風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

ん?しょっぱい温泉?

2006年11月22日 | 暮らし
関東最東端の犬吠埼は、日本で一番早く日が昇る場所。
「初日の出が一番早い岬なので、正月は満室になります。10月には予約がほとんどうまってしまいます」と食事を運んできた仲居さん。
元旦の朝、太平洋から昇る朝日を眺めながら食事を楽しむ気分は最高だろう。
なんてったって、「生まれたての…朝」って感じがする。
1年のスタートに相応しいと思えてくるから不思議だ。
人気なのもうなずけるというもの…。

漁港から揚がる新鮮な海の幸の料理をたっぷりいただいた後は、温泉なのだが…。
なにしろ品数が多く、ついつい食べ過ぎてしまった。
しばらく、太平洋を堪能しながら休憩をとることにした。
潮騒に耳を傾けながら、パノラマのような海を眺めていた。

お腹も少し落ち着いたところで、娘と二人で天然露天風呂へ。
犬吠崎に湧く温泉は、海のミネラル分を含んでいるため塩気がある。
しょっぱい温泉なんて初めての体験だったが、悪くはなかった。
潮風を心地よく感じながら天然露天風呂を堪能する。
ぐるりと太平洋が見渡せるのだ。
水平線に目をやり、「地球は丸い」としみじみ実感したのだった。
 
ここの泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化温泉。
効能は、神経痛、関節痛、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、慢性消化器病、冷え性、病後の回復、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病など。

※犬吠崎のホテルの部屋から眺めた太平洋

コメント
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