土肥の河内と何を得る!

歴史、古いものが好き、道路なんかが好き
土肥の河内と名に負える湯河原真鶴を紹介

吉浜橋【湯河原】

2019-08-20 07:31:21 | 
国道135号線が湯河原町の新崎川を渡る橋が吉浜橋です。

 Google マップ

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神奈川県足柄下郡湯河原町


鉄筋コンクリート下路ロゼ桁構造で、長さ31.6m、幅6m。1951(昭和26)年3月竣工。psコンクリート橋が普及する以前の工法とのことです※。薄い緑で塗られています。長年国道135号線を支えて来ました。写真は、小田原寄りから撮影。右に隣接する橋は、吉浜歩道橋で歩行者専用の橋、左には、真鶴道路の新吉浜橋がかかっています。幅は幹線道路にしては狭く、大型車のすれ違いはギリギリです。
R2.8.14更新





下から見た状況です。


竣工年
吉浜橋の小田原寄りから斜め右に曲がる道が吉浜橋の旧道で、現在の町道本町通り線です。かつて人車鉄道や軽便鉄道も旧道を通っていました。旧道をバイパスする形で吉浜橋や現在の国道135号線が通っています。
橋の建設中に誤って小田原側から車が侵入し、川に突っ込んでしまったことがあったそうです。


熱海寄りから撮影


歩道橋から撮影

※かながわの橋 関野昌丈著 s56年

音無川の3橋【湯河原】

2019-08-09 08:03:37 | 
音無川の音無橋の上流の3本の橋を紹介します。

①丸八橋? 九八橋?


音無橋の上流20mほどのところにあり、写真では緑に埋もれているところです。


橋を渡るとそのまま民家のドアですから、このお宅の私有の橋なのかなと思います。
親柱もあります。さすがに渡るのは自重しましたので、反対の親柱がどうなってるかはわかりません。


右の親柱には、丸八橋?九八橋?と書いてあります。


左の親柱は竣工年月でしょう。大正15年8月。萬盛橋竣工の翌年ですね。


上流側。

②米屋橋
①から20mくらい上流にまた小さな橋があります。




青い鉄の欄干が追加されています。
幅は1m弱
親柱も健在です。


西側、右の親柱。「◯◯やはし」と書いてあります。


西側、左の親柱。竣工年月が昭和6年6月。なかなか古いですね。


橋を渡って東側から撮影。


東側から向かって左の親柱には、竣工年月が同じように書いてありますが、民家にくっついていて上手く撮れませんでした。
右の親柱には漢字で「米屋橋」と書いてあります。


橋を渡って通り抜けたのですが、どうみても民家の軒先ですね。写真の先に橋があります。この橋も私有の橋みたいです。勝手に入ってすいませんでした。
ここのお宅が米屋さんだったとか、屋号が米屋とかが由来なのかなと予想してます。

③無名橋
最後はおまけの無名の橋です。





こちらはれっきとした湯河原町道福浦21号線の橋です。親柱も無し、幅は3mくらい、長さは5.1m※、竣工年は1962年※です。橋の名は無い※。

※出典 湯河原町橋りょう長寿命化修繕計画 平成25年3月 湯河原町

音無橋【湯河原】

2019-08-09 07:31:07 | 
福浦の音無川にかかる萬盛橋の上流10mのところにあるのが音無橋です。
萬盛橋から上流に向かって撮影。小さな橋がかかっています。

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〒259-0311 神奈川県足柄下郡湯河原町福浦465







音無橋です。音無川の名前を冠していますが、こんな小さな橋です。幅は1.5m、長さは4.6m※、湯河原町道福浦17号線※の橋です。


東側の向かって右の親柱には橋名の表示


向かって左の親柱には竣工年が記載されています。竣工は、昭和30年7月。見た目ほど古くはないか。



欄干の様子


西側から撮影。こちらの親柱には、記載は無し。
川に対して斜めにかかっています。


少し上流から撮影。奥の橋は萬盛橋

※出典 湯河原町橋りょう長寿命化修繕計画 平成25年3月 湯河原町

R3.5.4追記

改修を受けてしまいました。

無機質なコンクリートとフェンスになってしまい残念…

親柱は健在です。

なんか別物の橋になってしまいましたが、橋を維持していくにはしょうがないことです。


萬盛橋【湯河原】

2019-08-03 23:47:35 | 
福浦漁港の船揚場から福浦の道祖神に向かう湯河原町道吉浜191号線上の音無川に掛かる橋が萬盛橋です。
〒259-0311 神奈川県足柄下郡湯河原町福浦438

〒259-0311 神奈川県足柄下郡湯河原町福浦438

〒259-0311 神奈川県足柄下郡湯河原町福浦438

〒259-0311 神奈川県足柄下郡湯河原町福浦438



下流の更生橋から撮影


橋を東側から撮影。まず、渡るにも階段を上らないと。歩行者専用です。
右の親柱に萬盛橋の文字が見えます。
左の親柱にも文字が見えますが、読ません。


西側から撮影
しかし見るからに古そうな橋
そのはず、供用開始は1925(大正14)年※、余裕で90年超え。湯河原でずば抜けて古い橋です。幅は3m、長さは5.5m※



海側欄干と山側欄干。コンクリートで補修されています。西側の親柱には何も記載は無し


最後に上流の音無橋から撮影
いいですね~この無理やりな感じ

※出典 湯河原町橋りょう長寿命化修繕計画 平成25年3月 湯河原町

R3.5.4追記

改修を受けたようです。

床のコンクリートを打ち直したほか、亀裂を埋めたりしました。
最低限の改修でよかったです。末長く使って行くということですね。