風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

寒牡丹の気品。

2007年02月03日 | 自然(花 虫 樹etc)
暖かな日、牡丹園に出かけました。
藁ぼっちの中で大輪の寒牡丹が咲いていました。

園の方にお話を伺うと、寒牡丹は温度調節が難しいとのことでした。
冷凍庫に近い温度の冷蔵庫に1年から1年半入れておくのだそうです。
厳冬に開花させるためなのですね。
紅、白、黄、桃、紫など色も種類も豊富で見ごたえがありました。
艶やかな紅色、やさしい薄桃色、華やかな紫色、軽やかな黄色…
それぞれ美しいのですが、私は白い牡丹が一番好き!

美しい女性に例えて…
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
そんな牡丹の花言葉は富貴。

春の牡丹もいいけれど、冬の牡丹は風情があります。
昨年は雪が降り、叙情的でしたが…。
今年は暖冬で、雪がないのがちょっと残念でした。
これから雪を背景に寒牡丹を鑑賞することができるでしょうか…。

昨日のニュースで、地球温暖化が急速に進んでいると報道していました。
世界の海面上昇が予測の上限をも超えて起きていることが分かったといいます。
アジア沿岸の数千人は移住が必要になると、IPCCの第3次報告書は警告しました。
以前から分かっていたことではありますが、深刻な問題です。
地球レベルで、国をあげて取り組まないと大変なことになります。


コメント (10)
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