「ボツネタ」経由。東京新聞の記事です。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007082302043119.html
引用記事によると、今年5月に実施された新司法試験の論文試験・刑事系科目で出題された事例や設問が、同年2月末に開かれた慶應義塾大学の答案練習会で出題された問題と酷似していたそうです。
もっとも、問題を出題していたのは検察官の実務家教員であり、新司法試験の考査委員を務めていたわけではなく、考査委員から試験情報を得た事実も見受けられないということで、法務省は単なる偶然の一致と判断して不問に付したようですが、その的中ぶりに他大学からの教員からは不信の声が挙がっているそうです。
黒猫としては、こうした確証のない疑惑を取り上げるのは好きではなく、この記事も一応取り上げないと「黒猫は試験問題の漏洩を黙認している」などと言われそうなので書くことにしたに過ぎません。
たしかに、論文試験のうち1題についての論点が見事なまでに的中しているというのは不気味ではありますが、令状を取らないビデオ撮影(写真撮影)の適法性と前科を証拠として用いることの可否という論点が当たったという程度では、偶然の一致としてあり得ないほどの話ではなく、試験問題の漏洩と決め付けることまではできないと考えられます。
ただ、問題になったのは既に考査委員を務めた教授による答案練習会実施という不祥事が発覚している慶応義塾大学法科大学院での話であり、一度不信感が定着してしまうと、もはや疑惑の拡大は止まらないという事象の好例といえます。
ただでさえ問題の多い法科大学院・新司法試験制度ですが、こうして不正の温床とのレッテルまで貼られ、非難を浴びながらも漫然と存続させていくつもりなのでしょうか。
もっとも、法科大学院制度の概要は内閣の司法制度改革審議会で決まったことであるため、その方針を変えられるのは内閣か国会しかなく、法務省レベルで勝手にその方針を変えることはできません。よって、法務省に期待できることはほとんど何もないのですが、法科大学院制度は小泉政権時代に決まったことなので、小泉改革の継承者であることだけが取り柄の安倍内閣にも、改善を期待するのは難しそうな気がします。
そうなると、政権交代を期待するしかないのでしょうか・・・?
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007082302043119.html
引用記事によると、今年5月に実施された新司法試験の論文試験・刑事系科目で出題された事例や設問が、同年2月末に開かれた慶應義塾大学の答案練習会で出題された問題と酷似していたそうです。
もっとも、問題を出題していたのは検察官の実務家教員であり、新司法試験の考査委員を務めていたわけではなく、考査委員から試験情報を得た事実も見受けられないということで、法務省は単なる偶然の一致と判断して不問に付したようですが、その的中ぶりに他大学からの教員からは不信の声が挙がっているそうです。
黒猫としては、こうした確証のない疑惑を取り上げるのは好きではなく、この記事も一応取り上げないと「黒猫は試験問題の漏洩を黙認している」などと言われそうなので書くことにしたに過ぎません。
たしかに、論文試験のうち1題についての論点が見事なまでに的中しているというのは不気味ではありますが、令状を取らないビデオ撮影(写真撮影)の適法性と前科を証拠として用いることの可否という論点が当たったという程度では、偶然の一致としてあり得ないほどの話ではなく、試験問題の漏洩と決め付けることまではできないと考えられます。
ただ、問題になったのは既に考査委員を務めた教授による答案練習会実施という不祥事が発覚している慶応義塾大学法科大学院での話であり、一度不信感が定着してしまうと、もはや疑惑の拡大は止まらないという事象の好例といえます。
ただでさえ問題の多い法科大学院・新司法試験制度ですが、こうして不正の温床とのレッテルまで貼られ、非難を浴びながらも漫然と存続させていくつもりなのでしょうか。
もっとも、法科大学院制度の概要は内閣の司法制度改革審議会で決まったことであるため、その方針を変えられるのは内閣か国会しかなく、法務省レベルで勝手にその方針を変えることはできません。よって、法務省に期待できることはほとんど何もないのですが、法科大学院制度は小泉政権時代に決まったことなので、小泉改革の継承者であることだけが取り柄の安倍内閣にも、改善を期待するのは難しそうな気がします。
そうなると、政権交代を期待するしかないのでしょうか・・・?
また、A検察官には、今回の真司法試験が行われる試験会場が何処かという情報を、法務省発表より前に知悉して、それを学生にしゃべっていたという事実があるようです(卒業生からの伝聞ですが)。もし、これが事実ならば、かなり司法試験の内幕に近い人物だったのではないでしょうか?
結婚していてもいなくてもこの業界、コンパの誘いなどは多いですか?
昨年、弁護士の彼と結婚したんですが、
コンパなどの誘いが結構あるようで、何だか心配です(汗)
コンパも付き合いのうちの一つなんでなかなか断れないですよね。
仕事をしている男性なら仕方ないんでしょうか??
なお、個人差はありますが、弁護士業界ではコンパはかなり多いです。もっとも、特に弁護士同士で集まるようなコンパは、色気のあるようなコンパではないので、心配するようなものではないと思いますが。
でも本当に優秀な(中身の出来た)人ならば、慎重に相手を選んでるんでしょうか??
以前のコメントにも「肩書き」や「学歴」で寄ってくる女性は好かないと書いてありましたが^^;
弁護士というのは狙われやすいから気をつけなさいと友人から言われます(涙)
民主党への回答より引用
>(3)A検事は、司法研側から依頼されて勤務時間外に問題作成などに従事したと承知しており、報酬も得ていると理解しているが、勤務時間外の行為なので、公務員の兼業の届出義務などの対象とはならない。
A先生は、確かに指導熱心だったけど、慶應出身ではないし、そこまでする動機がないと思うのですが。
ていうか、そんな非常識な人ではないと信じたいです。
一連の漏洩は、自分にとっての来週の合否に影響を与えてないので、A先生も含め、先生方がほんとにそういう事をやったのなら、何もありがたくないし、もっと私たちの力を信じて欲しかったと思っています。