シエスタの午後

秋田にはシエスタがあるんです。
西馬音内盆踊りの踊り子。
(現在子育て中)

旅立つ日

2008年04月26日 | つれづれ
未知の世界だった動物病院へ行ってきました。
患者は「トラ次郎」3歳。

しばらく前から体調が悪く。
毛並みが悪く、エサも上手に食べれてないようで、どんどん痩せていっているような…。
目やにとよだれも気になる。
風貌は、見るも無残な「ノラ猫」




先生の最初のお見立ては猫の「エイズ」「白血病」





口の中が真っ赤に痛んでおり、エサを食べるのもままならなかったようです。
突然そんな病名を聞かされ、やはりショックでした。
検査をしてもしエイズだったら、白血病だったら。
どうしてよいかわからず、無言で母と待合室に座ってました。


幸い、検査結果は陰性!
口の荒れは、細菌かウィルスによるものではないか?とのことで注射をしてもらい。
薬も2種類もらって帰ってきました。

診察代としては、母の春のジャケット代が消えたわけですが(笑)注射をしてもらってからめきめきと具合がよくなり、エサももりもり食べられるようになったのですよ!
毛並みの悪さは口の中が痛いためグルーミングも出来なかったからのようでした。
薬が効いてからは1日中グルーミング。
目やにもよだれもなくなり、なんだかおメメもきらきら~
健康って素晴らしい!!



よかった、本当によかった(泣)




けれども。


やっぱりペットは私たちより先に逝ってしまうんだな~と。




前に飼っていたのは柴犬の「タロウ」
彼は私が幼稚園から大学まで一緒でした。
逝ってしまったときは、悲しかったけれど天寿をまっとうしたのだなと納得できました。
その後も犬を飼おう!と思ったものの巡り合うタイミングもなく。
長く「タロウ」と一緒にいたぶん、他の動物をどうしても「飼いたい!」という強い気持ちがなかったのかもしれません。

そこにひょっこり現れたのが猫。
冬の日、何度外へ出しても、あきらめずにうちの中にはいってきて。
猫は家が荒れるということで(障子を破くし、爪とぎをするなどなど)うちではご法度だったのに。
加えて私は猫アレルギーだ。



それなのに。



今ではトラ次郎のいない生活は考えられません。
猫の魅力にメロメロなのです。

待合室で母がポツリといった「トラ次郎はうちを選んで来たんだからね」





願わくば。



トラ次郎も天寿をまっとうして。


天国へ。


でも、できる限り、ずっと一緒に、いさせて下さい。

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『ミルクとまいにち』
内田彩仍さんの最新本。
13年一緒にいた愛猫ミルクとの思い出。
素敵なお部屋とともにめちゃめちゃ可愛いミルクの写真が満載です。
闘病から最後までの日記が辛すぎてまだ購入できず……(涙)



『天国への階段を』
たまたま拝見したまかりんさんのブログ。
愛猫・パスタの最後の日。
…夜中に読んで、泣きました。これが泣かずにいられようか…。



『旅立つ日』
いつ、どこで聞いてもきっと泣ける。