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aCappella好き♪

歌うこと、作ること。思いついたこと。好きなものを好きなだけ。

ふたつの講演会

2008-08-02 14:56:42 | 音楽・その他のライブレポ
今年引き受けた役員が、研修委員。
1年の担当は家庭教育学級だと言うので
普段は行かない講演会やら講習会に参加してきました。

仲島正教さんと
こんのひとみさん。

どちらの講演も、素晴らしかった
途中で涙があふれて、ハンカチで拭った。

私はアマノジャクなので、
上から目線のハウツー本には辟易(ヘキエキ)する性質(タチ)。
「そんなこと、言われなくてもわかってます」「実践しとります」と
心で思ってしまうのが関の山。(・・・・コイツ
でも、講演って、いいもんだなぁと思った。
エピソードのひとつひとつに説得力があり、
ホントに感動しました。

役員でもなければ、仕事を休んでまで行ってない
学校関係主催の講演会。
今までもこういう機会って、もしかしたらあったんだろうなぁ。
もったいないことしたなぁ。
今度お知らせが来たら、進んで聞きに行こう、と決意する。

仲島先生の講演は、
親しみやすい関西弁で笑わせてくださったこともあり
講演後、著書はあっと言う間に完売。
後日サイン入りで郵送していただき、目下、トイレの愛読書となっている。
(失礼・・・トイレに小さな本棚があるのです)
仲島先生は、ホントに情熱に溢れる、素晴らしい先生。
それでも、若い頃は手探りと失敗ばかりで
先輩や父兄、何より子供たちに支えられやってきた、と謙虚。
「遊んでくれる先生」は、子供たちの理想だけど
「子供と遊ぶのが苦手」な私には、ものすごく難しいこと。
真面目人間のA型だし、運動苦手だし・・・
先生の教えどおりのガキ大将にはなれない。
若い教師のためのこの本だけど、
親業にもとても役に立つ素晴らしい内容で、ぜひおススメ

こんのさんはシンガーソングライターで絵本作家で
ラジオのパーソナリティーという・・・
気持ち的には私に近い(・・と勝手に書かせていただきます・笑)
方のように思えた。
歌ってくださるのかな、朗読はあるのかな。
もちろん、そうだと思いながら参加したけれど
期待以上のパフォーマンスに、ただもうびっくり。
歌も上手いし、朗読も、
一人芝居のような語りに終始する講演スタイルも、
まさしく「プロ」だった。
歌とは、ああいう風に伸びやかに、堂々と歌うのだな、
朗読とは、7つの声色を駆使して
あのように表現力豊かに語りかけるのだな、と
似た様なことを、少なからずやろうとしてる修業の身としては
一挙にハードル上がった感じで、かなり刺激をいただいた。

そして。。。。
講演のほとんどが、
ご自身の境遇や経験に関することだったのだが
まず、小さい頃に父親が出て行って
当時偏見の目でみられがちだった母子家庭で育つ。
思春期の頃の母との確執と、
後に、それを越えて信頼と愛情に変わる中
結婚して授かった長男が、出産時のアクシデントから障害を持ち
発作や入院を繰り返しながら、学校でも様々なことを経験しての子育て。
それから、今の仕事を始めて二年経った頃
自身が大きな病気で倒れ、今も治療を続けているという・・・
まさに波乱万丈。
そして、最愛の母の死。
しかも、著書「くまのこうちょうせんせい」のモデルとなった
親交の深かった校長先生が亡くなった、同じ日の朝・・・。

どうして神様は、これだけ多くの苦労を
一人の人に課せられるのだろう、と
全くネタにならない、平凡すぎる人生をまっしぐらの私は
胸が痛んでならない。
乗り越えられる人だから、与えられたのだと
そんな言葉が頭に浮かぶけど
平凡が一番、ともちろん誰もが言う。

・・・・普段から、周りを見渡しては
みんなの生きてる過酷な人生について思うところが多く
これといって悩みもない、まったいらな過去なんて
魂、曇りっぱなしだろうな~と自分に苦笑する。

こんのさんの講演のあと、分科会があって
食に関するお話を聞いた。
「孫は優しい」を念じながら
め、ま、かめ、やさい、いたけ、も」を
食べましょう、というお話。
昔からのものが、体によい。
お酢もお味噌もお醤油も、昔の製法では作られていないことに気付く。

