亀甲竜同様、夏に育つこともあり、冬に育つこともあり、今一つパターンが不明な球根(正確には鱗茎)、蒼角殿
Bowiea volubilis Harv. ex Hook.f.の四態。
個人的には球根より、蔓の方が魅力的だが、うまく写真に写し込めない。
水、肥料とも控えめにした方が身割れや分球がしにくい。
基本的には強健で、蔓が伸びだしたら水やりを始め、枯れ始めたらやめるを繰り返すだけで良い。
まずは一鉢(株)目。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/38/93477f1f40d27dd6e9edfac8de859322.jpg)
鱗茎が萎むほど乾いた状態に水を一気に与えたところ、鱗茎が身割れしてしまった。
その身割れした鱗茎を剥ぎ取り、そのまま軽石のベッドに挿した(置いた)もの。
これは鱗茎挿し、あるいは鱗片挿しと呼ばれる栄養繁殖の一つ。
大きさはパチンコ玉ほど。
二鉢目。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b0/089d1b0249c39b7bdee96f461f37b6a8.jpg)
一鉢目の親株。
我が家では最大の株。
とはいっても大きさはゴルフボールほど。
身割れの影響で小さくなってしまった。
三鉢目。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a4/8311a93d7bf469c1ae11b9cf5485c193.jpg)
2016年7月12日の実生株。
思いのほか発芽がよかった。
鱗茎はマッチの頭二つ分ほど。
四鉢目。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c0/2817db1a31efabb76f5df939b1f84536.jpg)
我が家の古株。
もともとは頂き物で、鱗茎挿し由来と聞いている。
もともとはビー玉ほどの大きさ。
現在はピンポン玉ほど。
管理がよくなく、古株の割に育っていないのはご愛嬌。
同じ株由来だが、片方は蔓がなく、もう片方は蔓が伸びている。