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aCappella好き♪

歌うこと、作ること。思いついたこと。好きなものを好きなだけ。

思い立ったが“うた魂♪”

2008-04-06 16:20:04 | 音楽・その他のライブレポ
歌系映画に弱すぎ・・・(笑)
昨日から公開の“うた魂”を観て来ました

始まってしばらくは、結構つらかったな・・。
これって、合唱人にはタブーなテーマでは??と思いながら
こらえて観ていた。

キツイっすよーーーー
あまりにベタなモチーフじゃないですか~
ソコは誰しも避けて通る部分でしょ。

全体に、間の空き方とかセリフとかありえない設定とか
スイングガールズなんかと似てるかなという感じでしたが
スイング・・では、ブラス経験のない私にはよくわからなかった
作品中の演奏のレベル・その他の複線が、
今回は経験ある合唱=私の中での得意分野だからして
すご~く目に付いちゃって・・・
たとえば、校庭で全校生徒の前で歌うシーン。いきなり野外かいっ
(ありえないでしょ~、マイクも反響板もなしで・・・)

・・・「全国レベル」という設定には無理がある歌かな?って部分は
まあ、お話なので、あえて突っ込むまい、と(笑)
(スイング・・の場合は、未経験者が上手くなったという設定だったから
それなりの演奏で大丈夫だった気もするけど
今回は全国大会常連高ってことだったので~~~ははは・・・)

・・と、かなりネタバレスレスレかしら(汗)



ブラスに比べて、合唱って地味な部活だった。
(まあ、私のいたガッコはそう強くはなかったのでなおさらだけど)

ブラスって、下手でもなんでも、中学なんかで演奏する曲には
聞いてる人たちみんな、馴染みがあるじゃない?
例えばルパンとか、ロッキーのテーマとか・・演奏形態がCDと同じだし。
合唱って、いくらポピュラーな曲を歌っても形態が「合唱」だからして、
そこですでに耳に馴染みがない曲になっちゃうの。
楽器に比べてパンチもないしさ~~~
(それにポピュラー曲を合唱形態でやるのって、私は嫌い。
曲に合ったアレンジって、多分原曲なんだと思うから)

合唱の本来の美しさは、合唱曲で発揮されると思うんだけど
そういう曲って、一般大衆にウケがイマイチだったりして~
(ホントに実力があれば、声とか和音の美しさだけで魅了できるんだろうけど)

よく「合唱風」に歌まねをする人がいるけど(単なる裏声)
全然違げ~よと、怒りを覚える。
そのモノマネには、響きなんてないし、安っぽいし。
そういう「馬鹿にされた」マニアックなイメージが、合唱にはあると
ずっと感じてきて、悲しかった過去がある・・・・。
(ブラスの真似は出来ないし、演奏できない人にとっては
吹けるだけで“すごい”ことなんだろうね~
歌は誰でも歌えるし、合唱人だから音程が良いとも限らないし
=と、このあたりでもソリが合わないブラス部と合唱部の思い出・爆)
まあ、合唱の素晴らしさは、合唱人だけがわかればいいことで。

そんな過去もあり、正直、「合唱は苦手・・」と言う人が、苦手かな。
今まで言わなかったけど。

んでも、この映画。
人の心に訴える歌を歌う、という点では思い切り共感できたし、
自分たちはまだまだだなって思った。
課題も見えたし
合唱をテーマに作ってくれて、ありがとう~って
素直にお礼を言います。



あたしは、歌が好きだなぁ。
カラオケや独唱より、みんなで歌うのが特に好き。
春休み、ずいぶん歌ってないけど
早くみんなと歌いたい。
来週が楽しみです。



ラグタイムな夜。

2008-02-11 16:31:21 | 音楽・その他のライブレポ
友人のピエ~ルに誘われ、
池宮正信さんのピアノコンサートに行って来ました

三年くらい前かしら・・・彼女と二人で初めて聴きに行って
いっぺんにファンになった池宮さん。
今回もまた、全然計画性のなさそうなマシンガントーク(@奈良弁?)と
お得意のラグタイム、それから素敵なシューマンとラフマニノフで
すっかり楽しませていただきました。

