大震災後、小中学校の卒業式も延期されてきたが、今年度も残り一週間となって、挙行された。松陵中
私も松陵西小の来賓代表として祝辞をのべました。小学校を飛び立つ卒業生に伝えたのは二つです。
ひとつは、大地震によって、当たり前と思っている事が失われること(電気、水、燃料、食料、自由が無くなる)不自由な中で感じたこと経験したことを忘れることなく。
もうひとつは、命を大切にしてほしい。同級生を多く失った学校もある、卒業式ができない学校もある。12才の君たちがこれから自分の目標に向かって生きて行く命は、私たち大人の希望であり夢そのものなのです。これから始まる復興の長い道、十年後二十年後の君たちがその主人公なのです。
未曾有の大震災を経験した私たちは、皆が運命協働体なのだと思います。将監団地の入り口の交差点に、掲示されていました。私たちは、悲しみと不安の中で共に手を合わせて前に進みましょう。