、普段からの弛まぬ努力の賜物なんですよ。
ということで、今日は、わが社のアピールでやめておきます。
では、また来週。 |
大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「東風(DF)31型」(射程八〇〇〇キロ)を潜水艦発射型に改良した「巨浪(JL)2型」の可能性が高い。
潜水艦型は攻撃の隠密性に優れ、前方展開して発射することで米本土全域を射程に入れる狙いもあるという。
米軍は中国がミサイル実験を予定しているとの情報に基づき、嘉手納基地(沖縄県)にミサイル発射を探知して軌跡を追う空軍の電子偵察機「コブラボール」を展開、監視飛行を継続するなど警戒を強めていた。中国は、一九九九年に東風31の発射実験を行っている。
軍事力の近代化を進める中国は、台湾海峡に面した地域に五百基以上の短距離弾道ミサイルを配備。
並行して、米国などに対する長距離ミサイルの開発も進め、約三十基のICBMを保有。米国の分析では、中国は今年中に東風31の配備が可能になり、将来、米国向けミサイルの弾頭数は、百発にのぼると予測している。」 昨年、赤フンドシに5つ星を縫い付けたお隣さんが、我が家の玄関先に潜ったまま迷い込みましたが、あの時も、探知してから、「追尾止め」が下令されるまで、一瞬たりとも「失探」することなく、捕まえていました。この精強さは、普段からの弛まぬ努力の賜物なんですよ。
ところで「探知してから、「追尾止め」が下令されるまで、一瞬たりとも「失探」することなく、捕まえていました。」それは確かに素晴らしいのですが、「中国が十六日夕に新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を実施していたことが十七日、分かった。青島沖の原子力潜水艦から発射され、中国国内の砂漠地帯に着弾した。」という記事が「日本国内の某所に着弾した。」なんて事に成る前に最高指揮官又はその補佐する文民は適切に効果が有る対処は出来るのでしょうか?最高指揮官は〒局の事で頭が一杯の様に思われるのですが?
よっぱっらっているのか、分けわからないことを言っている人にも丁寧に接していて、こんなこともやらなきゃならないのね…。と若い隊員さんに同情したり…。
でもこういう機会がないと、どういう方が自衛官をしていらっしゃるのか、わからないですよね。あと、おたまじゃくしさんのブログを読むとか…。
水中からの脱出訓練…大変な訓練をされているんですね。本当に頭が下がります。
お隣の国の…追尾をした活動とか、組織は違いますが、この前の排他的…水域で活躍した海保とか、日本を守ってくれている人たちの事を、国民がしっかりしらなきゃいけないと、最近つとに思います。
よろしければ教えてください。
デッチング・トレーナーを毎年やっているっていうのも日本人ならではの几帳面さなんですかね。
昨日図書館に行ったら「別冊ベストカー護衛艦 デラックス」がありました。(別のコメントで紹介されていたらゴメンナサイ)映画で使われていた「みょうこう」やおたまじゃくしさんが乗っている哨戒ヘリなども載っていてホクホクしながら見てました(おたまじゃくしさんやペコさんのパパさんや飛べないひこうきのりさんがでているかも・・と想像を働かせながら)本当に判りやすく海自若葉マークの私でも大丈夫でした。これを持って映画やおたまじゃくしさんのコメント見たら面白さ倍増ですね・・って発行者みたら「三推社/講談社」と載っていました。「こおだんしゃ??」やられた・・さすが天下の講談社様!本当に面白かったです(しかしMK104装海具なんであんなペイントなの?爆笑しました)
先程、テレビで防衛庁長官の方がインタビューを受けていて・・イージス艦についてお話されていました☆映画について触れてほしいなぁ~って思ってしまいました(^^)
JACは教育も、しっかりされている団体だったんですね◎私はJAC世代ではないのですが・・映画を見ていく内に、最近JACについて詳しくなってきました(^-^)
調べたら、今はジャパンアクションエンタープライズ(JAE)になってますね。
JACはuriさんがおっしゃるようにジャパンアクションクラブの略で、私が中学生の時JACにはまっていました。千葉真一さん主宰で(今はサニー千葉さんかな?)真田さんや志穂美悦子さん(今は長渕剛の奥様)など、映画やドラマで派手なアクションをみせてくれていたんです。ホントすごかったんですよ!当時真田さんはいろんなアクションを自らやっていて、自殺の名所で有名な東尋坊から飛び込んだりしていました。だから今回のイージスの仙石役も納得という感じです。
