土肥の河内と何を得る!

歴史、古いものが好き、道路なんかが好き
土肥の河内と名に負える湯河原真鶴を紹介

大平隧道【湯河原】

2022-10-13 13:03:31 | トンネル・ガード
湯河原の温泉街を迂回するバイパスの町道オレンジライン線、通称オレンジラインには、大平隧道と若草山トンネルという2つのトンネルがあります。今回は、海側の大平隧道を紹介します。


海側から撮影。
湯河原町トンネル長寿命化計画によると、延長94.0m,幅員7.6m、1967(昭和42)年完成とのことです。


トンネルの上の厚みはあまりありません。切り通しになってもおかしくなかったと思います。断面はまん丸です。


上部には隧道名と当時の県知事の内山岩太郎知事の名前が記載されています。


トンネル入口脇には照明の制御盤があります。


隧道内は左側に1m弱幅の歩道が追加されており、歩くのも安心です。車道幅は7mくらいあります。


隧道はほぼ直線ですが、山側出口付近がわずかに左へカーブしています。


山側に出てきました。



山側もトンネル上部に同じように隧道名と県知事名が記載されています。

有料道路から一般町道に格下げられましたが有料道路スペックを残しています。

















横捲横断地下道【真鶴】

2021-10-04 20:26:26 | トンネル・ガード
真鶴小学校から真鶴漁港方面へ下っていく階段道路と真鶴半島を一周する県道739号線が交差する場所に県道をくぐる地下道があります。

 Google マップ

Google マップ

〒259-0201 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴720






小学校が近く、県道がカーブしていて見通しが悪いことから設置されているものと思います。
山側から港方向を見ています。


幅は2m以上あります。


左の壁面に銘板がついています。
1972(昭和47)年建造、延長28.2m、幅5m?5mはさすがに無いでしょ。(実は2.5mの2が欠損してる)
ボックスカルバート製


階段は途中で右に曲がっています。


振り返って山側に向けて撮影。


階段下からも振り返って山側に向けて撮影

階段を降りきって港方向を向いて撮影


今度は中間やや港側で山側に振り返って撮影


港側の入口付近の壁面にも銘板がついています。
幅は2.5m。


港側の入口。海に向かう斜面の途中にあるので、こちら側に階段は無いです。
右の階段を上がると、県道に出れます。




上部に名称がついています。


港方向に目をやると、きれいな午前の日差しが港町を照らしています。


今度は県道上から見てみましょう。真上のバス停から港方向を撮影。出っ張っているのが地下道入口の屋根です。


バス停はこんな感じです。


港側のバス停から山側に向かって撮影

子ども達も安全を見守っています。











第三宮下Cb【湯河原】

2020-10-11 16:06:27 | トンネル・ガード
県道75号線を箱根方面へ進み、新幹線を潜ると、右に五所神社、左に明神の楠が見えます。明神の楠の先に新幹線を潜るボックスカルバートが見えます。



真四角の入口に高さ3.0mの表示


横には、名称と東京駅からの距離90k914mの表示。


あれ?中に入った左側の壁の表示には90k916mと記載されており、若干の差があります。


中の様子


振り返って撮影


真ん中に繋ぎ目があり、そこから絶えず水が滴り落ちています。


出口付近の左の壁に作業員が記載したと思われる。距離数が書いてありました。


出口です。こちらも同じ表示があります。長さは30mくらい、幅は5m弱です。

外の様子






旧湯河原新道料金所跡近くのアンダーパス【湯河原】

2020-10-04 13:52:40 | トンネル・ガード
旧湯河原新道、現湯河原町道オレンジライン線の料金所があった場所の少し奥湯河原寄りにオレンジラインの下を通る道路があります。

宮上 · 〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町

宮上 · 〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町

〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町

宮上 · 〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町



これは、旧料金所です。広くなっているのがわかります。右に止まっているクルマの辺りから右に入るとお目当ての箇所です。


23%くらいの急坂の途中にあります。


この部分だけ、広くなっており、幅は7mくらいあると思います。
長さは10mくらいだと思います。


くだって下から見上げてみます。
こちらの方が開口が大きくなりますので、かなりの高さがあります。


電線も壁や天井を這わずに通っています。


横から見た様子。かなりの急勾配にあることがわかります。


上を通るオレンジラインの様子。


オレンジラインから山側を見下ろした様子。


オレンジラインから谷側を見下ろした様子。

城山隧道【湯河原】

2020-09-20 15:50:21 | トンネル・ガード
神奈川県道75号線を箱根方面へ上ると、途中大きなカーブと開けた場所があり、椿台と呼ばれる場所があります。トイレもあり、ライダーが多数休憩しています。ここは、星ケ山、小田原市へつながる白銀林道の起点(終点?)で、源頼朝が平家軍勢から身を隠したとされる「しとどの窟」への入口です。
ここから200m程林道を進むとあるのが城山隧道です。

 Google マップ

Google マップ

神奈川県足柄下郡湯河原町






県道側の坑口。幅は5mくらい、長さ100m弱
細長い断面が鉄道のトンネルのようです。


真上に額辺があります。
現地で気づかなかったですが、小さく何か書いてありますね。
当時の県知事の名前かと思います。


少し入って振り返った様子
常に水の滴る音がしています。


東側の坑口付近の様子。


東側坑口。


額辺が右上に付いています。



左に目を移すと、しとどの窟への入口と灯籠や石仏たち。
後ろに続く林道は、ゲートが閉鎖されていて、この先の林道は一般車両通行出来ません。