「昨日まで食べたもので、今日の自分が作られる」
・・・恐ろしい言葉。
普段食べてる砂糖は、敵。てんさい糖を早速買ってきた。
そういえば玄米、この頃食べてない。

それから・・・・
住んでるところで採れたものが、体にいい。
日本人の体には、パンよりも米。
バナナやサトウキビは、南の食べ物。
流行のダイエットも、やめましょう。。。。というお話。

生野菜や酢って、体に良いものとばかり思ってた。
ホントは火を通した、旬の野菜がいいそうです。

すごく、反省。
子供がキレるのも、食生活のせい。
体って、きっとそうなってるんだろう、なんて
すごく素直にお話を聞けて、
あの日から手料理、がんばってます。
季節柄、揚げびたしトカ(笑)。


タカラヅカ、初体験!

2008-07-05 08:08:27 | 音楽・その他のライブレポ
シルキーメンバーのゆうゆが行けなくなったという
宝塚のチケットを譲ってもらい、初観劇

演目は月組の「Me and My Girl」

私一人で行ってもいいけど、
誰か好きな人に見てもらえたら・・・と思い
あちこちお誘いしたところ、
ブログのお友達・ピグママさんが
付き合ってくださることになった

ピグママさんとは、第一子・第二子が同じ年、
しかも下の娘さんは某有名校ブラス部で
ダンナサマも月一で四日市に出張されてるという・・・
共通点が多かったので、以前から親しみを感じていました。

有楽町で待ち合わせ。
あらかじめ写メを交換していたので、すぐにわかった。
私の中のピグママさんは、ブログの文章から察するに
「大人っぽくて控えめ」なイメージだったけど
実際お話すると、可愛くて社交的な方でした。


初めての宝塚、とてもよかったです
幕が開いてしばらくは、いつものように
「歌」にばかり耳が向いてしまい
ああ~~~、発声が~~響きが~~、
低めが苦しそう~~~などと
お話に集中できなかったんだけど(何様?)
主役級の方たちはさすがに歌が上手く、
いつのまにかすっかり引き込まれ、
心から楽しむことができました。

なお、詳しくはピグママさんのブログにて
素敵なレポをご覧いただけます。(←手抜き)


しあわせになるための27のドレス

2008-06-02 07:50:30 | 音楽・その他のライブレポ
6月28日(土)に迫る、声楽の発表会のドレスを買いました
これです↓


今まで何度か
独唱で歌う機会がありましたが、
すべて、友達のピエ~ルが
私だけのために作ってくれた
オートクチュールの
ゴージャスな黒のドレスを着たので
今回は新調したいなぁ~と。

ネットで買おうと調べていたら、
試着出来るお店があったので
行って来ました、新宿まで

・・・そんな話をしていたら、いつものように夫が
「仕事で会社に行くから車で行こう」と言い出して
(これがまた余計な親切なんやな~・・)
東京着くのは、9時、お店は12時から(爆)
歌友のぶぶりんさんを突然誘ってみたけれど
やっぱり都合が悪くって、
何とか時間をつぶそうと試みたものの、
買い物嫌いな私には無理ということで
しあわせになるための27のドレス」を観ました

ドレスを買いに行き、この映画を観る。
なんともベタですが、CMで見ていて興味があったので
(相棒、ナルニア、隠し砦も候補だったけど、一人で観るのはちょっと~て感じで)
映画館を探すのにひたすら歩いちゃったけど、
5分前に滑り込めて、時間のロスもなし。
しかも今日は1日で1000円だった
おお、これも運命


映画、すごくよかったですよーーー。
私も妹がいて、一緒に住んでた頃は仲が良かったけど・・・。
なんか、妹の世話ばかりしてしまう姉、自由奔放な妹・・・
ちょっと、似てる気もして、フクザツな思いでした。
(妹、ココを見てるかなぁ。見てないと思って書いてるけど)
ヒロインが、とにかくすごく良い人。
しあわせになるべき女性だと思った。
それに比べて、ダメダメ主婦の私。
もっとしっかりやらなくちゃ、と反省。