池宮さんのお話は、いつも愛に溢れ
信仰を持たない私にはくすぐったく聞こえるはずの内容さえも
抵抗なく体に染み込んでくる感じ・・・
これはきっと、「一生懸命」信仰に打ち込む人たちの姿とは違う、
彼の生い立ちから形成された、自然なお人柄がそうさせるのでしょう。
パンフレットにもあるように、
「愛と感謝がこの社会を満たせば、おのずと人々の心は
平和へと導かれる」そういう思いでいっぱいの方だと思います。

とにかく、池宮さんのMCはそんな中でさえ面白おかしく
たくさんの感動をいただきました。
ここに今、書ききれないことが残念ですが
後日、小出しに記事にしていきたいと思います。


コンサートの後、ピエ~ルのマイミクさんたちとオフ会がありました。
「ラグオタ」とも言うべき、愛すべき面々。
ラグタイムについては全く初心者の、何のウンチクもない私が
ご一緒させていただいたことは、まことに恐縮であります。

ここで特筆すべきは、そのマニアックな会話のひとつ。
とある曲が、ものすごい早弾きだった、という話の中で
「あれは本当は、楽譜には“早く弾かないで”と表記がある曲」だそうで・・
私はそれを聞きながら、
でもきっと、全てを知り尽くした人が、その上でわかっていてやることなら
きっとOKなんだろうな。。。。とぼんやり思っていた。
(子供の絵と見まごう抽象画が、正統な学びの上にあるように・・)
そして、思ったとおりのことを、次の瞬間誰かが口にしたので
「やっぱり」とうれしくなった。
いっぺん正確に作って、崩す。
それが許されるのは、基礎があってこそ。
私の崩れた音楽は、まだまだ遠すぎる(笑)。


今日、買ってきたCDを聞いた。
子供が発表会で弾くような、初級者用の曲もたくさん入ってた。
なんて優しい、あたたかい音色。
かつて、一枚も持っていなかったピアノ曲のCDも増えるにつれ
いろんなピアニストの、いろんな音色に出会う。
(固くて几帳面な、正確で若々しい、あるいは柔らかくてまとわりつくような・・・)
今まで、「声」は大切な楽器であり、もって生まれた「個性」で「才能」だと
何度もここで書いてきた。
それは、「多少ピッチが悪くても胸を打つ」声への羨望だったかもしれない。
ピアノは同じ楽器をたくさんの人が共有できるはずなのに、
弾く人次第でこんなにも、音色が違う。
「持って生まれた」声だけど、努力していけば
自分の思い通りに磨かれる日が来るのかもしれない。
・・・ひとすじの、光が見えた。


「極める」って、なんて素敵なことなんだろう
マニアックな仲間たちの、弾む会話で夜が更ける。
私のまだよく知らない、ラグタイムの世界を
ちょっとだけ垣間見た。

それにしても・・・
前回に引き続き、またしてもクラシックな池宮さんのCDを選んでしまった私。
ラグタイムな一枚を選べばよかったと、少し後悔。


「S原女声四重唱」とピアノコンサート

2007-12-24 07:18:57 | 音楽・その他のライブレポ
おかげさまで・・・・(笑)

ブログネタに尽きなかった4声の会も
無事に本番を終えました。

感想はといえば、「楽しかった」のひとことです。
やっぱり思い切って参加してよかったです。
上手な人に混じって歌うことが、
こんなに余裕があって、リラックスできて、ラクなものか。
・・・そこまで行くのには、自分の中で焦りや葛藤もありましたが。

前日、Uタさんから電話あり。
「パンフレットあたし達の分30部、取りに行かなくちゃ行けなかったのに
すっかり忘れててさ~~~~公民館から電話が来ちゃったよ」
・・・・・・・。
(んで、どうするんですか?わたしが行くのかな?
近いから行ってもいいけど、今腰を痛めてまして~~
・・・それに、公民館の人に謝るのかな・・・)←心の声
「明日一般の人に配る分に、入れてもらったから」
(・・・あっそ。)

いやはや、サスガです(爆)。

私は文化祭にも出てないし、
この地区の事情はまるで知らなかったのだけど
「地元音楽愛好家」のみなさんがスタッフや出演者として勢ぞろい。
私以外のお3人は、顔見知りだらけ。
そんな中で、彼女たちの歌はキラリと光る看板メニューで
スタッフさんにもファンが多かった・・・とお見受けしました。

結果、今までになかった女声四重唱は大好評で
次回もぜひ、とのお声をたくさんいただいた。
(あたしは地道に地味~に、メゾという隠れパートを歌ってただけなんだけど)



