~東根中部小学校目の前、基礎から受験まで~

日々の教育日記です。下にHPへのリンクもあります。
えいちしんがくじゅく

本日渡した生徒らへのお手紙①

2013年11月04日 | 教育
みなさんが勉強している理由はなんですか。
 本当に必要ですか。 少し考えて見ましょう。

先生はみんなに仕事として勉強を教えていて、みなさんはもっと勉強をできるようになった方が良いと思っています(仕事抜きで)

なぜでしょうか。

先生が考えるには、みんなが幸せになるためにできたほうが良いものだからです。
多少の計算ができれば将来には影響しないから、勉強は受験のための「道具」だと考える方もたくさんいます。
先生も勉強は受験のための「道具」としての役割があると思います。
しかし、他の役割がたくさんあることを覚えておいてください。

例えば数学はあれこれ複雑なことを考えますが、将来においてみなさんは勉強よりも複雑な問題に直面し、冷静に乗り越えなければなりません。
そのための冷静さや論理的思考の練習です。
国語は文章の読み書きの能力はもちろんのこと、それを使って本を読んだりすることで自分のできない体験も手に入れることができますし、思考の整頓を言葉でやることにも大いに役に立ちます。

理科や社会は自然、科学、社会の仕組みを知ることで想像力を広げたり、直接役に立つということがたくさんあります。
(知識があると本当に役に立ちます)
また、与えられた情報から自分で答えを導くというのは誰の人生にもあるテーマと言えるでしょう。

英語はこれからの社会では、外国に出なくともインターネットやプログラミング、買いものするにしても「できれば便利」ではなく「できないと不便」になるでしょう。

なにより、君たちが何かを成し遂げようとして成功や失敗の体験をするということは貴重です。
大人になって失敗すれば破産だったり離婚だったり免職だったり痛いではすまないことがたくさんあります。
いまの君たちなら、失敗しても悔しさと恥ずかしさにまみれ、場合によっては馬鹿にされたり怒られたりする程度で済みます。
大いに失敗の練習をして成功するための秘訣をつかんでください。ただ本気でやらないと自分の糧にはならないものです。

東根一中目の前 東根学習塾

最新の画像もっと見る

コメントを投稿