おっと、仕事の時間です。
行ってきます


よりアイ2008~♪@大阪

2008-05-21 07:37:31 | 音楽・その他のライブレポ
・・・行っちゃった(爆)
日帰り、大阪。
朝5時半の高速バス→のぞみの、一人旅(?!)。

思い起こせば、去年の10月、
つくばくんだりまでアカペラパラダイスを聴きに来てくれた主婦ペラー
(・・・そろそろこの名前は捨ててもいいかなと思うこの頃だけど
“歌うために強いられる家事・育児との両立の苦労”を表現できる
的確な言葉として、つい使ってしまう・・・)仲間の歌を、
私も生で聴いてみたいという欲求を抑えられず
家族を捨てて、行ってしまった。

新幹線を降り、新大阪で市営地下鉄に乗り換える時(ネットで調べたら
この経路だったんだけど、、別の方法がもしかしたらあったのか??)
阪急乗り継ぎの切符がよくわからず、券売機前でせわしなく働く
“お客係”(?)のおじさんに聞くと、なんと親切に教えてくれた。

・・・・大阪、いいっ

10時半に、会場着。
改札の出口で、お友達のるいこさんとおっくんに声をかけられる。
それぞれのメンバーさんと、初めましてのごあいさつ。


行って良かったなぁ~~~
よりアイって、アカペラ公園みたいだ。
いろんなバンド入れ替わり立ち代わり、2~3曲を歌う。
企画バンドもあり、衣装や振り付け、パフォーマンスに笑い、
何バンドも掛け持ちの、きっと地元の有名人?さんは大忙し。
プロのような(実際プロなのか?)レベルの高いグループもあって
その中のいくつかを、私はもう、おっかけたいくらい大好きになってしまった。

シルキーが初めて地元を脱出したのが、東京立川のアカペラ公園。
こんなヘタクソな自分たちでも、一曲歌い逃げ、って形なら・・・
そんなことを思いついて、実行できたのは、
ネットで知り合った歌友・momoさんが背中を押してくれたから。
ネット万歳(・・・今考えると、無謀だった・笑)

ワクワクと何バンドかが終わり
いよいよ「ちりん」の番。
噂どおりの滑らか~なMCと私にもおなじみの3曲が
あっという間に過ぎた。

二つおいて、T-timeさん。
華やかな白×ブルーの衣装が素敵。
貫禄のチームワークで、3曲。

ちりんさんもT-timeさんも、以前送ってもらった映像で見たより
ずっと進化していて、ただびっくり~
ものすごく上手くなったと思った。
(もう主婦バン捨ててもいいんじゃない?)
ハーモニーも安定してるし、リードもみんなよかった~
・・・これは私たちも置いて行かれないように頑張らないと~
(毎週練習してるのに、全然上手くならない私たちって・・・

それから、楽しみにしていたVIVA!DIVAさん。
ホントに、なんと素敵
想像通りの、想像以上の、うっとりするような歌姫でした。
マイミクさんになっていただいてるのに、お初のTOKOさんは
目からウロコの超低音ベーシスト、しかも背は高いし、細いし・・・。
NIMAKOさんやほかのメンバーさんも、こんな私にまで
フレンドリーに声をかけて下さって、感動しました。

それから・・・・サイン入りの楽譜をくださった「赤福」さんと
四日市繋がりのローカルネタで盛り上がり・・・
歌ってる時はオーラさえ感じたけれど、なんと気さくな皆さんなのでしょう。
まさに、アカペラのお祭りですね。

私たちも、も少し上手くなったらどこでも行けるのに~~~(爆)
大阪、すごい
ああいう質の高い音楽のシャワーを浴びれば浴びるほど
糧になるのだってことを、実感。
なかなか出られないメンバーの代わりに、せめて私が
これからは東京でもどこでも出かけて行って
刺激をもらい、見て聴いて学び、伝えていこうと思った。
やっぱ、生だよ生映像やCDよりも、ずっと心が揺さぶられる。
そこに、この上手な人たちがいて、リアルタイムで歌ってる・・・
それは、言いようのない感動である。


