みかんと空間

電子工作や摩訶不思議商品や猫写真やプチエロ写真や日々思う事などなど・・ぐちゃぐちゃなブログです。

電気女というパフォーマンス

2007-02-03 | つれづれメモ
今日の夕食時、なにげなくテレビをつけたら『電気女』というのが出てた。TBS系列の「人間!これでいいのだ・びっくり人間スペシャル」という番組だ。その『電気女』なる西洋人の大柄なお姉さんが怪しげな黒の衣装を身にまとい、銀色の手袋をはめて指先からバリバリ放電させて台に置いてある秋刀魚(さんま)を焼いている。

明らかに胡散臭い芸だ、と言うか、数十年前にも見たことある。このタネは簡単、お姉さんは上着の下に完全な導体(金属繊維)の全身ボディースーツを着て、金属繊維の手袋をはめている。つまり、お姉さんの座っている高電圧給電電極から放電させる指先までは完全な導体で接続されているので、その電圧が幾ら高くともお姉さんの体には電流は全く流れない(すべて導体のボディースーツを流れる)。飛行機(導体)に雷が落ちても機内の人は全く感電しないのと同じ原理だ。

ところが、びっくりすることに、この番組では、これを芸(イリュージョン)として紹介せずに、このお姉さんの体質によると説明している。また、専門家のおっさんが「皮下脂肪の水分がどうたらこうたら。。」とボケた解説までしている。この専門家は天然ボケなのか、局から貰えるお金によってボケたのかは、僕には分かりません。

こないだ問題になった「あるある大辞典~」といい、やっぱり、テレビのバラエティ番組って、こんななんだなあっと、あらためて思った。

最近、芸能人同士がじゃれあってど~でもいい会話をしているテレビ番組を見て1時間消費するよりYouTubeでお気に入りの動画でも見た方がよっぽど有意義な1時間ではないかと思う。