四季の喜び

心穏やかに

東京都水道歴史館

2008年07月26日 21時00分54秒 | Weblog
江戸・東京くらしを支える水の道


発掘された江戸上水・平成3年千代田区丸の内の旧都庁舎跡地から発掘されたものです


各種鋳鉄管・水道管のつなぎ目はどうなっているのでしょう。複雑な構造をしてます


上水井戸と木樋・木樋には、角型、丸型、三角型があり、角型が最も広く使用されていた
材料は、松や檜などで、ふたの合わせ目は舟くぎでとめ、
すき間には木の皮をつめて漏水を防いでいました。



江戸長屋と上水井戸の風景や瓶、柄杓、手桶もあります。


右奥の馬水槽はロンドン市から寄贈されたもので、現在新宿駅東口に設置されています。


水道本管・口径2900mm、(日本最大の鋳鉄製の水道管で、羽村取水堰から村山・
山口貯水池までの導水管に使用されています。)2200mm、1800mm、1200mm、800mm



明治31年、淀橋浄水場が通水を開始し、東京の近代水道が誕生し・
その後、東京の水道は関東大震災や戦争、渇水などの困難を乗り越え増大する
水需要に対し拡張を続け、世界有数の規模・内容を誇る水道へと成長しました。
(近代水道とは、浄水場で原水を沈殿、濾過し鉄管にて加圧給水するものです)