Boeing 777と747の比較。
プロやマニアの方にはよく知られた話です
以前747について次のように記しました。
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/f9fc64e2b0e1df472792c1f59cf71c88
この中では触れていませんが、
パイロットが後方を確認するためにも
747のコックピットは幅の狭くなったアッパーデッキに
配置されているわけです。
その747を手本に作られた777は胴体の幅が
広いにもかかわらず、
コックピットはアッパーデッキにありません。
いろいろな技術的な解決方法がありますが、
777の長胴型、777-300シリーズではこんな方法がとられています。
GMCS(グランド・マニューバ・カメラ・システム)というものが装備されています。
これは尾翼部分にカメラを装備し、
メインのランディングギア(車輪)が、地上滑走中に誘導路から外れないように
カメラで見ようというものです。
トラックより遙かに大きな内輪差があるためです。
こうした異なる技術的アプローチで解決されることもあるのです。
https://www.youtube.com/watch?v=4dOqsmqYVR8