お役に立てれば 〜日日是好日のアダチマ日記〜

日々の暮らしでの小さな工夫や発見、お気に入りのものたちの記録。
見知らぬあなたの、お役に立てれば。

ようこそ我が家へ。コーヒーノキたち

2018-02-28 20:49:43 | おうち珈琲研究所
こんばんは。アダチマです。

先日、大阪の鶴見緑地内にある大きな温室、
「咲くやこの花館」に初めて行ってきました。

お目当ては「カカオとコーヒー展」
スタッフの方のライブ解説の時間にも間に合って、
クイズラリーにも参加しながらなかなか楽しい時間を過ごせました。

そして、イベントのチラシを見てから密かに狙っていたお土産。
自宅栽培用の「コーヒーノキ」の苗、販売。
買ってきました。


「二つ買うんじゃなくて、一つを大事に育てなきゃダメだよ」
と小一の息子の鋭い指摘。
はい、だって自信無いんだもん。

育て方の説明書も頂いて、帰ってから読んだけど、
園芸調初心者、植物を枯らす女にはさっぱり分からん。
とりあえず、冬場も10度以上の室温を保たなければならないということで、
室内の置き場を思案中です…ってその間に枯らさないようにしないと。

このツヤツヤを保って大事に育てて、



こんくらいまで頑張るぞ〜。↑咲くやこの花館にて撮影。


10年計画、日日是好日

アダチマ


表題作以外も読み応えあり『陰翳礼賛』

2018-02-24 22:37:24 | 勝手に書店員
こんばんは。アダチマです。

お恥ずかしながら、谷崎の作品は『痴人の愛』くらいしか
読んだことなかったような…。
(確か昨夏も、新潮文庫の100冊、にもいまだに入っていたよね)

この『陰翳礼賛』は、谷崎潤一郎の随筆としてタイトルくらいは知っていたけれど、
これまで何となくスルーし続けて来た。

でも、日本文化の美意識の象徴として、
建築家、特に海外から支持されている名著らしい。
数年前に読んだ、グラフィックデザイナー原研哉さんの著書『白』
の冒頭でも紹介されていて、ずっと気になっていました。

そんな訳で、今更ながら手に取ってみました。
文庫化された古典は、ふらっと立ち寄った町の書店などでも
入手しやすいのが嬉しい。

角川文庫の改訂版。文字も読みやすくなっています。

表題作ももちろん読み応えがあるのだけれど、
私は一緒に収録されていた他の随筆がとても気に入りました。

特に、
「現代口語文の欠点について」「客ぎらい」「旅のいろいろ」
この三作品は面白い。オススメです。
私のブログのいくつかの記事に少しでも共感して下さっている方なら、
読んで損はないです。ほんとに。
(ただ、時代が違うので今では差別的に感じる箇所も多数ありますが、
そこを差し引いても一読の価値あり)

そして何より、その文体。着眼点。
今更ながら谷崎ファンになりました。


この字が書けないんだよなぁ(笑)

これぞ文豪、日日是好日

アダチマ

陰翳礼讃 (角川ソフィア文庫)
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KADOKAWA/角川学芸出版


クリエーター情報なし
中央公論新社

行ってきました。京都国立近代美術館にて開催中「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」

2018-02-23 13:53:20 | 日用美術館
こんにちは。アダチマです。かなり久々の投稿です。

ゴッホは数年前にも、京都市美術館で見たけれど、
今回の展示はどんな感じかな…と思い、行ってきました。


事前に、関連する内容をNHKの日曜美術館で見ていた事もあり、
気になっていましたが、足を運べてよかった。

「××派の画家たち…」とか「◯◯時代の…」とか複数人を取り上げるのではなく、
1人の画家の作品や交流を時系列に紹介する展示が、
私は好きなのです。
それに加えて、今回は浮世絵もたくさん見られてボリューム満点の企画展でした。

図録やポストカードを大人買いして帰宅。
早速ゴッホづいて、家中がゴッホ。


ゴッホ。


ゴッホ。

今回の展覧会では展示されていない作品もあるけれどね。

これを見た子供達が
「ゴッホだー」
というので、何で知っているのかを尋ねると、
「うちに絵本があって、前に読んでもらったから」
そうでした。忘れてた。
結局、家族そろってもう一度見に行きました。

展覧会と絵本、どちらもおすすめ。
大人にも子供にも。
京都国立近代美術館でのゴッホ展は、
2018年3月4日(日)までのようです。
気になる方はお早めに。

ARTは気楽に、日日是好日

アダチマ

ゴッホとゴーギャン (おはなし名画シリーズ)
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博雅堂出版