植物好事魔多し

植物を育てる、とある趣味家の備忘録兼管理ノートです。

wild cotton - Ipomoea albivenia

2016-09-24 14:00:00 | Convolvulaceae ヒルガオ科
Ipomoea albiveniaはヒルガオ科の多年草。
英名はwild cotton。
いわゆるコーデックスcaudex。
PlantZAfricaによれば、岩混じりの露頭、開けた森林に自生し、南アフリカ、モザンビーク、ジンバブエに分布。


2014年6月9日播種。
予措として、種皮を傷つけ、一晩に水に浸し、吸水させた。
すでに茎は直径2cm程はある。
成長は早い。




耐寒性が低い印象があるヒルガオ科にしては耐寒性があり、断水、屋内管理で越冬した。
比較的肥料を好むように感じられ、加減しつつ肥培中。

芋ができるアサガオの仲間

2016-09-21 05:00:00 | Convolvulaceae ヒルガオ科
Ipomoea pubescensはヒルガオ科の蔓植物。
夏の風物詩、いわゆる普通のアサガオIpomoea nilとは別種。
2年ほど前に国内で入手、当初不明種だったもののIpomoea pubescensであろうと教えていただいた。
葉の形等からこの同定は正しいと考える。


同じヒルガオ科のサツマイモIpomoea batatas同様、塊根を形成する。
ちなみにサツマイモの花(Wikipedia)もアサガオそっくり。
同じIpomoeaなので当たり前といえば当たり前だが、サツマイモの花はそうそう見る機会はないはず(昔、新聞に載っているのを見た記憶がある)。


Bihrmannによるとメキシコからパラグアイに分布し、花色は青と白とのこと。
我が家の株は青色花。




地下性の塊根。
写真は今年の春の植え替え時のもの。




個人的にヒルガオ科は耐寒性が低いと思っているが、完全断水と室内取り込みで今のところ冬越しできている。
夏場は土の乾き具合を見つつ、普通の草花に近く水やりした方が良いようだ。
比較的水切れに弱い印象。