灘の酒。
灘の生一本。
非常においしそうな日本酒をイメージできます。
※私は酒を飲みませんのでよく分かりませんが。
神戸に行くと大手日本酒メーカの大きな看板も目にすることができ
やはり美味しいんだろうなと思います。
この灘の酒、落語にもよく登場します。
ただし少し変えて「ただの酒」として。
有名なところでは「子ほめ」。
ただの酒を飲もうとしてとんちんかんなことを言い続ける
滑稽噺です。
もう一つ有名な噺として「ちりとてちん」もあります。
この噺、ただの酒を飲むときに褒めちぎる人物が先にはなされ、
追って悪態をつく呑兵衛に「ちりとてちん」を食べさせる噺です。
落語の面白さとして、
実際に生活の上で見かけるような人物をデフォルメして
笑いに変えるところがあります。
※医学的に正確な知識に基づいているわけではありません。
正確な判断は最寄りの医師の方までお問い合わせください。
依存と暴言
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/280407658e0d182c638076baf6bc872d
タバコと税
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/c2c999e6c5a3633900b645122b612ba8
依存性のある酒をただで飲む行為は依存を想定することができます。
想定されることとして
ちりとてちんで現れる悪態をつく呑兵衛は
時折見かける人物だから笑えるわけです。
さてこのただの酒、
現代の企業社会では交際費を使って飲むことができます。
会社の金でただの酒を飲む行為です。
時折正当な処理を行わずただの酒を飲む方もおられます。
そう思って落語を聞くと、社会の縮図であることが分かります。