植物好事魔多し

植物を育てる、とある趣味家の備忘録兼管理ノートです。

台湾ヤドリコケモモ(オオバコケモモ)

2018-04-25 14:00:00 | Ericaceae ツツジ科
今年も開花した。
昨年の記事は5月のため、当地では春頃に開花するらしい。
自家受粉のようなことを試みたが、受粉したような兆候はない。
恐らくは他花受粉でないと結実しないと思われるが、経過観察とする。

栽培した傾向としては比較的乾燥に強いものの、冬季もある程度は灌水が必要のようだ。
断水すると葉が萎み、最終的に葉が枯れる(もちろん気温の要素もあるだろうが)。
意外と耐寒性はあるようで、冬場でも少しずつ生育が見られた。



昨年(2017年2月)播種のもの。

種子が微細ということもあり、播種床は細粒としていた。
そこから通常の培養土に馴らす観点で二度植え替え。
今回、完全に通常の培養土に移行した。
播種当時からはそれなりに減ってしまったが、苗はある程度維持できている。
ここからの生育も経過観察。

「台湾ヤドリコケモモ」の実生

2017-03-14 14:00:00 | Ericaceae ツツジ科


ツツジ科。
2017年2月2日播種。
自家採種し、とり播きしたもの。
詳しい説明は本カテゴリー内の別記事に譲るとして、この時期に無加温で播種後一ヶ月程度で発芽するとは驚き。
今のところ発芽率は2~3割程度。
ただし用土に混入した雑草の芽生えの可能性は否定できないため、生育を観察する必要はある。
仮に「台湾ヤドリコケモモ」として、どの程度の生育スピードか気になるところ。


種子は予措として液果から取り出し、水洗後、コーヒーフィルターで漉しとった。
通常の培養土に緩効性肥料を加え、表土は赤玉土細粒、覆土はなし。

「台湾ヤドリコケモモ」収穫・採種

2017-02-03 06:00:00 | Ericaceae ツツジ科
2016年10月5日

2017年1月9日

2017年1月15日

2017年1月26日

2017年2月1日



最も成熟が早かった一粒を収穫。
触れてみて、少し軟らかくなっているのを認め、そのままもぎ取った。
果肉は白く、肉質は脆い。
食べる勇気は沸かず、果肉を一舐めしてみたが、ほんのり甘い程度で大した味ではなかった。

種は「柿の種」をごく小さくしたような形状。
これが成熟種子かシイナかどうかは不明だが、水洗し、コーヒーフィルターで漉しとった。

当初種子は保存するつもりだったものの、気変わりし、播種することにした。
急な気変わりで用土がなかったのでとりあえず一晩冷蔵庫に入れ、翌日播種。
通常の培養土に緩効性肥料を加え、表土は赤玉土細粒、覆土はなし。
発芽するか不明なものの、このまま観察を続ける。