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ローマ史関連書籍
1.ローマ人の物語 (新潮文庫)
塩野 七生 (著)、新潮社 (1992/07)
〈1〉ローマは一日にして成らず
〈2〉ハンニバル戦記
〈3〉勝者の混迷
〈4〉ユリウス・カエサル-ルビコン以前
〈5〉ユリウス・カエサル-ルビコン以後
〈6〉パクス・ロマーナ
〈7〉悪名高き皇帝たち
〈8〉危機と克服
〈9〉賢帝の世紀
〈10〉すべての道はローマに通ず
〈11〉終わりの始まり
(12) 迷走する帝国
もはやローマの衰退は止まらない。危機を克服する力を失ったのはなぜか。ローマ帝国衰亡の真の原因を解明する力作。
(13) 最後の努力
ローマが「ローマ」でなくなっていく―帝国再建を目指した二人の皇帝、だがその努力が、逆に衰亡へと拍車をかける。塩野七生が描く新たな「衰亡史」、いよいよ核心へ。
(14) キリストの勝利
ついにローマ帝国はキリスト教に呑み込まれる。四世紀末、ローマの針路を大きく変えたのは皇帝ではなく一人の司教であった。帝国衰亡を決定的にしたキリスト教の国教化、その真相に迫る。
〈15〉ローマ世界の終焉
歴史に比類なき大帝国は、いつ、どのようにして滅んだのか-。ローマが「なぜ」よりも「どのように」衰亡していったのかに重点を置いて描く。1300年に及ぶ古代ローマ興亡のドラマの完結編。
2.ローマの歴史 (中公文庫)
I. モンタネッリ (著), 藤沢 道郎 (翻訳)、中央公論社; 改版版 (1996/05)
カエサル、ネロら多彩な人物像の魅力横溢。無類に面白い歴史読物。
3.モムゼン・ローマの歴史
モムゼン (著), 長谷川 博隆 (翻訳)、名古屋大学出版会 (2005/04)
現代のローマ史研究の基礎を築いた碩学が若き才能を注ぎ込んだ歴史の一大傑作にして、ノーベル文学賞を受賞した情熱の書。
〈1〉ローマの成立
ローマの成立から王政の崩壊をへてイタリアの統一までを描く。
〈2〉地中海世界の覇者へ
カルタゴの名将ハンニバルとの壮絶な戦いをへて地中海世界の覇者となるまでを叙述。
〈3〉革新と復古
中海世界の覇者となったローマが、元老院による統治体制の機能不全から革新と復古の間を揺れ動く、混迷の時代を叙述。
(4) カエサルの時代
4.ローマ帝国衰亡史 (ちくま学芸文庫)
エドワード ギボン (著), 中野 好夫 (翻訳)、筑摩書房 (1995/12)
ヨーロッパ古代世界に最大の版図をもち、多年隆盛を誇ったローマ帝国はなぜ滅びたのか。この「消えることのない、永遠の問い」に対する不朽の解答―18世紀イギリスの歴史家E・ギボンの名筆になる大歴史書の完訳。
〈1〉五賢帝時代とローマ帝国衰亡の兆し
五賢帝時代のローマ帝国の版図、軍事力、繁栄ぶり、そして帝国衰亡の兆しとなる愚帝・暴帝コモンドゥス、カラカラ、ドミティアヌス、エラガバルスの登場をつくる。
〈2〉ディオクレティアヌスとキリスト教の展開
帝国の勢威も次第に衰え、広大な版図の各地に戦乱が相次いだ。それを押さえるべく、次々と軍人皇帝が登位する。クラウディウス、アウレリアヌス、ディオクレティアヌス、コンスタンティウスの時代。そして、本巻で最も圧倒的印象を与える、新しい宗教キリスト教の台頭を叙述する。
〈3〉コンスタンティヌスとユリアヌス
ローマ帝国が東西に分裂し、東ローマにコンスタンティノポリスが誕生する。この基幹都市をつくりあげた英雄コンスタンティヌス帝のキリスト教への改宗と、それを忌避し「背教者」と呼ばれることとなったユリアヌス帝の生涯と信仰を描く、興味尽きない一巻。
〈4〉西ゴート族侵入とテオドシウス
ユリアヌス帝のペルシア戦争における戦死に始まり、フン族のヨーロッパ侵入に圧されて、ゴート族の移動が起こる。それに立ち向かうテオドシウス帝と勇将スティリコの活躍を描いた手に汗にぎる一巻。
〈5〉アッティラと西ローマ帝国滅亡
ゴート族の王アラリックの登場とヴァンダル族のアフリカ征服、フン族の王アッティラによるガリア侵略と迎え撃つ将軍アエティウス、ヴァンダル族の王ガイセリックのローマ掠奪。そして、いよいよオドアケルによって最後の西ローマ皇帝が廃される。西ローマ帝国滅亡に到る衰亡史の圧巻。
〈6〉ユスティニアヌスとビザンティン帝国