夜は、伴奏でいつもお世話になっている
O石先生ら数人のピアノコンサート。
ここにもまた、昼間と同じ音楽愛好家のみなさんが多数。
4声アルトのマキちゃんに呼ばれて、隣にご一緒したら
あちこちから「マキちゃん」「マキちゃん」とお声がかかり
「とってもよかったわよ~~~~」とお褒めの言葉が。
マキちゃん、アイドル

マキちゃんが、私の隣の女性に「一緒に歌ったるかさんです」と
紹介してくれた。
「ええと、ごめんなさい、私、存じませんが、S原の方?」
・・・・いえいえ、原住民ではございませんので(爆)。
しかし、この言い方だと、この方もしかして、物腰は低いが
この辺では大御所なのかしら?

10分の休憩時間にも
「どうして歌を始めたんですか?」と話しかけられて
根掘り葉掘り、いろんなことを、聞かれるままに話した。
柔らかくて、とても上品な、素敵な奥様だった。

帰りがけに聞いたら、この方実は、ウチの声楽の先生の弟子でもある、
地元合唱団の指導者さんだった。
威張ったオーラが全く感じられず、
地元音楽愛好家の一主婦かしらと思われたけど
とても話しやすくて、すっかりファンになってしまった。



ピアノは・・・伴奏でお世話になってるO石先生と
ウィーン留学中の妹さん、そしてそのお友達と思われる4人のコンサート。
若い演奏家さんはやっぱり卒業したてで上手だなぁ、と思った。
みんなが知ってるショパンのノクターンやトロイメライ、
ラ・カンパネラ、英雄ポロネーズなどが並び
メニューとしてはすごく楽しめたけど
聞きなれた曲は、ミスタッチがあると私まで緊張してしまう・・。
人前でピアノを弾くことの過酷さを、またも思いやった。

あたしもピアノが弾きたくなったよ・・・・。


さあ、今日は次男のピアノコンクールと
娘の今年最後の演奏会。
重なってしまったので、聴きに行けないのが残念だけど
我が家の音楽関係の予定は、これにて終了です。



SilkyRibbonクリスマスライブ@ちびっ子会

2007-12-18 16:50:15 | 音楽・その他のライブレポ
終わりました~~~
楽しかったです

ちびちゃんたちの、キラキラした目・・・
若いママたちの、あったかい拍手とまなざし・・・
お客さんとしては最上級の、会場のみなさんに支えられて
今年も無事にクリスマスライブを終えることができました。


今回も前日にアクシデント発生
ゆうゆから掲示板に長文カキコが・・・・

長男クンの学校がノロっぽい風邪の蔓延による登校時刻の変更
さらに今朝から下痢と気持ち悪い・・状態、
次男クンが足の付け根が痛くて歩行困難になり
松葉杖使用のため、幼稚園を欠席・・・・
なので、すみませんが「本番終わったらすぐに帰ります」
・・・来れるの~~~っ

こっちのことは気にしないで、お子さんを看てあげて~とするも
「行く気なんですけど・・・・」の返事。
さすが音楽人
あなたの熱き血潮には私と同じ匂いを感じていたわ
それにしても・・・・
毎回どうしてこうもハラハラさせられるのでしょうか(爆)

どう考えても、5人しかいない現状でパート換えは無理。
ゆうゆ抜きバージョンしかあり得ない
・・・けど、それでも何とかなるでしょ、って思うしかない。


9時集合で、主催者さんと打ち合わせ。
おおきなかぶのよ~いしょよいしょ
シルキーが歌うことになっていたので、軽く練習。
「・・・かぶがあったらよかったねぇ~~~~」と、周りを見渡すと
お昼ね布団、緑のビニールテープで作ったハワイアンダンスの腰蓑??
たまたま持っていた白い布。

・・・作りましょうとも

即興でおおきなかぶの出来上がり


毎回、クリスマス会は私たちにも楽しいイベント。
使いまわしのクリスマスソングは、毎年進化してるし
今回は特に、私が精神的に「いっぱいいっぱい」だったので
とにかく、新曲は控えて「出来ることを精一杯」という形でした。
主催者さんとの合同企画()も
即興のかぶの登場で、思いがけない大成功。
プレゼントを配るタイミングも、
「あわてんぼうのサンタクロース」の曲の途中に
人手不足のシルキーの代わりに
担当のK辺さまが完璧なサンタの変装で登場してくれて、
そのパフォーマンスに、子供たちも大喜び。
(さすが保育士さん

