先日ブログの「リセット」にてご紹介した、「上野ビル」305号室。ご入居完了報告をいたします。
まずはその経緯です。空室期間が9ヶ月を過ぎた3/1、リセットの気持ちから再度清掃を行いました。それから3組目のご内覧された方から申し込みが入りました。清掃後からわずか10日でのお申込みいただき、約1ヶ月後に入居となりました。弊社ではこの部屋を選んでくださった方への感謝の気持ちと、使いやすく快適な部屋に永く住んでいただきたい希望を込めて、必ずご入居前に設備チェックや再清掃を行います。これは、賃貸経営には必要不可欠な「テナントリテンション」であり、その言葉通り入居者(テナント)に永く住んでもらう(リテンション)努力や工夫のことです。なので、入居の決まりが始まりです。
ドアの開閉音が若干気になっていたので、「ドアクローザー交換と調整」を行いました。ドアの開閉音を抑え、鍵をもっとスムーズに開錠できないか?という要望に業者さまも応えてくださり、タイトなスケジュールの中駆け付け施工してもらいました。
施工前の排水口。入居前に清掃や、浴槽に水がきちんと溜まるか確認しました。そこで、お風呂場の漏水も確認できました。少量の水なら漏水が認められませんでしたが、貯まった浴槽の水を一気に放流した時に発覚。排水トラップ交換工事が必要となりました。
トラップ交換後です、漏水テストも問題なし。階下のかたにも大変ご迷惑をおかけしましたが、その復旧工事も無事に終了。
こちらは玄関からの眺めです。いつも撮るのはこういったドア枠の内側の居室部分です。もしかしたら内覧の時には気づかないかもしれませんが、入居者は快適な住環境を求めています。設備が古くなったり、故障したりすると、入居者の満足度が低下し退去にもつながるので、やはり入居前には定期的なメンテナンスが必要ですね。リセットしてきれいに清掃するのはもちろんのこと、それだけではないのです。今回も上野ビルからは、いろんな学びや気づきをもらえました。
物件名 : 上野ビル 305号室(ご入居に感謝)