私の中で残念な大河
「利家とまつ」
武士=サラリーマンと考え、武将と妻たちの葛藤と相克の群像劇というドラマが出来上がると期待していました。
夫のために時には妻たちが手を取り合い、助け合い、時にはやむなく裏切ったり。
男以上にしたたかに、たくましく、戦国の世を渡り歩いていく女たち。
なかなか日が当たらない戦国武将の妻たちの生き様が見られると期待したんですけどね…
月9を意識しすぎたのでしょうか。
なんか、よく分からないコスプレした現代ドラマを(しかも何か古びた)見ている感じでした。
この大河が出来た頃には、「月9」という存在がすでに死語となっていたのに。
「江」
母親が「オエー、オエー」と呼んでいたのが、あえてなのか天然なのかわかりませんでした。
女葵が見れるかと…と期待はしていませんでしたよ。
脚本家が脚本家だったので、出来は私の中で笑っちゃうぐらい想像通りでした。
いや、ある意味がっかりしたかな。
篤姫の脚本家だからトンデモなりにももう少しうまくまとめると思っていた。
そういう意味では残念でした。
不勉強とか知識不足とかそういうのではなく、脚本家自体がこの時代が嫌い、いやそもそも歴史自体が嫌いなんじゃないかと思います。
「天地人」
最後の方しか見ませんでしたので偉そうに言えませんが、普通に史実通りにやって面白いのに、なぜこうなった感が……。
「平清盛」
上記三作と違い、脚本家が一生懸命な分、上記三作とやはり違う意味でなぜこうなったと。
私の中で何よりも不満なのが、登場人物のキャラクター造形にものすごく偏りがあることです。
貴族陣営や源氏陣営はきちんとキャラクター造形がされていたのに、なぜ肝心の平氏陣営は名前を覚えることが困難なほどキャラクター造形が薄いんだろう。
経盛、教盛、基盛、知盛、重衡、忠度のいらなさ加減が・・・。
役者が若すぎたのか、それとも脚本家の引き出しが少なすぎたのか。
おかげで主役パートより脇役パートの方がドラマが面白いという展開に。
何とも残念です。
期待する来年以降の大河
ようやく自分が見たいと思える大河がやってきた。
ので、ちょっと来年と再来年の大河で期待するところを述べたいと思う。
2014年「軍師官兵衛」
黒田官兵衛に興味はなかったのですが、NHKのキャストを見て、
「あれ? もしかしてガッツリ大河やる気なのかな?」
と思い、がぜん興味がわいてきました。
もっとも同じように期待して裏切られたのが「平清盛」なんですけどね。
期待という意味では、例えば独眼竜正宗や秀吉、毛利元就のように現代社会を彷彿とさせる大河を作ってほしい。
変なイデオロギーやら女性受けを狙ってほしくないです。
戦国時代がなぜ流行るかといえば、その世相がそのまま現代の経済戦争に当てはまるからです。
徳川家康とか織田信長とか豊臣秀吉が人気があるのは、やはり彼らの経営手腕が現代の会社経営に役立つからです。
ただ、今は、中小企業が乱立し、才覚次第で上へとのし上がれた時代が終わり、中小が次々と大企業へ吸収され、市場が徐々に統一されてきている時代。
ある意味、黒田官兵衛が生きた時代に合致するわけですから、そこのところの世相をうまく表現できれば、現在のサラリーマンたちの心を鷲づかみする作品が出来上がるのではないか、と期待しているのです。
2015年「吉田松陰の妹」
公式発表ではないので、違ったらすみません。
はっきり言って思いっきり朝ドラな匂いがします。
が、主人公をひたすら時代を映す鏡程度の扱いにすれば、面白い作品ができるような気がするような、しないような・・・。
いや、やっぱり無理か。
まぁ、無理でもいいんです。
朝ドラ大河なるものを一度見てみたかったので。
ただ、自分の興味がないテーマだとあっという間に飽きてしまうし、そもそもテレビをつける気力もない。
だから、長州主人公の朝ドラ大河なら見る・・・かな、と。
初めから、これは「朝ドラ大河ですよ」と、ここまではっきりと公言した大河ドラマの主人公もないので、はっきり言って期待しています。
良質の朝ドラ大河、お願いします。
もちろん、まかり間違って神大河になるのもそれはそれで良し。
「利家とまつ」
