

今日は、朝から曇りの天気で雨でも降るのではと思いましたが、昼間は、日も差して気温も上がりました。田んぼで作業していると暑いくらいですよ。もちろん半袖のTシャツ姿です。 そんな暑い中での作業のの合い間にですが、山すその方を見ると「イタドリ」が目を出していました。細いタケノコ状でアスパラガスに似た格好で、こちらの方では「シャッポン」とか「ポンポン」とか呼んでいます。たぶん、酸っぱくて採る時にポンと音が出ることがあるので、そのように呼ばれるのでしょう。
暑かったので、1本採って、皮をむいて食べました。程よい酸味で旨い! 子どもの頃を思い出します。 それを見ていた甥っ子が、「そんな草みたいなもの食べれるの?」、「腹が痛くならない?」とか言い出した。「うまいぞ! お前も食べてみろよ!」と言うと「こんな草は食べれん。」と言っていました。


なんでも、このジュースは身体が疲れた時に、驚くほどの効き目があるとのことです。特に夏の暑い強烈な太陽にあたり、頭がくらくらしたり頭痛がする、いわゆる日射病や熱射病をたちどころに解消してくれるらしい。さらに、このジュースは、強い抗菌性もあり、風邪も引きにくくなるようです。

そんない遠く離れていませんが、呼び名が違うのですね。
今頃の子どもは食べないでしょうね。だいたい、何が食べれるのか知らないでしょう。
私が子どもの頃は、イタドリ以外でも、レンゲの蜜を吸ったり、山ツツジの花びらを食べたりしていました。おばあさんや友達から、何が食べれるか教えてもらっていたものです。「○○の場所で採れた△△の状態のがうまかった!」と言っていたハングリーな頃(今もですが)を思い出します。