~東根中部小学校目の前、基礎から受験まで~

日々の教育日記です。下にHPへのリンクもあります。
えいちしんがくじゅく

当塾の教育の方向性について

2014年04月24日 | 教育
本日は私(当塾)の教育の方向性と言いますか、なにを目指すかといったところをお伝えしようと思います。

保護者の方にも一度お読み頂けたら幸いです。


 まず、私は短期的な学力のみを追う指導をしたくありません。

もちろん学習塾である以上、目前の定期テストを重視しますし、超えていくべきハードルはしっかり越えさせていこうと考えております。

ですが、それ以上に受験のことや高校に進学してから使うであろう知識、また社会に出てから使うであろう知識を大切に教えております。

 また、学習は楽しくあるべきと思って教えます。

学習における楽しさは人それぞれです。

出来ないことが出来るようになることが楽しい。

誰かに勝つことが楽しい。

習う内容自体が楽しい。

お父さん、お母さん、先生にほめてもらえることが楽しい、嬉しい。

楽しくあればこそ記憶として強く残ると思います。苦しすぎる記憶は本能的に薄れていきます。

ですから楽しい授業、ほめて伸ばす教育を意識し、実践しております。

 そして、学力以上に人としての総合力を重要と考えています。

大人になったときどのような人間になるのか。

礼節はしっかり守れるのか。

窮地に陥ったときに冷静でいられるのか。

他人に下品と思われないだろうか。

他人に迷惑をかけないだろうか。

将来それぞれの子どもをしっかり養っていけるのか。

この様なことを考えながら生徒に接します。

友人関係や学校の先生との関係で相談を受けた場合、その子が悪ければ謝ってこいと言いますし、悪くなければうやむやにするなと言います。

 そして上記のことを考えた上で『学力』というものはとても重要なものと考えております。

矛盾するかもしれませんが、私はある程度偏差値重要視主義者です。生徒たちがこれから生きていく上で学力が高いにこしたことはありません。

学習を楽しみ、上達すれば偏差値が上がっていきますし、それにより進学先も変わってきます。

いくらでも例外はありますが、経験上ある程度偏差値が高いほうが品がよく収入も安定する傾向があると思います。

 それぞれに能力の違いや努力量の違いはありますが可能な限り生徒の学力を伸ばして将来に繋げようと考え、日々授業をしております。

生徒の学力は直ぐ伸びるものではなく半年以上、または科目や内容によっては一年以上かけて培うものだと考えております。

 稀に直ぐ伸びないと辞めさせてしまうご家庭がありますが、それをやってしまうと誰の指導が良くて伸びたのか、いつ頑張ったから伸びたのかが分からなくなり、子どもにとって最善の選択でなくなってしまうことが多いと思います。

 上の方にも書きましたが当塾では長期的な視点でほめて伸ばすことを意識しております。

ですが、定期テストや受験においてそれぞれが自分自身で掲げた目標に対してサボっている場合にはかなり厳しく言います。

それで辞めてしまった生徒がいるくらい厳しく言います。

勉強に根性は必要です。というか根性があれば大抵なんだってある程度のレベルまではいけるものです。

計画的に毎日~時間勉強する・・・というのを嫌いではないのですが、出来るまでやれよ、とも思っています。

才能や効率に人それぞれ違いが大きいのですから~時間勉強するというより、この単元をマスターするまで頑張るというのが現実的だと思います。


 この様に『ほめて伸ばす主義』と『根性あればなんだってできる主義』という一見矛盾しているものをなんとか両立させて毎日指導しております。



 英知伸学塾がどのような塾かと説明すると
教えるもの & あるもの
 分かりやすい説明の楽しい授業
 自宅での学習法
 使いやすい教材
 上達したらほめること
 スポーツ指導
 親身に何でも相談に乗る塾長(自分で言うのもアレですが)
 たまにある合宿
 
ご家庭、生徒自信でご用意頂くもの
 素直な心
 根性
 目標
 ご家庭で達成をほめること
 あせらない心
 分からないときはすぐ質問や相談をする心
 筆記用具
 他塾より安めのお月謝
 子どもを信じすぎず、それでも最後まで信じてあげる保護者様の心

このようなところです。

東根一中目の前 東根学習塾
 

ながら について

2014年04月11日 | 学習
 今日は皆さんが大好き?な

   ながら作業

についてお話しようと思います。

テレビを見ながら、音楽を聞きながら、というアレです。

 生徒諸君にはながら作業で勉強をしてはいけないと

言っておりますし、学校の先生や保護者の方も言うでしょう。

なぜ言うかといいますと、それは私たち大人の経験から勉強が

うまく行かないと予想できるからです。

しかしそれでは納得できませんね。というわけで理由を考えて

みましたので参考にしてもらえれば嬉しいです。

 みなさんは勉強をするとき、問題を解くとき何を考えていますか。

たとえば数学の文章問題ならば

   問題を読み、文章中の情報を覚えながら

   最終的な目標を確認してそれを意識しながら

   計算式の法則を思い出しながら

   計算式をたて、繰り上がりを覚えながら

   九九を思い出したりと計算するでしょう。

また、英語の長文読解などでは

   これまで覚えた単語と本文を見比べ、照らし合わせながら

   知らない単語は推理、予想しながら

   文法を思い出しながら意味を想像し、

   前後の内容を確認しながら内容を確かめて

   それらを把握しながら問題文を読み

   適切な答えを考えるのでしょう。

この様に、問題を解くという作業はすでにたくさんのながら作業

を凝縮させたものです。満点取れる生徒以外は上記の作業で

なにかミスがあるから答えを間違うということです。

つまり、大半の生徒の頭の中は問題を解くことで

いっぱいいっぱいということです。

故にながら作業をしている余裕はないと言えますね。

 しかし、ながら作業をして勉強をすることによって本番に余裕が

生まれる(本番では、ながら作業できないので勉強中より作業が一つ

減るからという理由)と反論する方もいるでしょう。

それに対しては『理想の練習』について考えてみてください。

スポーツや音楽、演劇など様々なものに練習が必要ですが

テストに向けての学習も練習と言えます。

練習は本番に近ければ近いほど良いもの、ということは皆さん

ご存知だと思います。

テスト中には当然テレビも音楽もありませんのでその環境を

作り出して勉強することが最も良いと言えるでしょう。

 というわけでちょっと読みにくい文になってしまって

申し訳ないのですが

みなさん、ながら作業をせずに勉強してもらえれば

成長しやすいですよ。がんばりましょう。

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