Siamo tutti un po' pazzi.

~我々は皆少しおかしい(イタリアの慣用句)~

普段色々考えていることの日記です。

平 清盛 第36回「巨人の影」

2012年09月16日 | その他(感想)
エルトゥールル号遭難事件の追悼式典が今日あったらしいです。
私はトルコが大好きなので、こういうちょっとマイナーぽい事件をNHKがニュースに取り上げてくれたのはちょっと嬉しい。
ちなみに、トルコへ旅行に行った時、トルコのガイドさんが、この事件について熱弁を振るってくれたのが記憶に残っています。
トルコに親日家が多いのは、この事件のおかげだと彼女は主張していました。
まぁ、彼女は日本の江戸時代を研究している学生でもあったので、一般トルコ人がこの事件をどれほど知っているのかは分からないのですけどね。

 第36回「巨人の影」 

今回、なんか普通の政治劇として、結構面白かったのでは。
なんか、こういう政治劇を、なんでもっと早く見せてくれなかったのだろう。
そうしたら、もうちょっと面白かっただろうに。
というのも、いろいろ平家の人間が出てきていたんだけど、ぶっちゃけ誰が誰かわからなかった。
今までもあった政治劇に、それぞれの人間がきちんと関わっていないから、今回も皆テンプレ通りの動きで、
別にこれ、この人がやらなくてもいいよね。ていうか、誰?あんた
ていう感じでした。
うん。時忠以外は毎回役名をテロップで流して欲しい。

逆に貴族たちはどの人も面白まろ顔なので、一発で覚えました。
(やってることはテンプレ通りなのに、それぞれに個性がある)
有薗さんお久しぶり。
ドラマ的にはなんのフォローもなく、まるで至極当然のように座っていたけど、
有薗経宗は平治の乱後いろいろ苦労しての復帰だよね。
なんのフォローもなかったけど。

そしてそして、源氏パートではボーイ・ミーツ・ガールです。
前回ラストで、政子が頼朝を網で捕まえるという、なんというか今までにない出会い方をしていました。
それ以後、政子は頼朝に興味を持ったみたいだけど、
覗き見しているところを 野菜持った お父さんに見つかって、
「ここには絶対来るな!」と怒られてしまいます。
通常だと、頼朝に娘が手を出されることを心配して・・・というところなのですが、
このドラマでは八重姫の悲劇を娘に味あわせないためという感じです。
「絶対来るな!」と娘に言っておきながら、自分は野菜持って頼朝のところに足繁く通っているんだから、説得力ないよな。
案の定、帰ったフリして残っていた政子に「佐殿」という言葉を聞かれてしまいます。
うん。本当に、今までにない政子像、時政像だな。

あと、義経も出てきていたけど、私は政子と頼朝の行く末のほうが気になります。
遠藤時政がいい役しているんだ。
この時政なら、初めの反対はどうなったんだと言わんばかりの頼朝への肩入れぶりが期待できそう。
ええ、是非とも峰祐親と相対するのは遠藤時政で、お願いします。

三浦、上総、波多野、佐々木、北条と出てきたところで、私として気になるのは、土肥や比企が出てくるかということ。
他にも、畠山や梶原も出して欲しい・・・・・・ってヽ(´o`;
それ、どう考えても別の物語
あ~あ、5年後ぐらいでいいから「源頼朝」してくれないかなぁ。

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