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『ニッポン硬貨の謎』北村薫

2008年03月19日 | 推理小説
ニッポン硬貨の謎
北村 薫
東京創元社

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ぶっちゃけ、ハードカバーにする意味ってあるんですか?

ニッポン硬貨の謎 北村薫

立ち読みですましちゃいました

あ、いや、別に作品を批判しているのではなく、ただ、ひたすらに

ハードカバーにする意味がどこにあるのだろう、と。

字が大きいし、やたらと章を切って空白が多いし。
一個一個の章に本文より長い注釈があるし。(まぁ、これは著者のこだわりだから仕方がないとして、せめて本文より小さい文字にして欲しかった)

開けた瞬間、児童書かと間違えるぐらい真っ白なページなんですよ。
これ、文庫本で、定価340円で売っていたら買っていたよ。
あと、インターネットで内容確認していなかったら買っていたかも。
でも本屋で内容確認しちゃうと、1800円は高い。
もう、なんか本の中身よりその1800円という値段と空白の多い真っ白なページだけが印象に残っちゃって。
なまじっか東野圭吾の「超・推理小説殺人事件」とか読んじゃったから、余計に……

ちなみにこの本は、エラリー・クイーンのバスティーシュです。
そのため、作品の中でクイーンの「シャム双子の謎」についてのネタバレ解説があります。
ええ、私はそれを読みたいがためにこの本を手に取ってみたのですが…
1800円でさえなければ…


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