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南九州採集記

えびの市を中心に昆虫採集、きのこ採集、野鳥撮影な日記
その他日本中への遠征も記録

ルリモンハナバチ

2022-09-15 19:27:16 | 膜翅目
ようやく会えた・・・


ルリモンハナバチ

「幸せを呼ぶ青いハチ」なんて呼ばれたりしているそう。
十何年か前に偶然山の中で初めて出会ったのだが、その時はこの青いハチの存在を知らなかったため感動した記憶がある。

再び会いたくて有名発生地に出向くのだが、どうにも相性がわるいのか行くたびに悪天候で出会えず・・・
今回ようやくその姿を見ることができた。
(しかし、実はかなりの強風の中粘って撮影(苦笑)やはり相性わるいかも・・・)
ピント微妙&ブレ&全体が写ってないのがイタイとこなので、また撮りに行くモチベーションとして今回ブログにアップ。




オオスズメバチ

2021-10-30 21:24:37 | 膜翅目
先日撮影に行ったヤッコソウ自生地で


オオスズメバチ

けっこうな数飛んでたけど、よほどヤッコソウの蜜が美味なのかこちらはほぼ無視・・・
飛翔している時の重厚感のある飛翔音。
正面から見る面構え。
無駄のない動き。
何度刺されても思うのは、やはりハチはかっこいい・・・

ニトベキバチ

2020-09-25 21:33:45 | 膜翅目
職場周辺で偶然落ちているのを見つけた。


ニトベキバチ

どうやらマツ類に依存しているらしい。
で、生態を調べているうちに驚いたのだが、
どうやら菌類と密接な関係のある昆虫らしい。

ある担子菌類の胞子を体内に蓄え、産卵するマツの衰弱木の中に卵と共に胞子も植え付けるらしいのだ。
孵化した幼虫はその菌により軟化したマツ材を食い成長する。。。。

菌類と昆虫の共生について新たな一面を知り、
植物、昆虫、菌の果てしない生態系のつながりを
この落ちていた一匹のハチを通じて感じ、想像することができた。

キオビツチバチ黒化型

2019-09-22 17:57:57 | 膜翅目
山を登っていたら、見慣れない昆虫が視界に入った。

なんだこれ???



???

頭の中でハチ検索をかけても全くヒットしない。

こ、これはとんでもないものを見つけてしまったんでは!

ドキドキしながら下山後、自宅で調べてみた。

が、いくつかの候補は上がったが結局たどり着けず・・・。

このサイズの昆虫で同定ができないのは久しぶりのような・・・(蛾以外)
昆虫関係のMLに質問をさせてもらい、虫屋先輩にご教示いただいた結果・・・

「キオビツチバチ黒化型」

おおお・・・
なるほど、たしかにこれは黄色の紋の無いキオビツチバチだ。
まさか黒化型が存在するとは思わなかった。
調べてみると、オスの斑紋は変異があるそうだ。(たしかにこの個体は毒針はなく、オスなのは確認していた)

他の昆虫でもそうだが、黒化型というのはより重厚感が増すように感じる。
そのおかげか、アカスジキンカメムシ(の採集記→こちら)やフタコブルリハナカミキリ(の採集記→こちら)の黒化型を採集した時のことは印象深く、いまだ鮮明に覚えている。

虫をやればやるほど、普通種のおもしろさに気づく。

ハイイロクモバチ

2019-07-24 22:15:14 | 膜翅目
砂浜の上を極小の虫が飛び回る姿が見えた。

しかし、凄まじくすばしっこい!!

マクロレンズで置きピンし、数枚連写。
その中でなんとかまともなのが撮れた。


ハイイロクモバチ

その名のとおり、クモを狩るハチ。
海岸や河川の砂地に生息するハチらしい。

こやつ撮るのにけっこうな時間費やした。。。
苦労した分、動く虫を撮る技術は上がったかな。

オオフタオビドロバチ

2018-10-10 22:15:38 | 膜翅目
ある休日、家周辺の手入れをしていたら、なにやら妙な動きをしている輩を発見。


壁に激突した!!?
と思ったら、消えた・・・・


よく見てみたら。





ひょこっ




なんとハチが穴から這い出してきた。

我が家は築40~50年の借家。
壁に使われている木材の節に穴が空き、そこを巣にしているようなのだ。


私の存在を気にしてか、かなりおそるおそる出てきた。




やはりハチの仲間はかっちょいいな~



この後飛び立ち、20分以上巣の前で張っていたのだが帰ってこず、忍耐力の無い私はここで断念。
翌日には、この穴は完全に土で塞がれていた。
ハチの幼虫のエサとなる蛾類のイモムシを収納し終えたら穴を塞ぐのだろう。
来年無事に羽化脱出し、元気な姿を庭で見せてほしいものだ。

コアシナガバチ

2017-08-07 22:26:31 | 膜翅目
友人のところに遊びに行ったら、良い感じの巣を発見した。


コアシナガバチ

アシナガバチの中では最小種とのこと。

散歩していたら、一匹の本種を発見。
青虫を肉団子にする作業をじっくり観察していたら、他にも周囲で多数発見したため、ハチの巣がありそうなところを探してみた。

1分後、垣根に発見。
しかも絵的にもいい具合にできた本種の巣を発見できた。


ハチは種類によって巣の形状が異なる。
球形の巣を作るスズメバチ、お椀を逆さにしたような形の巣を作るアシナガバチ、他にもさまざま。
多くの種はハニカム構造を応用しており、かなり丈夫である。


巣をつくる

社会性がある

毒がある

寄生する

食す文化がある

種類数が多い

新種がどんどんでる

美しい種も多い


ハチは

魅力的で

おもしろい