江戸時代の豪商、
高田屋嘉兵衛。
函館の街を興した人として知られています。
高田屋嘉兵衛
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%94%B0%E5%B1%8B%E5%98%89%E5%85%B5%E8%A1%9B
函館の街興しにあたってひとつの信念がありました。
「施しはしない」
街の建設工事などに参加してくださった方に、
私財から給与を支給したそうです。
決して函館の街の方には無償でお金を渡すことなく。
これは脳内報酬系に良い効果をもたらすでしょうね。
決して多額ではなく自分の労働の対価として賃金が支給され
自分の街が変わるというゆっくりとした報酬があるわけですから。
それもあって、現在に至る函館の街があると考えられます。
さて、昨今の地方創生策として、
「ふるさと納税」があります。
もちろん地方財政が厳しい現実は理解できます。
人口減少とともに仕事も少なくなっています。
しかし、ふるさと納税は「施し」に近い考え方です。
これでは永続的な発展につながるというより、
依存と衰退の糸口になるように考えられます。
産業としての農業・水産業の発展も今後あるかもしれません。
これもひとつの手段です。
労働人口の減少
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/378cc32e3e28b71c4ed0c885994b60ae
あくまで仕事を東京一極に集中させなくても良い方法を
模索していきたいと考えています。