敢えてこの方を取り上げます。
大原孫三郎(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%8E%9F%E5%AD%AB%E4%B8%89%E9%83%8E
父親の経営する倉敷紡績の
社員寮で生活環境の悪さから死者が出たため
社長に就任し
住環境を改める。
社会問題研究所を立ち上げ
社会との関わりを考える。
結果として街も潤い、
雇用も生まれたわけです。
紡績産業が日本に興った頃は、
地方に仕事がなく若い方々が決起して紡績産業を興した事実は、
いまの日本の状況に似ています。
戦争に向けて紡績産業は合併を繰り返し
規模を追ったのも
昨今の世の中に似ています。
戦後倉敷紡績は倉敷レーヨン(現 クラレ)を起こし、
化学の道に進んで行きます。
いまは産業の転換期。
歴史から学ぶことも多い。
社会全体を見渡すことがあってもいいのでは。
倉紡記念館より。