西ローマ帝国滅亡後、舞台はコンスタンティノポリスを首都とする東ローマ帝国に移る。この帝国の中興の祖とうたわれるユスティニアヌス帝と皇妃テオドラ、勇将ベリサリウスの時代を跡づけ、現代法律学にも影響を及ぼすローマ法とユスティニアヌス法典を語る。
〈7〉東ローマ帝国とシャルルマーニュ大帝
ユスティニアヌス帝を継ぐユスティヌス二世の時代。西ヨーロッパの形勢は、ランゴバルド族がイタリアを征服し、フランク王国シャルルマーニュが戴冠するなど、大きな転換期をむかえつつあった。受肉をめぐる東西教会の教義にも、重大な違いが見えはじめる。
〈8〉マホメットとサラセン帝国
アラビア半島の一隅に鳴りをひそめていたアラブ人勢力が予言者マホメットの奉じるイスラム教の下に興起し、東西ヨーロッパ各地に侵入を開始する。激動の時代とその状況を描ききる話題の一巻。
〈9〉十字軍と頽勢のビザンティン文明
イスラム人に占領された聖地イェルサレムを奪回すべく企てられた数度にわたる十字軍の活動が、コンスタンティノープルを略奪し、ローマ帝国の消長に力をかすことになる一大叙述。
〈10〉メフメット二世と東ローマ帝国滅亡
1453年オスマン・トルコのメフメット二世による猛攻の前に、さしものコンスタンティノポリスも陥落し、東ローマ帝国は滅亡する。大著全10巻の完結巻。
5.ローマ皇帝歴代誌
クリス スカー (著), 月村 澄枝 (翻訳), 青柳 正規、創元社 (1998/11)
初代皇帝アウグストゥスから、西ローマ帝国最後の皇帝ロムルス・アウグストゥルスまで。全80人の皇帝のドラマチックな生涯を、彼ら自身の彫像を含む約300点の図版で紹介。巨大帝国の繁栄と衰退をたどるローマ帝国史の決定版。
6.古代ローマ歴代誌―7人の王と共和政期の指導者たち
フィリップ マティザック (著), 東 真理子 (翻訳), 本村 凌二、創元社 (2004/09)
国家誕生から、共和政崩壊までの700年間の歴史を、7人の王と共和政期の指導者たちのドラマチックな生涯とともに徹底検証。イタリア半島の弱小国家ローマは、いかにして奇跡的発展をなしとげたのか。
ローマ史関連書籍
1.ローマ人の物語 (新潮文庫)
塩野 七生 (著)、新潮社 (1992/07)
〈1〉ローマは一日にして成らず
〈2〉ハンニバル戦記
〈3〉勝者の混迷
〈4〉ユリウス・カエサル-ルビコン以前
〈5〉ユリウス・カエサル-ルビコン以後
〈6〉パクス・ロマーナ
〈7〉悪名高き皇帝たち
〈8〉危機と克服
〈9〉賢帝の世紀
〈10〉すべての道はローマに通ず
〈11〉終わりの始まり
(12) 迷走する帝国
もはやローマの衰退は止まらない。危機を克服する力を失ったのはなぜか。ローマ帝国衰亡の真の原因を解明する力作。
(13) 最後の努力
ローマが「ローマ」でなくなっていく―帝国再建を目指した二人の皇帝、だがその努力が、逆に衰亡へと拍車をかける。塩野七生が描く新たな「衰亡史」、いよいよ核心へ。
(14) キリストの勝利
ついにローマ帝国はキリスト教に呑み込まれる。四世紀末、ローマの針路を大きく変えたのは皇帝ではなく一人の司教であった。帝国衰亡を決定的にしたキリスト教の国教化、その真相に迫る。
〈15〉ローマ世界の終焉
歴史に比類なき大帝国は、いつ、どのようにして滅んだのか-。ローマが「なぜ」よりも「どのように」衰亡していったのかに重点を置いて描く。1300年に及ぶ古代ローマ興亡のドラマの完結編。
2.ローマの歴史 (中公文庫)
I. モンタネッリ (著), 藤沢 道郎 (翻訳)、中央公論社; 改版版 (1996/05)
カエサル、ネロら多彩な人物像の魅力横溢。無類に面白い歴史読物。
3.モムゼン・ローマの歴史
モムゼン (著), 長谷川 博隆 (翻訳)、名古屋大学出版会 (2005/04)
現代のローマ史研究の基礎を築いた碩学が若き才能を注ぎ込んだ歴史の一大傑作にして、ノーベル文学賞を受賞した情熱の書。
〈1〉ローマの成立
ローマの成立から王政の崩壊をへてイタリアの統一までを描く。
〈2〉地中海世界の覇者へ
カルタゴの名将ハンニバルとの壮絶な戦いをへて地中海世界の覇者となるまでを叙述。
〈3〉革新と復古
中海世界の覇者となったローマが、元老院による統治体制の機能不全から革新と復古の間を揺れ動く、混迷の時代を叙述。