JACはもうないものだと勝手に思っていましたが、JAEとして残っているんですね。なんだか嬉しくなりました。uriさんありがとうございました。
余談ですが、俳優の堤真一さんもJAC出身だと聞いた事があります。
日本の大学の神と奴隷のごとく おそらく
かなりの修行と訓練を積み重ねてこられた
はずです。甘いマスクの裏側には 黒い瞳
に象徴された神秘な矜持に値する努力をくみ
とれます。寡黙な一本木気質は 海上自衛隊
組織の結び言葉に通じる合言葉かもしれません。
ところでおたまじゃくしさんが言っていた「物干場」干す場がなくなったらやはり自室ですか。っていうか本見ていたら皆さんかなり干していたようです(笑)自衛隊用語(ホクホク)せっかちな用語での「可及的速やかに」という意味「出来るだけ速やかに」ですがなんか遠回しに「さっさとやれよぉ!」と言っているようで日本的ですね。またの使える!自衛隊用語教えて下さい(私も「かかれ!」は気に入ってます)
ところでおたまじゃくしさんが言っていた「物干場」。余り大きな場ではないようですね。だって本を見たら皆さん自室で干していたようなので(笑) 自衛隊用語でせっかちな言葉としての「可及的、速やかに」ですが「出来るだけはやく」という意味ですよね。なんか遠回しに「はやくやれよぉ」と言っているようで随分日本的だなぁと思いました。次回の「使える!自衛隊用語」を楽しみにしてます。(私も「かかれ!」は気に入ってます)
元JAC メンバーさんのコメントも、「なるほど~」と思うところがありました。
偶然、真田さんとお会いする(すれ違う?)時があったのですが、真田さんがカッコイイ!と思ったのが、礼儀の美しさでした。
自然と出る礼儀の美に圧倒されてました・・・
その時、「洗濯物を干す乾燥室です」とドアを開けて見せて頂きました。本当は物干場というのですね。一般人にも分かりやすく説明してくれたのですね。
色々な方からそれぞれお話を聞いて、映画を見る前に勉強になりました。同時に自衛官の方々にも親しみを感じました。
あ、物干場は「ちょっと汚いんですけどね」とおっしゃっていましたが、ぴしっと干されていて「さすが・・・!」と思いましたよ。
いつも教えてもらってばっかりなので、たまにはね...。ま、そんなごたいそうな知識でもないですけど。
うゎ~~、こちらでJACのお話が聞けるなんて夢にも思わなかったです。何だかドキドキいたしました。
JAC元メンバー様、uri様、miu様、貴重なお話ありがとうございます。(ペコ様、私もJACの事はよ~く知っている世代です♪)
そしてそして、「可及的速やかに~」!私も使うぞ!「可及的速やかに、部屋の清掃を行うものとする。かかれ!」
…ちょっと、家庭的すぎて迫力に欠けますね(笑)。
おたまじゃくし様、ありがとうございます♪
私の住む町で行なわれる航空祭は、9月11日の予定でしたがアメリカの同時多発テロと同じ日と言う事で1週間早まりました。いまだにテロの影響はすごいです。イージスもテロを扱っていますが、“絵空事”とは言えなくなってきている現実が怖いですね。航空祭ではF2の展示飛行があるように願っているのですが、飛んでくれるかな~。
それにしても、最近海上自衛隊は宣伝に力を入れていますが、陸自や空自はそれほどでも無い気がします。いったい海自に何があったのでしょう?
映画とは関係の無い話ですね。すみません。
「眼球手入れ」はこちらの方言だと「ねぶかげ」と言います。これから私は「眼球手入れ」をします・・・ZZZZZZzzz
特別に海上自衛隊が力を入れていると言う訳ではなかったのですね。私自身の贔屓目でそう思っただけみたいです(笑)
それより、16時近くに遅い昼食ですか?早い夕食みたいですね・・・。お体大切にして下さいませ。
実は私の彼…も某護衛艦で働いているのですが、話を聞いてると確かにとんでもなくキツそうです。毎日毎日、朝から晩まで様々な訓練をしているようで…
それもこれもみんな私たちの何気ない生活を護る為にやって下さってるんですよね。この事は常に心にとどめておきたいと思います!!
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