車や不動産の取引において必要になる証明書。
実印と印鑑登録証明。
日本社会で実印と印鑑登録が現在でも利用されています。
もちろん外国人の方にはサイン証明書や拇印証明書など
代替手段があります。
さて、この印鑑、
個人の証明としてなぜ効力を持つのかを考えると、
その昔は偽造が難しい時代があったから。
その実印を公的機関に登録して、
個人の存在の証明にしているわけです。
ご想像に固くありませんが、
現在は偽造が簡単にできます。
3Dプリンタもありますので。
ここで印鑑登録証以外に電子的に個人を証明できるもはないか、
と考えるとマイナンバーカードがあります。
実印の代わりとなりそうなものです。
一方でこのような話もあります。
マイナンバーカード 保険証に 22年度中に全国で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45649820U9A600C1MM0000/
この話を総合すると、
認め印で済む医療機関への印鑑が、
すべて実印になるようなものです。
アメリカでは社会保障番号をキーに電子カルテシステムが
被害を受け
個人の病歴ほかさまざまな情報が流出しています。
医療業界の情報漏えいが深刻な米国、暗号化通信でないIPアドレスは2万件超
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1708/08/news028.html
個人の自由と言えばそれまでですが
私はマイナンバーカードを利用したくはありません。