goo blog サービス終了のお知らせ 

素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

Vシネクスト「ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス」

2019-09-26 23:19:25 | 仮面ライダービルド
桐生戦兎が創造した新世界では、人体実験を受けた者にだけ旧世界の記憶がよみがえり、記憶がよみがえった者の中から、新世界を「科学の力=兵器」によって支配しようと企む者がテロリスト集団「ダウンフォール」が生まれる。ダウンフォールの魔の手は戦兎や万丈龍我、そして一海にもおよび、一海が愛する美空が人質にとられてしまう。美空を救うため、一海と彼を支える三羽カラスは反撃を開始するが・・・。


先日の三連休は、若くて可愛い男の子とデート三昧してきました。
※ただし次男6歳

んで。時間がビミョーに空いてしまったんで
「映画でも見ちゃう?そういえばグリスやってんじゃね?」
っていう思いつきだけで、前情報ゼロで行ってきました。仮面ライダーグリス。

というわけで感想です。もちろんネタバレありです。ネタバレしかありません。



記事冒頭の引用文は映画館の作品紹介から引っ張ってきたんですけど、
この情報すらなかった。
「人体実験を受けた者にだけ旧世界の記憶がよみがえり」っていうナレーションを聞いて
なるほどそんなことが・・・っていうレベルですよ。
本編終了までの情報のみで行っちゃいましたよ。
「あ、クローズをアマプラ課金で見ておけば良かった」って、
劇場に向かいながら思いましたよ。遅い。

でもね、前情報なしでもすっげぇ面白かったです。

登場する三羽ガラスに「なんで生きてるの!?」と驚愕する次男。
新しい地球になったからだよ~と答えるも、
幻徳の父が生きてるのを見て「え!?」と驚く私。五十歩百歩。

「人体実験を受けた者だけ旧世界の記憶がよみがえった」とのことで、
ライダー達&三羽ガラスは覚えてるのね。ん?みーたんも?
みーたん人体実験受けてたっけ? ネビュラガスに絡んでればアリなのか?
ん???内海さんは逆に覚えてないの? なんで? まーいいかっていう。
あれですよね、平ジェネforeverで「思い出したのか!」「やっぱり覚えてねーのか!」みたいな展開を見たので
何はともあれ、みんなが思い出せてよかったね~と感無量です。

そして、相変わらず健在なカズミンの一人劇場。
ていうかもう、武田航平さんの表現力が素晴らしい。素晴らし過ぎる。
これでライダー卒業せずに、またバンバン出て欲しい。
こないだドラマでもお見かけしましたが、それも良かったですよ。

そんなカズミンの変身シーンが3回あったんですが、
1回目は「いや、相手にパワー吸われて変身できねーから!尺とってる場合じゃねーから!
 ・・・って、あれ?変身できるじゃん」と落ち着いて見るどころではなく、
でも久々に見るあのポーズ、最高でしたわ。カメラ位置が良かった。

2回目と3回目はですね、決死の覚悟のグリスブリザードと
三羽ガラスの命を背負った最終フォームへの変身だったわけで、
もうポーズとか取らないんですよ。本気だから。
その本気が伝わってくる勢いがあって、
もうね、あの変身見るために支払った鑑賞代だったな!!って感じですよ。
表現力!表現力が素晴らしい!!ありがとう!!!

みーたんはカズミンのことを、とことん「グリス!」と呼んでて
ま~不自然だなぁと。その不自然は逆にアレか!アレなのかよ!って思ったりしますが、
本編でも最後まで、「おま、ここでもグリス呼びを続けるんかい!」ってなってたわけで、
それがね、この最終章の最後で回収されましてね。いや、結局最後はカズミンって呼ぶんかい!っていう。
いや良かったけどね。ちくしょうお幸せに!
しかし最後はみーたんの方から告白するとはな。やっぱりアレだったのかよ。

その他。

葛城パパが戦兎のことを「もうひとりの息子」と呼んでて
え?あ、・・・あぁ確かに息子じゃん、って思ったわけですが、複雑な(笑)
葛城巧はパパのことを受け入れきれずにいて、
そんな葛城巧の様子に、戦兎は仲良くすればいいのにーって思ってて。
いや戦兎の方こそパパと仲良くしたらいいんじゃない!?ていう。
ダメなのか、顔が違うとダメなのか。

つか、戦兎と葛城巧が物理的に接触できてる段階で
「なにこれ!なにこれうわぁぁあ奇跡かよ!」ってなるよね。

そんな戦兎は、「すごいでしょー?俺って天才でしょー?」と
うわぁ懐かしいぞこのテンション!っていう感じで戦兎を満喫してましたが、
中盤、三羽ガラスの命と引き換えに新アイテムを作るとかいう話になって
三人が苦しみにのたうちまわってるのを見ながら、手を止めないんですね。
いや、いくらそれしか手がないと言っても!本人達の了解がとれてると言っても!
それはNGなんじゃあないかなあぁ!

とか思ってたら、最後に三羽ガラスが超絶元気に登場するし。
そこで戦兎の「悪魔の科学者ですから」のニヤリで
そうなの!? 命が危ないとか言ってたところからブラフやったんかい!っていう
悪魔!マジ悪魔だな!だがサイコーだぜ!ってなりました。
脚本良し。いや脚本良しって知ってるけど!

ファントムガスの説明画面のテキトーさも良かったです。
そこ、そこそんなにゆるい感じでいいの!?っていう。

敵がビルドのハザードフォーム(っぽいヤツのタンクタンク)に変身して
三羽ガラスとの戦闘になるシーン。
本編のリプレイみたいな意図だと思いますが、「ちょ、精神的にきついからこの絵面はやめて!」ってなった。
あれはビルドのmaxトラウマ回だったと思う。あのバラアマゾンの坂道んとこな。

生方直進。
気づかなかったー(笑) エンディングのスタッフロール見て「え?」ってなりました。
多分だけど、農場に帰ったときにカズミンに状況報告した若者だよね。
てれびくんプレゼンツのクマテレビ編、持ってるよ。

幻徳とさわさん。
いや、順当と言えば順当なカップルなんだけど、
1話冒頭のシーンを最終章のラストで伏線回収するとか
これじゃあまるで、仮面ライダービルドは二人のための物語みたいじゃないか。え?そうなの?
6歳の子に「朝まで語り合いました」は刺激が強過ぎると
目を隠してしまいたくなりました。いや考え過ぎだってば。

またビルドを見直したくなる一本でしたよ。
テレビ版をDVDに焼いて保存するという貧乏人なことをやってるので、また見直します。


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。