土肥の河内と何を得る!

歴史、古いものが好き、道路なんかが好き
土肥の河内と名に負える湯河原真鶴を紹介

千歳橋【湯河原】

2024-04-21 23:37:00 | 
国道135号線が湯河原町と熱海市、神奈川県と静岡県、関東地方と東海地方の境である、千歳川を跨ぐ、国道135号線の橋が千歳橋です。
本州

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上流の湯河原側から撮影

手前のうす緑の橋は、千歳橋側道橋で歩行者用の橋、真ん中の下道アーチと桁橋の2本をくっつけてできている千歳橋、
さらに海側に新しい歩行者用の橋がかかっています。


その前に少し熱海側の上流にコンクリートのカベがあるのがわかります?
旧橋の跡ですね。
湯河原側に痕跡はありません。


では、本題の千歳橋ですが、上流側のアーチの橋が、1964(昭和39)年竣工、長さ35m※、幅約5m。
下流側の桁橋は、1980(昭和55)年竣工、長さ37m、幅3m※です。


さらによく見てみます。




今度は橋の上を見てみます。熱海側の上流側から撮影

湯河原側の下流側から撮影


最後に、旧橋がかかっていたと思われるところから湯河原方面を見てみます。

昔の、この場所に木橋がかかり、人車鉄道み軽便鉄道も走っていたと思うと感慨深いですね。

※全国Q地図











藤木橋【湯河原】

2024-04-10 21:53:45 | 
県道75号線を箱根方面へ、温泉街を進んで左側に曲がる路地にあるのが藤木橋です。

藤木橋 · 〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上

〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上

藤木橋 · 〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上


湯河原町道湯元通り線の橋で、橋長16.7m、幅員7.6m、1967(昭和42)年竣工※です。藤木川を渡ります。写真は、下流側サイドビューです。

左岸の県道側から渡ります。

左岸、下流側には橋名が漢字で記載されています。

上流側の欄干です。

欄干は紫陽花のようなレリーフがはめられています。


また、欄干の真ん中にはこのような金属製のものがはめられていますが、温泉に入る2人の女性が型どられています。


渡りきって振り返り撮影。

こちらには、両側に親柱があります。
上流側は橋名、下流側は河川名がそれぞれ平仮名で記載されています。


下流側西側からのサイドビュー
上路アーチ造りなんですね、


橋の先は湯元通りで、いい雰囲気を醸し出しています


上流側からのサイドビューです。
湯河原町橋りょう長寿命化修繕計画の表紙を飾る橋です。

※湯河原町橋りょう長寿命化修繕計画






不動橋【湯河原】

2024-04-02 07:57:41 | 
湯河原の温泉街をバイパスして箱根方面へ上って行くオレンジラインを駆け上がり、隧道をさらに進むとあるのが不動橋です。

Google マップ

〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上


片側1車線で、今は湯河原町道ですが、かつては県が運営していた湯河原新道という有料道路だっただけあり、幅が広く線形の良い道路です。


不動橋の諸元は、町道オレンジライン、 橋長66.1m、幅員7.8m、1967(昭和42)年竣工の鋼橋※です。
下を覗いてみますが、緑が濃いです。

橋からの眺めはこんな感じです。


真下を見てみますと、かなり下にかすかに沢の流れが見えます。
けっこう怖いです。
このちょうど真下は、夏目漱石の小説にも出てくる不動滝があります。

箱根寄り、西側の欄干に漢字で橋名の記載があります。
欄干は、近年改修され、取り替えられています。


そのままサイドを撮りたいけれどもこれが限界です。

山側のサイドも見てみます。


箱根寄り山側の欄干に平仮名で橋名の記載があります。

渡りきって振り返りました。


渡りきった山側のよう壁にこの工区の銘板が取り付けられています。

漱石さんも滝の上にこんな橋がかかるなんて思わなかったでしょうね。地元の人も滝の上に橋があるとは思っていません。滝から見上げても目立たない隠れ橋です。

※湯河原町橋りょう長寿命化修繕計画