みかんと空間

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今年で一番ほのぼのしたニュース

2007-02-17 | つれづれメモ


『MicrosoftのVisual C++で、西暦3000年1月1日以降の日付処理に不具合が生じるという3000年問題(Y3K)が指摘された』
とのニュース報道があった。(2007/2/14記事)
確かにVisual C++で作成されたアプリケーションは多いだろうが・・



西暦3000年とは、つまり、993年後のこと。
今から993年前は、日本では平安時代。パソコンどころか電卓も電気も自転車すら無い時代、その時代の人で、993年後の現在の状況のほんの1%でも予想できた人は居ただろうか?おそらく、1人も居なかったに違いない。なぜなら、その時代の人には、今の時代を形成している基本テクノロジー(例えば電気エネルギーとか情報通信とか)に関しての概念すら全くないからだ。

で、同じ理由で、今から993年後の未来なんて1%も予想できないだろう。ましてや、今日のテクノロジー進歩のスピードはちょと前よりもずっとずっと加速している。例えば、自宅のパソコンがGHzという桁の周波数で動作しているなんて、ほんの10年前は、考えたことすらなかった。キーワードを入力して『検索』ボタンをポチッと押すだけで、一瞬で世界中から情報を集めることが出来るなんて、夢にも思わなかった。

993年後どころか100年後の予想も困難かもしれない。パソコンに限って考えても、少なくとも今のパソコンの延長として考えられる形態ではないだろう。

今から993年後の西暦3000年の世の中。いったい、どうなっているんだろう?
テクノロジーの変化どころか、もしかしたら、人間の存在形態自体が大幅に変わっているかもしれない。
「あなた」と「わたし」の区別が無い世界、「生」と「死」の区別すら無い世界・・

そんなこと考えても仕方ないのでので、話をもとに戻すと。
この報道では『2000年のY2K問題の教訓が活かされていない』と結んでいる。
この結びが、ほのぼのさをさらに倍増させる役割を果たしている。
993年後、そのころはパソコンやコンピュータという概念すら遠い遠い過去のものとなり、忘れ去られているだろう・・
そんな教訓を活かして、いったいどんな意味があるのだろうか?

と言うことで、このニュースは、誰が何と言おうと、今年で一番ほのぼのしたニュースに違いない。今年の残りはまだまだ長いが、これ以上にほのぼのしたニュースはあり得ないだろう。

昨年の「アスファルトの割れ目で育った大根」の話題よりも、遥かに、ほのぼのとしたニュース報道なのだ。






万年竹の不思議

2007-02-09 | つれづれメモ

この2つの万年竹は、昨年末頃にホームセンタームサシで同時に購入したもの。
購入した時は、2つの違いが分からないほど、同じ形状、同じ大きさだった。

上の写真で、左側の大きい方は息子ので、右側の小さい方は僕の万年竹だ。
どうして、ここ数ヶ月間で、こんなにまで成長に違いが出たのだろう?

置いている部屋の日当たりの違いは多少はあるだろうが、それほど大きくは変わらないと思う。
では、この大きな成長の違いを生んだ原因は何だろう?

『万年竹へ与える愛の量の違い』なんだろうか?
息子にとって万年竹は、これが初めてで、とても大切にしている。眺める時間も、僕よりずっと多い。
僕のは、たんに部屋のアクセサリという感じ。
もしかしたら、人間が与える愛が、植物の成長を援けるだろうのか?

『猫の唾液の影響』か?
息子の万年竹の水は、うちの猫(みかん)の第3の水飲み場でもある。
1日に1~2回、この水を飲むので、多少なりとも猫の唾液が入るはず。
僕の万年竹の水は、ガラス容器の形状から、猫がその中の水飲む事はできない。
もしかしたら、猫の唾液に植物の育成を促す成分が含まれているのだろうか?

それとも、たんなる個体差だろうか?


電気女というパフォーマンス

2007-02-03 | つれづれメモ
今日の夕食時、なにげなくテレビをつけたら『電気女』というのが出てた。TBS系列の「人間!これでいいのだ・びっくり人間スペシャル」という番組だ。その『電気女』なる西洋人の大柄なお姉さんが怪しげな黒の衣装を身にまとい、銀色の手袋をはめて指先からバリバリ放電させて台に置いてある秋刀魚(さんま)を焼いている。

明らかに胡散臭い芸だ、と言うか、数十年前にも見たことある。このタネは簡単、お姉さんは上着の下に完全な導体(金属繊維)の全身ボディースーツを着て、金属繊維の手袋をはめている。つまり、お姉さんの座っている高電圧給電電極から放電させる指先までは完全な導体で接続されているので、その電圧が幾ら高くともお姉さんの体には電流は全く流れない(すべて導体のボディースーツを流れる)。飛行機(導体)に雷が落ちても機内の人は全く感電しないのと同じ原理だ。

ところが、びっくりすることに、この番組では、これを芸(イリュージョン)として紹介せずに、このお姉さんの体質によると説明している。また、専門家のおっさんが「皮下脂肪の水分がどうたらこうたら。。」とボケた解説までしている。この専門家は天然ボケなのか、局から貰えるお金によってボケたのかは、僕には分かりません。

こないだ問題になった「あるある大辞典~」といい、やっぱり、テレビのバラエティ番組って、こんななんだなあっと、あらためて思った。

最近、芸能人同士がじゃれあってど~でもいい会話をしているテレビ番組を見て1時間消費するよりYouTubeでお気に入りの動画でも見た方がよっぽど有意義な1時間ではないかと思う。