goo blog サービス終了のお知らせ 

植物好事魔多し

植物を育てる、とある趣味家の備忘録兼管理ノートです。

Grabowskia glauca

2016-09-22 20:00:00 | 自家実生
Grabowskia glaucaはナス科の低木。
南米、チリの固有種。
自生地の写真をみるとやや肉厚な、多肉質と思われる葉をもつようだ。






2015年9月17日に種まき。
予措として水に一晩漬けたが、硬さに変化なく、そのまま播種、覆土は有り。
結局のところ播種時期が遅かったのか、2015年には発芽せず、そのまま屋外に放置。
凍結、霜、雪、寒さに曝した。
今年の春頃になって発芽。


Chilefloraによれば、主にcamanchaca(海霧)から水分を得るとある。
自生地の写真の植生も含めて考えると、かなり降雨は少ないようだ。


夏の蒸れを懸念していたが、生育が衰えたように見えたのみ。
やや乾かし気味にはしていたが、灌水は続けていた。
なかなか育て方の情報が得られないため、恐る恐る栽培して観察を続けたい。
USDA hardiness zone10、11とあるので、冬になる前に屋内管理に移行予定。



(追記20170309)
屋内管理に移行していたもののすべて枯死。
低温か生理障害か感染症かは不明ながら、根や茎が褐変した。
根は驚くほど貧弱であった。