武士=サラリーマンと考え、武将と妻たちの葛藤と相克の群像劇というドラマが出来上がると期待していました。
夫のために時には妻たちが手を取り合い、助け合い、時にはやむなく裏切ったり。
男以上にしたたかに、たくましく、戦国の世を渡り歩いていく女たち。
なかなか日が当たらない戦国武将の妻たちの生き様が見られると期待したんですけどね…
月9を意識しすぎたのでしょうか。
なんか、よく分からないコスプレした現代ドラマを(しかも何か古びた)見ている感じでした。
この大河が出来た頃には、「月9」という存在がすでに死語となっていたのに。
「江」
母親が「オエー、オエー」と呼んでいたのが、あえてなのか天然なのかわかりませんでした。
女葵が見れるかと…と期待はしていませんでしたよ。
脚本家が脚本家だったので、出来は私の中で笑っちゃうぐらい想像通りでした。
いや、ある意味がっかりしたかな。
篤姫の脚本家だからトンデモなりにももう少しうまくまとめると思っていた。
そういう意味では残念でした。
不勉強とか知識不足とかそういうのではなく、脚本家自体がこの時代が嫌い、いやそもそも歴史自体が嫌いなんじゃないかと思います。
「天地人」
最後の方しか見ませんでしたので偉そうに言えませんが、普通に史実通りにやって面白いのに、なぜこうなった感が……。
「平清盛」
上記三作と違い、脚本家が一生懸命な分、上記三作とやはり違う意味でなぜこうなったと。
私の中で何よりも不満なのが、登場人物のキャラクター造形にものすごく偏りがあることです。
貴族陣営や源氏陣営はきちんとキャラクター造形がされていたのに、なぜ肝心の平氏陣営は名前を覚えることが困難なほどキャラクター造形が薄いんだろう。
経盛、教盛、基盛、知盛、重衡、忠度のいらなさ加減が・・・。
役者が若すぎたのか、それとも脚本家の引き出しが少なすぎたのか。
おかげで主役パートより脇役パートの方がドラマが面白いという展開に。
何とも残念です。
期待する来年以降の大河
ようやく自分が見たいと思える大河がやってきた。
ので、ちょっと来年と再来年の大河で期待するところを述べたいと思う。
2014年「軍師官兵衛」
黒田官兵衛に興味はなかったのですが、NHKのキャストを見て、
「あれ? もしかしてガッツリ大河やる気なのかな?」
と思い、がぜん興味がわいてきました。
もっとも同じように期待して裏切られたのが「平清盛」なんですけどね。
期待という意味では、例えば独眼竜正宗や秀吉、毛利元就のように現代社会を彷彿とさせる大河を作ってほしい。
変なイデオロギーやら女性受けを狙ってほしくないです。
戦国時代がなぜ流行るかといえば、その世相がそのまま現代の経済戦争に当てはまるからです。
徳川家康とか織田信長とか豊臣秀吉が人気があるのは、やはり彼らの経営手腕が現代の会社経営に役立つからです。
ただ、今は、中小企業が乱立し、才覚次第で上へとのし上がれた時代が終わり、中小が次々と大企業へ吸収され、市場が徐々に統一されてきている時代。
ある意味、黒田官兵衛が生きた時代に合致するわけですから、そこのところの世相をうまく表現できれば、現在のサラリーマンたちの心を鷲づかみする作品が出来上がるのではないか、と期待しているのです。
2015年「吉田松陰の妹」
公式発表ではないので、違ったらすみません。
はっきり言って思いっきり朝ドラな匂いがします。
が、主人公をひたすら時代を映す鏡程度の扱いにすれば、面白い作品ができるような気がするような、しないような・・・。
いや、やっぱり無理か。
まぁ、無理でもいいんです。
朝ドラ大河なるものを一度見てみたかったので。
ただ、自分の興味がないテーマだとあっという間に飽きてしまうし、そもそもテレビをつける気力もない。
だから、長州主人公の朝ドラ大河なら見る・・・かな、と。
初めから、これは「朝ドラ大河ですよ」と、ここまではっきりと公言した大河ドラマの主人公もないので、はっきり言って期待しています。
良質の朝ドラ大河、お願いします。
もちろん、まかり間違って神大河になるのもそれはそれで良し。
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