湯河原の温泉街をバイパスして箱根方面へ上って行くオレンジラインを駆け上がり、隧道をさらに進むとあるのが不動橋です。
片側1車線で、今は湯河原町道ですが、かつては県が運営していた湯河原新道という有料道路だっただけあり、幅が広く線形の良い道路です。
不動橋の諸元は、町道オレンジライン、 橋長66.1m、幅員7.8m、1967(昭和42)年竣工の鋼橋※です。
下を覗いてみますが、緑が濃いです。
橋からの眺めはこんな感じです。
真下を見てみますと、かなり下にかすかに沢の流れが見えます。
けっこう怖いです。
このちょうど真下は、夏目漱石の小説にも出てくる不動滝があります。
箱根寄り、西側の欄干に漢字で橋名の記載があります。
箱根寄り、西側の欄干に漢字で橋名の記載があります。
欄干は、近年改修され、取り替えられています。
そのままサイドを撮りたいけれどもこれが限界です。
山側のサイドも見てみます。
箱根寄り山側の欄干に平仮名で橋名の記載があります。
渡りきって振り返りました。
渡りきった山側のよう壁にこの工区の銘板が取り付けられています。
漱石さんも滝の上にこんな橋がかかるなんて思わなかったでしょうね。地元の人も滝の上に橋があるとは思っていません。滝から見上げても目立たない隠れ橋です。
※湯河原町橋りょう長寿命化修繕計画