東京日記
静岡県焼津市と東京秋葉原を拠点に活動する(秋葉原の居住は2018年12月14日まで)IT企業経営者松田敏孝の日記です。





最近はWeb3(ウェブスリー)のことを考えたり、勉強したりすることが多い。

Webが存在する前、インターネット以前からIT業界で仕事をしてきたから、もちろんWeb1、Web2の頃から知っている。Web1の頃は何を発信すればいいのかわかっていなかったし、見てくれる人も少なかった。もちろんスマホはまだ登場していない。それでもあれこれ議論しながらのサイト作りは楽しかった。

 Web2の頃の記憶は鮮明だ。当時は「Web2.0」と呼ぶことが多かった。発信するだけのWebが双方向性を手に入れた。ブログ、SNSが大人気になる。ミクシィで知り合って、オフ会で集まって、ビジネスパートナーに発展するなんてこともあった。その後スマホが登場して、SNSの主役はFacebookや Twitterに代わっていったけど、とにかく広く普及しっていった。

Web2の最初の頃、自分には希望しかなかった。「メディアに頼らなくても情報を発信していける」のと「大多数の人が言っていることは案外正しい」という感覚が新鮮だった。その頃は、Googleで検索することやFacebookに投稿することが、フラットフォーマーたちの「巨大な利益獲得」に貢献することになっていくとは思わなかったし、プラットフォーマーたちが他社を排除したり、買収したりして中央集権的な体質を強めていくとは思っていなかった。利用者が増えることで「1億総警察」みたいな監視社会、窮屈な社会になるとも思っていなかった。

Webの進化で、様々な利便性を作り出してきた実感はあるけど、正直、こういう社会を作り出すために、Webの仕事に携わってきたワケではない、という気持ちもある。

今、Web3の本を読んだり、動画を見たりしているけど、希望に溢れている。Web2の欠点を是正し、中央集権を打破し、もちろん様々な新しいビジネスを生み出していくはず。暗号資産も、NFTも、DAOも楽しみだ。広くいい社会を作るためのテクノロジー進化であってほしい!! 心からそう思っている。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« オープンイノ... 海辺のまちか... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。