A350-1000

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徹子の部屋 40周年

2016-02-13 | テレビ・ラジオ

徹子の部屋 40周年記念番組の放送がありました。

村上ショージさんをゲストとしてお迎えした回の
「スベリ芸を開発なさった」というおことばと、
だじゃれをすべてスルーする
徹子スタイルには大爆笑です。

あれだけのキャラはなかなか出てこないですね。

※たんなる感想です。


重力波

2016-02-13 | 日記・エッセイ・コラム

重力波の観測に成功したというニュース。

たいへんな快挙です。

さて、重力波とは何か。


まず質量(重さ)のあるものの周りの重力は、
ひずんでいます。

重力場の記述をWikipediaから。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%

右上の図でラッパのようになっているのが重力場といわれる、
重力の状態を表した図です。

真ん中の沈み込んでいる部分の中心に
非常に大きな質量の物体があります。

光はこの重力場の図の
メッシュの沈み込んでいる方向に向かって進みます。

非常に大きな質量のあるものには
すべてのメッシュの線が向かっていくので
光がそちらへすべて向かってしまいます。

つまり光が出てこないので暗く見えます。
これがブラックホールです。

イメージとしてはこのようなものです。

さてこの非常に大きな質量のある物体が
爆発などして大きく質量が変わったとします。

するとその周りの重力場、メッシュが波のようにたわみます。

これが重力波です。


さて、メッシュのひとつのマスは、
光が一定の時間に進む距離です。

光にとってはスピードは変わらなくとも、
メッシュの間隔が変わるため、
光の進む距離が(他から見ると)変わっているように見えます。

この光の進む距離の変化を利用するのが
重力波の測定です。

十字に組まれた光の進む道で光を往復させて、
十字の測定器(数kmに及びます)のどちらか一方の光が
違うタイミングで反射されたとすると、
マス目の長さが変わったであろうことがわかります。

これが重力波の測定です。

先頃ノーベル賞を受賞された梶田さんの研究機関で設置した、
KAGRAという測定器もこの方法を利用しています。

もちろん今回の研究成果の発表は、
追試を行って間違いないことを再確認していく必要があります。

この素晴らしい研究成果が現実に再確認されることを、
期待しています。