会派所属議員4名で日下代表とともに地下鉄東西線建設工事中の現場に入りました。東西線は震災で一時休止しましたが、二年後の27年度中の開業に向けて着々と工事が進んでいます。
先日は、東から西までの全トンネル開通セレモニーも行われています。
生憎の大雨の天候の中、仙台駅前ロフト角から地下に降りて地下鉄南北線よりもさらに下を走る東西線トンネルまで地下約 25メートルを降りて東西線仙台駅ホーム。JR仙台駅の下を通り(仮称)新寺 駅までトンネル内を歩き視察しました。 金輪際ない貴重な視察。
道路下の骨組み。駅前ペデステリアンデッキの支柱も地下で工事期間中吊った状態。下水管や水道管などライフラインが集中して交錯する駅前地下空間で着々黙々と工事は進行していました。
南北線よりも一回り口径を小さくして車両とともに建設コストを抑えたたトンネル内。新幹線駅の直下では地盤誤差許容3ミリ以下の条件下で完工。
東西線が走る地下25メートルの空間は防災服でも涼しく感じられる気温。南北線と東西線が交差するJR仙台駅下では、南北線からJRまでのアプローチが東西線ホームを利用することにより移動距離が短くなるようです。これからレールをトンネル内に敷設する工事が始まります。
仙台市の骨格交通軸として南北線に加えて東西線が開業すれば、再来年から仙台市内は公共交通機関による安全で快適な市内移動が一層促進されることになります。東西線建設は仙台の将来を見据えた都市百年の事業であり杜の都の新たな可能性を拡げる事業です。
泉区から国際センターや八木山方面、卸町や荒井方面まで定時に快適に移動できるようになります。東西線各駅沿線のまちづくりを今後復興とともに進めていき、東西線の利用付加価値を高めていく事業の推進も必要となります。