~東根中部小学校目の前、基礎から受験まで~

日々の教育日記です。下にHPへのリンクもあります。
えいちしんがくじゅく

手紙②  きついことも書いています。

2013年11月04日 | 教育
勉強しても成績が伸びないと思う人は以下を読んでください。

きついことから目を背けていませんか?
正解できる問題を選んでやっていませんか?
一度覚えられた自分を信じすぎていませんか?
この問題が解けると自分を信じていますか?
勉強を時間で考えていませんか?

学習効果を上げるにはプライド(誇り)が必要です。
プライドとは自分が出来ることを信じ、他者に示そうとする意気込みです。
それが虚構になっていませんか?
本当に出来る自分以外誇ってはいけません。たまたまできる自分はできない子です。
解答や他人の答えを見てやったら卑怯者です。時間が過ぎるまで待つのは負け犬です。
正しいプライドを持ち、下らない見栄は捨てましょう。

物を覚えるということは反復が必要です。
ここでいう反復とはできるようになってから何度も繰り返すことです。
できるまで繰り返してそれで終わっていませんか?
覚えられないのは頭が悪いのではありません。
計画性が無いか、根性が無いか、やり方が間違っているかのどれかです。

いつも授業で言っていますが、中学校ではほとんど難しい問題はありません。
簡単なことをいくつも重ねている面倒くさい問題があるだけです。
数学や物理(理科)、記述(文章を書くこと)を難しいと思い込んでいませんか?
ひとつひとつ冷静に丁寧に考えれば答えにたどり着くことは授業で解っているはずです。
ではなにが足りないか。
① 自分を信じる心 
   この問題が解けないと最初から思うようでは解けません。既に根性なしです。 
② 自分を疑う心
   複雑な計算をメモも取らずに覚えていられるとどうして信じられるのですか。
   丁寧にメモと状況確認(これもメモ)しながらひとつひとつ考えるべきです。
   先生は日常生活ではメモを一切取らないのですがそれでも数学などはかなり
   メモしています。みなさんはどうですか。

勉強は時間ではなく、やれるまでやる。これしかありません。ありえません。

以上をしっかり頭に入れて勉強に励んでください。


東根一中目の前 東根学習塾

本日渡した生徒らへのお手紙①

2013年11月04日 | 教育
みなさんが勉強している理由はなんですか。
 本当に必要ですか。 少し考えて見ましょう。

先生はみんなに仕事として勉強を教えていて、みなさんはもっと勉強をできるようになった方が良いと思っています(仕事抜きで)

なぜでしょうか。

先生が考えるには、みんなが幸せになるためにできたほうが良いものだからです。
多少の計算ができれば将来には影響しないから、勉強は受験のための「道具」だと考える方もたくさんいます。
先生も勉強は受験のための「道具」としての役割があると思います。
しかし、他の役割がたくさんあることを覚えておいてください。

例えば数学はあれこれ複雑なことを考えますが、将来においてみなさんは勉強よりも複雑な問題に直面し、冷静に乗り越えなければなりません。
そのための冷静さや論理的思考の練習です。
国語は文章の読み書きの能力はもちろんのこと、それを使って本を読んだりすることで自分のできない体験も手に入れることができますし、思考の整頓を言葉でやることにも大いに役に立ちます。

理科や社会は自然、科学、社会の仕組みを知ることで想像力を広げたり、直接役に立つということがたくさんあります。
(知識があると本当に役に立ちます)
また、与えられた情報から自分で答えを導くというのは誰の人生にもあるテーマと言えるでしょう。

英語はこれからの社会では、外国に出なくともインターネットやプログラミング、買いものするにしても「できれば便利」ではなく「できないと不便」になるでしょう。

なにより、君たちが何かを成し遂げようとして成功や失敗の体験をするということは貴重です。
大人になって失敗すれば破産だったり離婚だったり免職だったり痛いではすまないことがたくさんあります。
いまの君たちなら、失敗しても悔しさと恥ずかしさにまみれ、場合によっては馬鹿にされたり怒られたりする程度で済みます。
大いに失敗の練習をして成功するための秘訣をつかんでください。ただ本気でやらないと自分の糧にはならないものです。

東根一中目の前 東根学習塾