風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

眼病しらず…草津温泉

2007年04月08日 | 温泉の旅
草津温泉(群馬県)へ行ってきました。
三泊四日の気ままなひとり旅です。
ホテル、ペンション、旅館に一泊ずつ泊まりました。
それぞれに特徴があり、違いがまた面白かったです。

一日目は、ホテルのコテージに泊りました。
ホテルに着いたのは午後八時頃。
チェックインのあと、コテージに案内されました。
夕飯は軽くすませてあるので、温泉に入ることに。
本館のお風呂に行くと、四、五十代の女性一人がいるだけでした。

「どちらからいらしたのですか?」
湯船につかっている女性に声を掛けました。
「近くです」と彼女。
「え?草津ですか?」
「ええ、今日はもらい湯です。ここは知り合いなので」
「そうなんですか。地元ですか。いいですね~。草津の温泉はしょっぱいですね」
「酸が強いからです。目にはいいんですよ。町には眼科がないです」
「え?一軒も?」
「ええ、一時間近く離れたところにはありますが…。そのかわりといっては変ですが、歯医者は三軒ぐらいあるんですよ」
「そうなんですか」
「湯畑あたりは、空気に酸が含まれているんです。草津温泉は殺菌作用が強いんですよ」

草津温泉の泉質は強酸性なので殺菌力が強く、眼病に効くらしいのです。
私は、mokaさんやkururinさんたちのことを思い出しました。
(もうご存知かも知れませんが…)

ですから、温泉は飲めません。
温泉に目をつけると、ちょっと痛いけれど、効くそうです。
強酸性なので、アトピーの人は要注意です。
娘はこの冬、草津温泉にスキーに行った時、肌が弱いほうなので赤くなったと言います。
スキー焼けもあるかも知れませんが…。

草津温泉は、湧出量が日本一だそうです。
「草津よいとこ 一度はお出で~」の歌で有名な草津。
ペンション発祥の地でもあり、その数百以上もあるというのです。
ドイツ人医師ベルツ博士が、草津温泉を世界に紹介したということでした。
草津にはベルツ通りがありました。西の川原には博士の胸像も建っていました。

私はそんな草津がすっかり気に入りました。
一度と言わず、何度でも行きたくなりました。


コメント (31)
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