お役に立てれば 〜日日是好日のアダチマ日記〜

日々の暮らしでの小さな工夫や発見、お気に入りのものたちの記録。
見知らぬあなたの、お役に立てれば。

再び、行ってきました。京都国立近代美術館にて開催中「メアリー・カサット展」二度目の鑑賞。音声ガイドの代役に「耳栓」を持参して正解

2016-12-02 06:00:00 | 日用美術館
おはようございます。アダチマです。

今月上旬に念願かなって観に行った、「メアリー・カサット展」
先日、思いの外、用事が早く片付いた日があり、
もう一度足を運んできました。

音声ガイド(有料)は一回目の来場時に利用しているので、今回は無しで。
一度回って会場内の配置や展示内容(ボリューム)は把握しているので、
もう一度じっくり見たいところに焦点を定め、ささっと見て回ります。

こんな時の必需品は、これ。

ズバリ、耳栓です。
実は、今回に限らず近所以外の外出時にはいつも携帯しています。

この耳栓は、ケース付きなので便利。

私が音声ガイドを利用する目的としては、

1、限られた時間内に、ポイントを絞って会場を回るため
2、BGMやナレーターの声で、絵を観るときの臨場感を高めるため
3、周りの雑音を消して、絵に集中するため

の大きくは3つがあります。
2回目の鑑賞の場合、「1」と「2」についてはもう一度経験済みで
必要ないのですが、残る「3」、雑音問題が残ります。

私が会場を荷足を運ぶのは主に、平日の昼間。
この時間帯の特徴として、シニア層のご婦人方二人連れが非常に多く、

 ”映画や絵画を鑑賞する際に、
 ご婦人方二人連れの凡庸な(失礼)感想が耳に入ってくる”

というこの状況が、私は非常に苦手なのです。ズバリ、雑音なのです。

そんな時に活躍するのが、耳栓。

大昔、大学受験の頃にも自習室で他の人の私語が気にならないように、
ペンケースに忍ばせて時々使っていましたが、
大人になってからはすっかりその存在を忘れていました。

しかし、出産で離職し、平日の昼間に(もちろんひとりで)あちこちに
出かけるようになってから、再び、この私語問題に頭を悩ませるようになりました。
前述の美術鑑賞はもちろん、せっかくお金を払って腰を下ろした
カフェの隣のテーブルで、ずっと身体の不調や相続の話を延々と、、、
申し訳ないですが聞きたくない。けれども、席も簡単に替われない。

初めの頃は店の客層、入る時間帯、席などを気にしていましたが、
どのような場合でもかなりの確率で遭遇します。
ラジオを携帯してイヤホンで聴いたりもしましたが、
地下で電波が届かなかったり好みの番組の時間帯じゃなかったり。。。
(目下、音楽をイヤホンで聴くという環境を整えていないので、それは除外。
 難聴の問題もあるしね)

さてそんな折、かつての自習室の記憶を思い出したのです。
もしかして、”耳栓”をすればいいんじゃない?、と。
長く生きていると、思わぬところで思わぬ経験が活かされるのですね。

ところが、耳栓をどこで買えばいいのか分からないのです。
文具店や書店などを数件聞いて回り、見つからずにあきらめていた時、
近所のドラッグストアで発見しました。
なるほど、酔い止め・マスク・携帯スリッパ・アイマスク等、出張や旅行の準備として、
一緒に買う方が多いのかも知れませんね。
あるいは、トラベル用品のお店等でも、取り扱いがあったかも。

ともかくみつけたこの耳栓。

4個セットでケース付き。持っていて損は無いと思います。
もう一種類、同時に買って試したけれど、
こちらの方が使用感がよかったので愛用しています。なかなかの優れもの。

耳栓のおかげで、館内を集中してみることが出来、
各作品をじっくり記憶に納めることが出来ました。

入り口で鉛筆を借り、気になった言葉等も作品目録にメモしながら。
前回の観賞後にNHK日曜美術館の録画を見て、
メアリー・カサット自身がアメリカに印象派絵画を広めた、ということを知り
また違った視点で観ることができました。
家に飾ったポストカードを思い出したりしながらもね。

今回はミュージアムショップは素通りなので、
時間に余裕ができて、企画展も見て帰ることが出来ました。

あ、ちなみにメアリー・カサット展は12月4日(日)が最終日ですよ。

優れたものはやはり見飽きない、日日是好日

アダチマ


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