片道5時間??三万以上かけた、価値はある。
遅くまで付き合ってくれた、るいこさん、おっくん、ありがとうね。
昼からソバをつまみに生ビール、帰りにもビール(爆)。
どんだけ飲みたいんだよ、と突っ込まれつつ
しあわせいっぱいに新大阪からのぞみに乗った。


吹部・生演奏

2008-04-30 07:23:24 | 音楽・その他のライブレポ
毎年恒例、高校の近くのデパートの中庭(?)で
娘の吹奏楽部の青空演奏がありました。

全国レベルまでは行かないけれど、
この辺りではブラスで名の知れた娘のガッコ。
年に結構な数の地域演奏を依頼されます。

父兄会のママさんたちには自称「オッカケ」という熱心な方もいますが
うちは地域的に「地元」ではないので
毎回行くのはちょっとしんどい・・・。
それに、初めてこの高校の演奏を聴いた感動は徐々に薄れ
耳が慣れたとでも言いましょうか(爆)
まあ、毎回聴きたい演奏でもなくなったと言うか(娘よ、ごめん)。

どうしようかな~と思ったが、夫は出勤だし
あそこのパスタ屋さんが、お気に入りの次男が
「行ってもいいよ」というので、思い切って出かけた。


・・・行ってよかった~
ビデオというものが今現在我が家には存在しないので
私はいつも「聴きに行くだけ~」なのだが
一曲目を聴いた時、かなり胸に来た。

まだ4ヶ月前のことなんだなぁ、
MナベKオリがゲストで来ると言うので
某私鉄の駅の、クリスマスイルミネーションの点灯式での演奏に
家族で出かけたあの日・・・確か、
コンクールが終わって3年が引退した初めての演奏だったっけ?
うわ~、3年がいないっていうのは、こういうことなんだ
レベルの低下をひしひしと感じたものだが

今回は、よかった。・・・一曲目は、よかった(笑)。
ちゃんと「らしい」演奏になってて、びっくりした。
・・・と同時に
毎日毎日、朝練行って~夜も遅くて~休日もナシで~
一生懸命部活に打ち込む子供たちの努力が
こういう形で実を結ぶんだ~と思った途端、またもや涙が・・・
がんばったね、えらいぞ、なんて心で応援しながら泣いちゃった。

しかし、その後の曲は・・・。(爆)

1時と3時の2回公演。
娘によると、1回目の演奏がまるでダメだったので
みんな落ち込み、
「集中力続かないから」とメドレーひとつカットされ、
トランペットオクターブ下げろ、だの、その他もろもろの指示があり
2回目は上手く行った、とのこと。
MCもちょっと変わってたし(2回目を少しだけ聴いて帰ってきた)。
・・・その、臨機応変さがすごいと思う。
さすが、何度も本番をこなしているだけある。

素人目には素晴らしい演奏だとしても、裏事情では
小学校訪問の数日前に新譜を始めていたり
毎度の使いまわし曲がほとんどだったり
本番にいつも追われてる感じで「完成度」からしたら
本人たちの満足行く演奏が出来ていないことがよくわかる。
それでも
月に何度もの本番を、「楽しませる演出」でこなしてることには
プロ根性を感じる。
・・・ステージに立ち、お客さんの前で演奏する、それをやるには
気持ちだけでもプロであらねば・・・と私は思うのだった。

ぎゃ~っ(笑)

本番間近のシルキー
精一杯の努力をしなければ・・・・
たとえ下手でも、楽しめるステージを
「ちゃんと向き合った音楽」なら、
聴いてる人に許していただけることを信じて・・。
(結局ソコ止まり・笑)

そういえば。
次男と買い物をしてると、ピンポンパンポ~~ンと放送が。
「1時より、2階○○におきましてNK高校吹奏楽部の演奏会を行います。
NK高校吹奏楽部は全日本吹奏楽●●におきまして、過去6回
最高賞である●●●賞を受賞いたしました・・・・」・・・ホントかよっ(爆)
・・・帰って来た娘にそれを言ったら
“ヨコハマでしょ~、吹連じゃないよ”と笑ってた。
確かに・・あの大会では6年連続そういう実績になってるけど~
知らない人が聞いたら、すごいことだ。
しかし、誰があの放送を考えたんだ?
多分、主催者側。。だと思いたい・・(汗)が・・・
ハッタリも大事。ふむ。