ありがとうございました。


今年最後の、打ち上げランチ。
ゆうゆがいないのはさみしいけど
ピエ~ルちゃんがお茶に駆けつけてくれて
みんなでたくさんおしゃべりして、また来年~

一年間、お疲れさまでした。


Wild Roseのクリスマスin市川~

2007-12-17 08:08:46 | 音楽・その他のライブレポ
ミクシィで知り合ったWild Roseさんの
クリスマスコンサート(@市川)に行って来ました。

出会いはなんだったろう?
たしかWild Roseの あるとさんが私を見つけてくれて
その足跡を追って、ミクシィにお邪魔したのがきっかけかな。

以前、DVDを送っていただいて
Wild Roseさんの雰囲気はわかっていたので
アットホームな、チビちゃんいっぱいのコンサートが
とても楽しみだった。
シルキーも発足当時は、あんなライブが活動の中心だったのです。
当時10人以上いたメンバーのほとんどが
前に後ろに子供をぶら下げて、ステージに立ってた(爆)
・・・懐かしい

会場は、あるとさんたちの地元と思われる
出演者・聴衆ともに自転車移動距離の、公民館の一室。
少し遅れて着いてしまった私は、
美しいソプラノが聴こえるその部屋のドアを
マナー違反を承知で恐る恐る開いたのでした。

お客さんが予想以上に近い
想像通り、ソプラノ担当の「お針子さん」のソロでした。
う~ん、プロい
(日本語じゃない歌を、あれだけすてきに歌えるなんて
とうていウチじゃ考えられない)
続いて、メゾの「ななうみさん」のソロ。
これはっ
先日初めて出会ったCDの、お気に入りの曲
(曲をほとんど知らない私が、知ってた・・・)

ここで、その辺にあったプログラムに気付く。
・・・あるとさん、終わってるし・・・
(順番からいったら、次だと確信してたのに
おまけに、ゆうがたクインテットと
ハリーポッターのダブルトラブルも終わってた・・・・(がっくし)。

小さいお子さんのピアノ演奏が4曲あって、
先生でもある、ピアノ担当の ひかるさんのソロ。
ショパンのワルツ。
う~~~、人前でピアノを弾く緊張を思い出した~(笑)
力強く、テンポ良く・・・思わずうっとり
(グランドピアノで聴きたかったな・・・)

ここで、ゲストのマリンバ奏者さんの演奏。
キーボードのメモリーを伴奏に、迫力の生
すごいっ
こんな近くでマリンバを聴いたことなんて、ない。
マレット次第で、固くも優しくも奏でられるという、
マリンバの不思議にすっかり魅了されました。

そして・・・・楽しみにしていた
パネルシアター改めクリスマスシアター。
お針子さん手作りの(多分)パペットサンタさんを操りつつ
お話を読んだり、歌ったり、ステージ狭しと動き回るメンバーさん。

Wild Roseさんは歌が3人にピアノという少人数ながら
学校で歌を学ばれた方たちの演奏は、パワーが違う。
声量も、表現力も、歌う表情も、何もかも目からウロコ。
楽譜を覚えて、トチらないように、息が続くようにと
その辺までで精一杯の私とは、段違い。
強弱や言葉の発し方などはもう、自然に身についてるから
その先の、歌詞の解釈、いかに伝えるか、表現するか、で
苦悩されてるのを、本番前のブログで知った。


本番が終わって、ランチにご一緒させていただく。
みんなよく喋り、笑い、すごく明るくて楽しそう。
(本番後のテンション?)
それに、会場ではそれぞれのダンナさまたちが
みんな優しくカッコよく(・・・余計?)
子供の世話から運転から、いろいろ裏方をしてくださって
(お子さんが小さいから、ダンナさまの協力は必須ですもんね)
だ~りんにシルキーの活動をカミングアウトするまでに
かなりの月日を要した、過去の私と比べると
これはかなりうらやましいぞ

会場で、初めてお互いを見つけたとき
あるとさんが駆け寄ってハグしてくれたことにドギマギ。
なんてフレンドリーな方なのでしょう~~~
メンバーのみなさんとそのお友達の優しさで
楽しい一日を過ごさせていただきました。

私も、やるぞ~~~~
(本番明日だけど・爆)
すごく元気が湧いてきた
生の魔力、ですね。

Wild Roseさん、ありがとうございました。