山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

蝿帽子谷~3年ぶりの再訪~

2018-07-15 | 
7月15日(快晴)
蝿帽子川~蝿帽子嶺
メンバー:Fさん・shibata

 蝿帽子嶺は3年前に登って以来の再訪である。それほどおもしろいと言える沢ではないのに再び訪れたのは、頂上にはつけたものの峠にあるはずのお地蔵様に会うことができず敗退してしまったので再度お地蔵様あうべく行ってきた。

 さそ川にかかる橋を渡ってすぐに通行止めとなり、長い林道を1時間半ほど歩くはめになる。以前来たときはオロロの大群に襲われ大変な目にあったが今回は快適そのもの。
歩き始めてすぐ堰堤のバックウォーターにたまった泥が臭く底なし沼のようになっていて抜けるのにひと手間かかった。


しばらく泥沼歩きになる 

前回は、最初の方で枝沢を把握できず現在地を間違えたことによって道を間違えてしまったので、今回は地図を慎重に見ながら進む。特に難しい滝も無く順調に進む。途中熊さんと遭遇するも子供みたいですごい勢いで斜面を駆け上っていった。藪漕ぎもさほどなく予定通り登山道に出てすぐに蝿帽子嶺に到着。





ここからが問題、前回はここまでこれたのに峠のお地蔵様に辿りつけなかった。
峠に向かい出してしばらくしてからなんだかおかしい下りすぎているし方角もおかしい、しかし、分かれ道は見当たらなかったはず。ここは一度登り返してみることに。登り返すこと10分、藪に隠れた登山道を発見。前回はこれを見つけられずに間違えてしまったのだ。正規のルートを下ってすぐに峠へ到着、そしてそこには念願のお地蔵様が鎮座していた。お会いできて感謝です。


やっと会えました。


岐阜県側と福井県側ではえぼうしの漢字が違う。

下りは当初沢を下る予定だったが、古道が思っていたよりはっきり残っているのでそれを辿って下ることにした。この古道最後の二俣まで続いていて時間短縮することができた。その後も古道と沢を交えながら取りつきまで下る。あとはまた駐車地点まで炎天下の中歩いて無事山行を終えた。

同行してくれたFさんも20年以上ぶりくらいに訪れたらしく前回歩けなかった古道を歩くことができてご満悦のようだったので良かった。
たまにはこういった歴史を感じさせる沢歩きも良いものです。





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