(4) カエサルの時代
4.ローマ帝国衰亡史 (ちくま学芸文庫)
エドワード ギボン (著), 中野 好夫 (翻訳)、筑摩書房 (1995/12)
ヨーロッパ古代世界に最大の版図をもち、多年隆盛を誇ったローマ帝国はなぜ滅びたのか。この「消えることのない、永遠の問い」に対する不朽の解答―18世紀イギリスの歴史家E・ギボンの名筆になる大歴史書の完訳。
〈1〉五賢帝時代とローマ帝国衰亡の兆し
五賢帝時代のローマ帝国の版図、軍事力、繁栄ぶり、そして帝国衰亡の兆しとなる愚帝・暴帝コモンドゥス、カラカラ、ドミティアヌス、エラガバルスの登場をつくる。
〈2〉ディオクレティアヌスとキリスト教の展開
帝国の勢威も次第に衰え、広大な版図の各地に戦乱が相次いだ。それを押さえるべく、次々と軍人皇帝が登位する。クラウディウス、アウレリアヌス、ディオクレティアヌス、コンスタンティウスの時代。そして、本巻で最も圧倒的印象を与える、新しい宗教キリスト教の台頭を叙述する。
〈3〉コンスタンティヌスとユリアヌス
ローマ帝国が東西に分裂し、東ローマにコンスタンティノポリスが誕生する。この基幹都市をつくりあげた英雄コンスタンティヌス帝のキリスト教への改宗と、それを忌避し「背教者」と呼ばれることとなったユリアヌス帝の生涯と信仰を描く、興味尽きない一巻。
〈4〉西ゴート族侵入とテオドシウス
ユリアヌス帝のペルシア戦争における戦死に始まり、フン族のヨーロッパ侵入に圧されて、ゴート族の移動が起こる。それに立ち向かうテオドシウス帝と勇将スティリコの活躍を描いた手に汗にぎる一巻。
〈5〉アッティラと西ローマ帝国滅亡
ゴート族の王アラリックの登場とヴァンダル族のアフリカ征服、フン族の王アッティラによるガリア侵略と迎え撃つ将軍アエティウス、ヴァンダル族の王ガイセリックのローマ掠奪。そして、いよいよオドアケルによって最後の西ローマ皇帝が廃される。西ローマ帝国滅亡に到る衰亡史の圧巻。
〈6〉ユスティニアヌスとビザンティン帝国
西ローマ帝国滅亡後、舞台はコンスタンティノポリスを首都とする東ローマ帝国に移る。この帝国の中興の祖とうたわれるユスティニアヌス帝と皇妃テオドラ、勇将ベリサリウスの時代を跡づけ、現代法律学にも影響を及ぼすローマ法とユスティニアヌス法典を語る。
〈7〉東ローマ帝国とシャルルマーニュ大帝
ユスティニアヌス帝を継ぐユスティヌス二世の時代。西ヨーロッパの形勢は、ランゴバルド族がイタリアを征服し、フランク王国シャルルマーニュが戴冠するなど、大きな転換期をむかえつつあった。受肉をめぐる東西教会の教義にも、重大な違いが見えはじめる。
〈8〉マホメットとサラセン帝国
アラビア半島の一隅に鳴りをひそめていたアラブ人勢力が予言者マホメットの奉じるイスラム教の下に興起し、東西ヨーロッパ各地に侵入を開始する。激動の時代とその状況を描ききる話題の一巻。
〈9〉十字軍と頽勢のビザンティン文明
イスラム人に占領された聖地イェルサレムを奪回すべく企てられた数度にわたる十字軍の活動が、コンスタンティノープルを略奪し、ローマ帝国の消長に力をかすことになる一大叙述。
〈10〉メフメット二世と東ローマ帝国滅亡
1453年オスマン・トルコのメフメット二世による猛攻の前に、さしものコンスタンティノポリスも陥落し、東ローマ帝国は滅亡する。大著全10巻の完結巻。
5.ローマ皇帝歴代誌
クリス スカー (著), 月村 澄枝 (翻訳), 青柳 正規、創元社 (1998/11)
初代皇帝アウグストゥスから、西ローマ帝国最後の皇帝ロムルス・アウグストゥルスまで。全80人の皇帝のドラマチックな生涯を、彼ら自身の彫像を含む約300点の図版で紹介。巨大帝国の繁栄と衰退をたどるローマ帝国史の決定版。
6.古代ローマ歴代誌―7人の王と共和政期の指導者たち
フィリップ マティザック (著), 東 真理子 (翻訳), 本村 凌二、創元社 (2004/09)
国家誕生から、共和政崩壊までの700年間の歴史を、7人の王と共和政期の指導者たちのドラマチックな生涯とともに徹底検証。イタリア半島の弱小国家ローマは、いかにして奇跡的発展をなしとげたのか。
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