風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

(15)スノーズヒルの雪景色

2005年06月25日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
コッツウォルズ初日の宿は「ニュー・ファーム」。
素朴な焼きたてパンの美味しさとオーナーの親切は生涯忘れることはないだろう。
駅まで送ってくださるという、言葉に甘えて車に乗せてもらった。ものすごいスピードで走るので、あっという間に駅に到着してしまった。


まずはモートン・イン・マーシュのインフォメーションセンターへ。
コッツウォルズの観光パンフレットや地図、絵葉書など無料のものから有料のものまで並んでいる。今日は夕方までに、スノーズヒルのB&Bに行けばいいので、それまでこの街を周遊しようと思ったが、荷物を預けないことには身動きできない。そこで、インフォメーションセンターの女性に荷物を預かってもらえる所を尋ねたが、やはり無いと言われた。個人旅行の難点だが、仕方がないとあきらめた。

今夜の宿のB&Bまでは、タクシで行くことにした。センターの彼女にタクシーを呼んでもらい、娘と2人で乗り込んだ。運転手は陽気な人で、おしゃべりをしながら車を走らせる。「ここのところ急に寒くなって、雪が降り出した」「カッスルクームは羊が多く、この辺は暖かくなるとラベンダーがたくさん咲いてきれいだ」などといろいろ教えてくれた。

しばらく車を走らせ、スノーズヒルの村に着いたが、彼はB&Bの場所が分からないらしく、インフォメーションに電話をして再確認する。雪が静かに降りしきる中、水分を含んだ路面を走る車輪の音だけが響く。絵本の世界に迷い込んだような小さな村=写真=が姿を現した…。その村の中心を通り抜け、雪に覆われた丘陵に目的の宿「シープスコーム」があった。街が見晴らせる素晴らしいロケーションに心が踊った。  (つづく…)
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4 コメント

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こんばんわ♪ (dream)
2005-07-01 21:24:44
冷房を入れながら、雪の景色を見るかぁ・・・

ツアーの便利さもあるけれど自分の足で歩いたほうが、不便だけれど、楽しい思い出になりますね・・・



青山なんか、ここ数年行かないわ。ドンクは昔青山に一軒だけだったけど、最近はチェーン店も増えましたね。お値段も山崎パンの2倍くらいする・・・・フランスパンの噛み締めたときの塩味が、味を決めます
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ユウさん、こんにちは(*^^*) (LEE)
2005-07-02 11:17:06
先日は嬉しいコメントをありがとうございましたっ♪



我が家もエアコン稼働中です^^;すごい暑いです。。

沖縄に住んでいる者にとって、雪景色は憧れですよ~

ホントッ『絵本の世界に迷い込んだような』ですね。。

うっとり眺めてさせてもらってます(*^^*)

ステキな写真を見せて下さってありがとうございますっ!
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Unknown (ユウ)
2005-07-02 21:19:36
ツアー旅行の経験もありますが、ほとんど忘れてしまいました。オリジナルの旅は不便で大変だった分、記憶に残るように思います。いい思い出として…。



そうなんです。フランスパンは塩味が大事なんですよね。いい塩梅っていうくらいですから(?)…いいフランスパンは、何もつけなくても美味しいですよね。私は最近、フランスの塩にオリーブオイル(バージンオイル)をかけたものに、パンをつけて食べるのが気に入っています。
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LEEさんへ (ユウ)
2005-07-02 21:33:04
こんばんわ!

雪の写真、気に入ってもらえてうれしいです!

また、遊びに来てくださいね。



私は、LEEさんの、海や空や雲や花の写真にうっとりです…。

プルメリアの情報、どうもありがとう!

今度訪れた時は、必ず行きます!
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